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そうだ、「北へ。」行こう

私の北海道旅行の旅行記が中心のブログです。初めての方は「北海道旅行プラン」カテゴリからが見やすいと思います

厚岸町緑のふるさと公園樹海観察塔 (厚岸町)

2008年11月09日 | 道東エリア・観光
国泰寺を出発して、次の目的地は愛冠岬。
ですが、その途中に「厚岸町緑のふるさと公園樹観察塔」という展望塔があるらしいというのを、事前のチェックで情報入手していたので、手元の資料に従って立ち寄ってみました。

駐車場に到着。

隣には「森林センター」という建物もあって、どうやら樹海観察塔という一個独立の施設なのではなくて、塔も含めたここら一帯が

「緑のふるさと公園」という公園みたいですね。
道立自然公園としても指定されているようです。

樹海観察塔は駐車場からすぐの所にありましたので、さっそく登ってみようと思い、いざ塔へ。



下から見上げると凄い迫力です。
期待も高まり、いざ中へ・・・・と思ったのですが


あれ?開かない・・・・
重厚そうな扉は、しっかりとロックされていてビクともしませんでした。
見学可能時間が設定されているらしいので、再度確認。
月曜でも火曜でも無いし、時間も9:30を過ぎていました。時間上は問題ないはず・・・なのに、扉は閉められたまま。
ん~。これは管理者の扉の開け忘れか?

管理棟を探して開けてもらおうかとも思いましたが・・・考えてみたら今日のこの天気だと、どうぜ登っても霧で一面真っ白なだけかなとも思ったので、時間も惜しいし次に愛冠岬へ向かうことにしました。

でも、やっぱりちょっと悔しかったですね。
たとえ他に観光客が居なくても、天候が悪くても俺のようなコアな観光客もいるんだから、せめて決められた時間だけはしっかり守って管理して欲しいなあと思いました。
この点は、厚岸町のイメージに対してマイナスポイントでしたね。
しっかりたのんます。

厚岸町緑のふるさと公園樹海観察塔
厚岸郡厚岸町愛冠5番地(地図
見学可能時間    9:30~15:45(5/1~10/31)
休業日         毎週月・火曜日(5/1~10/31)
             11/1~4/30休業
駐車場         有り        

国泰寺 (厚岸町)

2008年11月07日 | 道東エリア・観光

厚岸大橋を通過して、国泰寺へ。
国泰寺とバラサン岬という、裏手の岬と合わせて厚岸観光十景の一つとして指定されています。
今回は天候も悪いし、時間の関係上、バラサン岬はパスでとりあえず国泰寺へ

国泰寺に関しては
「国泰寺は、江戸時代後期にロシアの南下・場所請負人制度の弊害など北辺の危機が叫ばれる中で、箱館奉行の願い出により文化元年(1804)に設置が決定された蝦夷三官寺のひとつです。
 現存する建物はほとんど後代に改修されていますが、境内は江戸時代のたたずまいを伝えており、蝦夷地における特異な歴史的役割を果たした重要な寺として、裏手のアイカップを含む約130,000m2が指定されています。
 国泰寺には、初代住職から約60年間書き継がれた寺務日誌の「日鑑記」等が残されています。 」
ということだそうです。(厚岸町ホームページ内、まちづくり推進課のページより抜粋)


歴史を感じさせる門ですね。
中に入って歩いていくと


建物が見てきました。
あれが国泰寺でしょう。


到着しました。国泰寺です。
でも・・・・・なんだか閉まってますね。
近寄ってみても、鍵がしまっていて完全にクローズ状態。
どうやら営業時間(?)外だったらしいです。
まあ、歴史ある建物を眺めただけでも良しとしようかな?とは言っても、かなり改修が加えられて当時そのままでは無いらしいですけど・・・

また、ここは古来桜の名所の一つでもあるということで、桜の季節には境内の桜がとても綺麗なのだそうです。

国泰寺
厚岸郡厚岸町湾月町1丁目15(地図
見学自由  (拝観不可の時間等は不明・・情報募集中)
駐車場    有り


厚岸大橋 (厚岸町)

2008年11月05日 | 道東エリア・観光
道の駅「厚岸グルメパーク」を出発して次を目指しますが、ちょうど通り道にもなっている厚岸大橋を通過しました。

ここは厚岸湖の西端の海との境目を南北に結ぶ厚岸町の交通の要所であるとともに、厚岸町のシンボルのひとつともされていて、この厚岸大橋と、厚岸大橋から望む厚岸湖に浮かぶ牡蠣島は厚岸観光十景の一つとして指定されています。
ちょうど、ルート上だったので見ていこうと思っていたのですが・・・・


こちらが北側からの入り口になります。
辺りは相変わらず濃い霧に包まれています。


橋の上を走っていても霧の晴れる様子は全くなくて・・・


厚岸大橋から望む厚岸湖も真っ白な霧の中でした・・・残念。

この厚岸大橋は、北海道発の海上橋として昭和47年に完成したそうで全長は456.5メートル、その前まではフェリーが運行されていたそうです。

厚岸大橋
厚岸郡厚岸町字港町(地図
見学自由

あっけし望洋台 (厚岸町)

2008年11月01日 | 道東エリア・観光

旅行2日目。
ここからいよいよ本格的に北海道旅行の始まり・・・なのですが、朝起きて外を見てみると、生憎の空模様。
岬巡りと決めたこの日に限って、またしても悪天候の中の旅となってしまいました。
宿泊している宿が全て同じ所で有れば、釧路市内の観光に切り替えることもできるんですけど、この日は中標津まで行ってそこで宿を取ってましたので、行くしかありません。
なので、とりあえず出発してみることにしました。

まずは、毎度の日産レンタカーへ。

今回も日産のノートを借りました。
すでに何回も借りてる車なので、この車にもかなり慣れた感じがします。

釧路を出発して一路厚岸町へ。
しかし、釧路から厚岸町へ向かう道中、雨どころか途中からは霧も発生して、徐々に視界も悪くなってきました。
なんだか、嫌な予感がしてきたのですが・・・・そうしているうちに、この日の最初のスポット「あっけし望洋台」に到着です。


見事に霧に包まれていますね~。


厚岸町の玄関口にあたるここあっけし望洋台には、厚岸町の大きな案内掲示板がありました。
展望台の方へ登ってみると・・・

想像はしていたのですが




見えるのは、辺り一面霧の立ちこめた真っ白な景色のみ・・・・
いきなり先行き不安なスタートとなってしまいましたが、とりあえずトイレ休憩して次へ向かうことにしました。

まあ、後日リベンジすることになるんですけど、この時は本当にショックでしたね~。
その様子は、また後日改めて。

ちなみに、ここあっけし望洋台は「厚岸観光10景」の一つとなっています。
釧路~根室間の国道44号は総延長123㎞で、当時はその間に駐車場もトイレも無く、ドライバーにとっては結構大変な道のりだったみたいです。
そこで、厚岸町では海岸眺望の美しいこの場所に、展望施設とトイレも備えた駐車場を設置してできたのがここ厚岸望洋台だということだそうです。


あっけし望洋台
厚岸郡厚岸町門静1丁目(地図
見学自由
駐車場    大型車10台
         普通車45台


釧路駅 (釧路市)

2008年08月20日 | 道東エリア・観光
旭川を出発し、稚内、市利尻島、網走、知床、北見と回って、最後は釧路までの7泊8日間の長旅となりましたが、この旅行もこれにて終了です。
この旅行に関しては昨年の2007年11月から更新してきましたので、約10ヶ月間の間俺の回ったルートに沿ってスポットを紹介してきたわけですが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
普通に読み物としての旅行記として読んでくれた方、実際の北海道旅行の参考にと思って見てくれた方、どのような形であれ読んでくださった皆様に感謝です。

特に観光スポットというわけでもないのですが、取り敢えず今まで駅等も紹介してきていたので、最後に釧路駅を。


和商市場で勝手丼を堪能してから釧路駅へ。
ここから列車で青森へ帰るわけですが、移動時間約10時間の最後の長旅が待っています。
それにしても、この日は凄く良い天気。なにも列車移動の日にこんなに晴れなくても・・・もう2~3日ずれてたらなあ。と思わずにはいられませんでしたが、まあ天気ばかりはどうしようも無いですからね。


結構立派な大きな建物ですが、駅部分は1階部分のみで、他の階にはJRの関連企業などが入っている模様。
一部は貸しフロアにもなっているようですね。
地下には釧路ステーションデパートが入っていたそうなのですが、現在は閉鎖されているとのこと。あれば、ちょっとした時間潰しにも良かったのですが、残念です。


駅の隣には教会のような建物もあり・・・おそらく見たまま教会だと思いますが(笑)

噴水なんかもありました。

そうこうしている内に、列車の発車時間が近づいてきたので列車に乗るため駅へ。
11時台出発の列車にのり、南千歳、函館で乗り換え青森に着いたのは午後9時少し前。釧路って遠いんだなあと、列車に乗って改めて実感しました。

釧路駅
釧路市北大通14丁目(地図

釧路市湿原展望台 (釧路市)

2008年08月12日 | 道東エリア・観光

道の駅阿寒丹頂の里を出発して、次は釧路湿原へ。
釧路湿原と一言で言っても、湿原自体は立ち入り禁止区域として指定されていますし、そもそも人の手の着かない広大な土地が広がっている場所ですから、その釧路湿原を見るスポットとなると、その場所も必然的に限られてきます。

釧路湿原を見るための展望台等が数ヶ所あるのですが、今回はルート上「釧路市湿原展望台」へ立ち寄ってみました。ちょうど、道の駅阿寒丹頂の里~釧路市街へ行く途中になります。

釧路市湿原展望台へ到着。
まずは駐車場へ。

駐車場は広々としていて、整備されていました。駐車場への駐車は無料みたいですね。特に料金は徴収されませんでした。
駐車場から階段を上ってすぐ隣に

釧路市湿原展望台があります。
ここは建築設計家の「毛綱毅曠」さんの設計により、湿原に群生する「ヤチボウズ」をモチーフとした、古風な西欧の城を思わせる建物であるとのことで、昭和59年にオープンしたのだそうです。
中は、メインの展望台の他、釧路湿原に関わる様々なものを展示・紹介しているらしいのですが、今回は開館時間の関係上、時間的に微妙であることもあったし(開館時間は18:00まで)また、ここから通じる遊歩道を通っていくと「サテライト展望台」という場所があって、そこはより近くでダイレクトに釧路湿原を一望できるらしいとのことから、そちらへ向かってみることにしました。
尚、遊歩道散策は無料。展望台には入館料がかかります。
なので、今回は釧路市湿原展望台の紹介ですけど、展望台自体には入ってません(笑)そこから続く遊歩道散策がメインとなりました。


「釧路湿原探勝路」と書かれた案内板があり、ここから遊歩道となっています。


ここはもう、釧路湿原の一部なのですね。辺りはもの凄いことになっています。まさに手つかずの自然という感じです。
木道を踏み外すと大変なことになりそうです。
ただ、きちんとした木道が整備されていたおかげで、比較的歩きやすく軽装でも十分に散策することが可能になっていました。
このような道をしばらく進むと


サテライト展望台に到着です。


この先には釧路湿原が広がっているわけですね。










・・・凄い!
ここはどこの外国ですか?

眼前に広がる見渡す限りの湿原地帯。
北海道に来てから、日本離れした風景は沢山見てきたけど、ここもまた凄かったですね。日本にこんな場所があったなんて・・・と、まさにそんな感じです。
これがあるから北海道旅行はやめられない。

こうやって眺めていると、あの向こうはどうなっているんだろうか?と凄く興味をそそられますけど、行けないからこそ、人の手が入らないからこその自然がこうして残っているんでしょう。
それに、湿原ってくらいだから、無理矢理入っていくときっと大変な事になるでしょうね。なんか、凄い危険な生物とかも生息してそうだし(笑)

ともあれ、天気も良くて釧路湿原の眺めも一望出来て満足でした。

釧路市湿原展望台
釧路市北斗6-11(地図
休館日    年末年始(12/31~1/3)
開館時間   8:30~18:00(5月~10月)
         9:00~17:00(11月~4月)
入館料    大人    400円
        高校生   210円
        小中学生  100円
駐車場    無料
遊歩道散策  見学自由


阿寒湖 (釧路市)

2008年07月29日 | 道東エリア・観光
折角阿寒湖まで来たのですから、阿寒湖についても紹介しておきます。

阿寒湖は、ボッケ等にも見られるように、火山活動によって出来たカルデラ湖で、湖全体が阿寒国立公園の中に含まれています。
摩周湖や屈斜路湖と並ぶ道東を代表する観光スポットの一つですね。

阿寒湖で有名なのはなんと言ってもマリモですね。
マリモというと、緑色の丸い球状のものを想像すると思われますが、実はその球状体を構成する細い繊維(糸状体)がマリモの個体の単位なのだそうです。なので、丸い球状体のマリモは、実はマリモの集合体ということになるんですね。
マリモは阿寒湖だけでなく、日本の他の湖でも生息が確認されているそうですが、マリモと言ってすぐに想像する球状体の丸い形となったマリモを形成しているのは、ここ阿寒湖に生息するマリモだけなのだそうです。
そのため、阿寒湖に生息するこのマリモだけは特別天然記念物として指定されているとこのとでした。
当然採っちゃいけません。
お土産屋で売られているマリモは、釧路湿原公園内のシラルトロ湖という所で採れたマリモを人工的に丸めただけのものだそうです(ウィキペディアより)

阿寒湖のマリモが何故丸くなるのかは、おそらく風が関係しているのではないか?とのことで、風や水流の関係で、それにより転がり続けることで丸い形を形成しているのだと言われています。
転がることをやめてしまったら、マリモはあの丸い形を維持できなくなるのだそうです。
ローリングストーン・・・転がり続ける石に苔は生えない。と言うのとなんだか通じる部分がありますね。

他にも、ベニサケの湖沼陸封型であるヒメマスも生息しており、冬になるとワカサギ釣りやスノーモービル、スケート等のウィンタースポーツも盛んであるとのこと。
また、ラムサール条約登録湿地でもあり、野鳥観察も盛んであるそうです。

最後にその阿寒湖の写真を




このように静かで、周囲を囲まれた湖畔もありますが


観光地として整備され、お土産品店や温泉などが立ち並ぶ地区もあり、様々な顔が見られます。

阿寒湖
釧路市阿寒町阿寒湖温泉(地図
見学自由
駐車場    観光客用の有料P有り

ボッケ (釧路市)

2008年07月27日 | 道東エリア・観光

次は阿寒湖の東側へ。
駐車場に車を止め、ボッケへ向かいます。
阿寒湖畔には他にも様々な観光スポットが点在しているのですが、それら全てを回って歩くとなると一日掛かりになりそうですので、今回はポイントを絞ってアイヌコタンとボッケを見ることにしました。

駐車場からボッケまでは、遊歩道をしばらく歩いて行くことになります。

阿寒湖自然探勝路ということで、当たりは自然が沢山です。
森林浴にも良い場所ですね。

木々の間からの木漏れ日が気持ちいいです。

そして歩くことしばらく

ボッケに到着しました。

さて、ここまでボッケボッケ言ってきましたが(笑)果たして、そのボッケとはと言うと
「火山活動により発生した硫気ガスや水蒸気が、熱い泥とともに吹き出している泥火山です。ボッケとはアイヌ後で「煮え立つ」という意味です。」
と、案内板にありました。
ここ、なにげに火山なんですね。

さて、そのボッケを覗いてみましょう

おお~!本当に何か吹き出してる。

拡大


ボコボコと吹き出すときの音まで聞こえてきました。
聞きようによっては「ボッケ、ボッケ」って聞こえないことも無いですね。
一応ボッケの語源はアイヌ語からということでしたが、この吹き出す様子からボッケと名が付いたと言われても納得しそうな感じでしたよ。

ボッケ
釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1-1(地図
見学自由
駐車場    無し(遊歩道を通って徒歩でのみ)


阿寒湖アイヌコタン (釧路市)

2008年07月25日 | 道東エリア・観光

阿寒湖へ到着しました。
阿寒湖と一言で言っても、ここもまた広くて湖畔には様々なスポットが点在しています。
まず最初に向かったのは「阿寒湖アイヌコタン」という、お土産品店街とでも言うのでしょうか?そのような観光スポットです。


このように、坂になった道の両側に、アイヌの工芸品を中心とした手作りの様々なアクセサリー類等のお土産品店が立ち並んでいました。
それぞれのお店にそれぞれの個性があって、店先を眺めて歩くだけでも楽しかったですね。
また、なにやら「ビョ~ン、ビョ~ン」という独特の音(音楽?)が流れていたのですが、どうやらこれは「ムックリ」と呼ばれる、民族楽器の音色なのだそうです。
どういう音かというと・・・・

こんな感じ(←公式サイトへリンクです、バックグラウンドで流れてます)

坂の上の方まで歩いていくと

大きな鳥居と、オンネチセという建物がありました。
ここでは、無形民俗文化財にも指定されている「アイヌ古式舞踊」や「イオマンテ劇」などアイヌの独特な文化にも触れることができるみたいです。
しかし、今回はそれらをゆっくりと観賞している時間的余裕が無かったため、観賞は断念。
時間のあるときにじっくりとみてみたいものですね。

阿寒湖アイヌコタン
釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目7番19号(地図
見学自由
お店の営業時間等は各店舗により異なる
駐車場    有り
ホームページ→こちら


摩周第1展望台 (弟子屈町)

2008年07月21日 | 道東エリア・観光

摩周第3展望台から約3㎞で摩周第1展望台へ到着。
車だとすぐです。

こちらは、摩周第3展望台とは正反対の様相で、広い駐車場やレストハウス、お土産店等が整備されて観光地化が進んでいます。
駐車場も有料で、入るときに料金を徴収されました。


駐車場に隣接して

観光案内、食事、お土産店の入った建物もあります。
また建物の屋上は展望台となっていました。


摩周第3展望台に比べて、やっぱり観光客の姿も多かったです。
摩周第1展望台から眺めた摩周湖

まあ、ここからの眺めも十分に素晴らしいのですけど、先に第3展望台に行ってしまったので、どうしても比べてしまうのは人の性というものでしょうか。
やっぱり、初めて摩周湖に行くのは、ちょっと遠回りになっても先にこちらから攻めて第3展望台へ行くことをオススメします。

さて、摩周湖と言えば「霧の摩周湖」として有名ですが、美幌峠の時点では「絶対に霧の摩周湖だな」と思っていたんですが、まさかこんなに晴れるとは。
これは嬉しい誤算ですけど、摩周湖の売りが「霧」という、その売りを見れないというのも、ちょっとだけ残念な気持ちもしないでもないです。まあ、どちらかしか見れないのだから贅沢な悩みですけど(笑)
ただ、第3展望台からのあの一望は、晴れてて良かったと心からそう思えますけどね。

摩周湖の中にポツンと浮かぶ小さな中島は「カムイシュ島」と呼ばれている島です。
カムイシュとはアイヌ語の「カムイ(神)」と「シュ(老婆)」意味で、この島に纏わる次のような伝説があるそうです

「宗谷のコタン(アイヌの集落)同士がイヨマンテ(熊祭)の夜に争い、一方のコタンは敗れほとんどが殺されてしまう。敗れたコタンの老婆とその孫は命からがら逃げるが、逃げる道中で孫がはぐれてしまう。老婆は孫を探しながらさまようが見つからず、カムイトー(摩周湖)付近までたどり着く。老婆はカムイヌプリ(摩周岳)に一夜の休息を請い、許される。が、悲嘆にくれ疲労困憊した老婆はそこから動けず来る日も来る日もそこで孫を待ち続け、とうとうカムイシュ島になってしまった。いまでも、摩周湖に誰かが近付くと老婆は孫が現れたかと喜び、うれし涙を流す。この涙が雨であり霧であり吹雪なのである。」(ウィキペディアより抜粋)

なんとも哀しい伝説ですね。
でも、なんとなく摩周湖にはこの、神秘的なもの悲しさが似合っているようにも思えますね。

摩周湖を一望した後は、とりあえず建物の中へ

中は広々としていて、沢山のお土産品などが販売されていました。
第3展望台にはお店等は皆無ですので、摩周湖関連のお土産はここで買うのが良いと思います。

摩周第1展望台
上川郡弟子屈町国有林内(地図
施設定休日     無休
施設営業時間    8:00~18:00(冬期間は~17:00)
見学自由
駐車場        有り(有料)
電話番号       015-482-1530