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ゲーム攻略、読書感想文など。

ゲーム【ヴァルキリープロファイル2】その7

2006年07月17日 12時59分54秒 | ゲーム雑記
今回はサーマ砂漠とスルス火山洞窟の攻略。

【ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア-】PS2

サーバ砂漠はただの通り道。エインフェリアのディーンが仲間になった。
スルス火山洞窟はけっこう広く、しかも谷間の溶岩帯に落ちるとダメージを受けるというけっこうデンジャラスなステージ。このダンジョンではエインフェリアを2人仲間にできるのだが、アルカナしか見つからず。
ダンジョン内の敵は火炎系攻撃がメインのやつばかりで台座には火系攻撃が1.5倍になる封印石炎の加護が置いてあるので、これをとっぱらう。
最後の方で氷の塊みたいなのを破壊するとダンジョン内の溶岩が固まる場所がある。
ボスのエヴォルブは2連戦。最初の戦いでシルメリア以外死んだりしてピンチになったが逃げ回りながらどうにか倒した。2戦目も逃げ回りながらどうにか倒す。

とりあえずここまで。

【マンガ100選】その14 加治隆介の議

2006年07月12日 03時04分00秒 | マンガ100選
本格政治マンガ。
加治隆介の議(17)

『加治隆介の議』
作者:弘兼憲史

ストーリー:
与党・民政党の国会議員・加治元春を父に、その秘書を兄に持つ加治隆介は商社マンで妻と息子がいる。ある晩、兄が居眠り運転で事故を起こし、同乗していた父は即死。兄も死んだ。この死に疑問を持った隆介は国会議員になり、父の理想を受け継ごうと決意する。だが地元利益優先ではなく、国益優先の公約をかかげる加治は民政党の公認を受けることができず、父の元秘書で公認を受けた谷崎健吾と対決することになった。隆介にとって初めての選挙戦は熾烈を極めた。だが加治は落選。ショックを隠せない加治だったが、当選した候補者の一名が急死したため繰り上がりで当選することができた。
加治隆介の議(9)
国会議員となった加治は超党派の政治改革を目指すグループ青嵐会を結成。その背後には大物政治家浅海恒太郎がいた。その後民政党から離れ、連立政権を樹立させた加治は外務省政務次官として活躍。そのさなか、加治は父の死の黒幕は大物政治家・鳩村がからんでいることをつきとめ、辞職に追い込む。二大政党制が始まり、防衛庁長官として国防問題に取り組む。何度も政治家として危機に立たされ、東南アジアではゲリラに捕らえられ、その間に日本では本人不在のまま選挙が始まってしまい当選するという離れ業までおきた。
加治隆介の議(19)
最終的に加治は総理大臣に就任する。

感想:
例によって細かいところは全然覚えてない。このマンガの魅力は加治がグローバルな視点に立って次々と政界に新風を送り込んでいくところや、とんとん拍子に出生していくサクセスにある。特に北朝鮮や中国とのやりとりは読んでて気持ちよくなるくらい言いたいことをずけずけ言ってくれる。
加治の基本的な考えとしては国連が世界を主導し、世界中から武力がなくなるまでみんなで集団自衛をしていこうというもの。そのためなら日本も自衛隊の派兵を認めると言っている。現実的な発想であり、ここまでポジティブに政治を捉える意見も珍しい。
加治隆介の議(20)
加治が初当選した直後は政治家の一日的な話があったりして退屈したが、その後は外交・国防などで斬新な意見が出てきていて、政治問題の入門書としても最適。

ゲーム【ヴァルキリープロファイル2】その6

2006年07月11日 03時38分14秒 | ゲーム雑記
今回はトゥルゲン鉱山、アウドゥーラ水上神殿の攻略とカルスタッドまで。

【PS2】ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア 日本版

先にアウドゥーラ水上神殿の攻略だが、このダンジョンは一番奥の階層の上の通路にある石を動かして水路をせき止めないと先に進めない。ただ往復が非常にめんどくさかった。エインフェリアはカノンとフィレスが加わった。フィレスはセレスと一緒に戦闘に参加させると会話が発生。どうでもいいが前作と違って今回はエインフェリアの背景が適当すぎ。
非常にとりづらい宝箱や封印石などがあった。ボスのクラーケンはまず背後に回って水門をぶっ壊す。そしたらやっと戦闘に入れる。ただしその前に台座においてある氷の加護を回収しておかないと厄介なことになる。しかもダンジョン内のモンスターはみんな氷系の攻撃をしてくるので最初は厄介。クラーケン自体は例によって力攻めで倒した。

続いてカルスタッドの町へ。ここでは特にイベントはなく、とりあえず武器防具を揃える。

トゥルゲン鉱山なんだが、ここに登場する敵・ミラージュワスプが非常に厄介。普通の攻撃は全然歯が立たない。確実にダメージを与えられるのは弓だけなので、このダンジョンでは弓×3と魔導士のパーティーで攻略した。平均レベルが16くらいあったのでこれで全然楽勝。このダンジョンでは最初から台座に早鐘の加護とうい封印石がおかれているせいで、必ず敵に先制攻撃をされてしまう。なので、まずは鍵を入手して、それから台座の前の扉を開ける。その向こうにはすぐボスがいる。
ボスはクイーンワスプというやつなんだが、例によって力攻め。
このダンジョン内の戦闘ステージは非常に道が入り組んでいて袋小路もあったりするので移動がかなりめんどくさい。

とりあえず今日はここまで。

読書感想文【隠蔽捜査】

2006年07月10日 18時48分03秒 | 読書感想文
なかなか読ませる警察小説。

隠蔽捜査

ストーリー:
警察庁総務課の竜崎は自他ともに認めるエリート警察官僚。自分の職務の遂行に妥協を許さず日々の激務をこなしている。出世して自分の権限を広げるため、そして国と国民に奉仕するために上を目指している。
ある日綾瀬署管内で殺人事件が発生した。被害者は暴力団組員で、かつて残酷な犯罪を犯した経歴があったが少年犯罪であったため軽い刑罰で済んだ過去を持っている男だった。竜崎の小学校時代の同級生で警視庁刑事部長の伊丹は、この事件が凶器が銃であることを理由に、暴力団同士の抗争だと判断した。
しかし数日後に埼玉県内で発生した殺人事件の被害者が、最初の事件の被害者と同じく、過去に一緒に犯罪を犯した者であったため、2つの事件の関連性が濃厚となった。しかも2つの事件で使われた銃は同じとの鑑識結果まででた。
そんな折、竜崎の長男・邦彦が自宅で麻薬を使っているところを発見してしまった。警察官僚の身内が麻薬を使っているのが知れたら竜崎の考課に思い切りひびく。悩む竜崎は仕事も手につかなくなってしまう。
事件はさらに第3の殺人事件まで起きた。大田区の平和島公園で会社員が殺された。実は被害者はかつてホームレスを殺した前科をもっていた。3つの事件の被害者は全員少年時代に犯罪を犯し、しかも短期間で刑期を終えた者たちだった。
竜崎はこの3つの事件の犯人像を見破り、伊丹に告げると、伊丹たち現場の人間も同じ犯人像を想定していることがわかった。犯人は現職警察官――。かつてない警察のスキャンダルになることは明白だった。悩む伊丹に竜崎は真実を公開するよう忠告。が、邦彦の件を相談すると、伊丹は即座にもみ消すようアドバイスをした。
そして警察庁上層部は事件を迷宮入りにし、警察組織を守ろうとする。それに対し真っ向から反対する竜崎。だが、息子の邦彦の件をもみ消しにすれば自分のやっていることは矛盾する。悩む竜崎の決断は…。

感想:
警察小説というとどうしても横山秀夫と比べてしまうのだが、この作品は十分期待に応えるおもしろさだった。竜崎の一途なまでの奉公精神は新宿鮫に通じるものがあるのだが、読んでいてこの男の正論は痛快。またクライマックスでの、部下の谷岡との会話も感動したし、竜崎の決断に対する妻の反応もナイス。爽やかな読後感は横山秀夫の小説にはなかなかない。

【マンガ100選】その13 アルファゾーン

2006年07月08日 02時31分22秒 | マンガ100選
今やどこを探しても手に入らない幻のSFコミック。
毎回楽天アフィリエイトのリンクを貼ってるのだが、今回は見つからなかった。
とりあえずうろ覚えのストーリーを書いてみるか。

『アルファゾーン』
作者:永井幸二郎

ストーリー:
近未来の日本。刑事の黒姫沙機は謎の連続殺人事件の調査を命じられる。不思議なことに最初の被害者を殺した形跡のある人物が次の被害者であり、それを殺した形跡のある人物はさらにその次の被害者であった。実はこれはプロトαとよばれる人為的に作り出された生物の仕業だった。プロトαは対象者の脳を捕食することで、その人物の技能を取り込むことができるのであった。プロトαの能力はますます上がっていき、誰にも止められなくなっていた。が、その裏にはアメリカの製薬会社が糸を引いていた。実はプロトαは、アルファ・ニューラル・コミュニケーションという人類の新しいコミュニケーション能力の開発のために作り出された生物だった。
α退治のため宇宙基地まで乗り込む黒姫たち。が、そこでもαを倒すことはできなかった。しかも黒姫自身も実はαと同じ生物であることが発覚した。
惹かれあう黒姫とα。かつての同僚を殺してαと手を組んだ黒姫だったが、最後は一斉射撃により黒姫は死ぬ。しかしαは最後まで生き延びて…。

感想:
思いっきりはしょった感想なので、これだけじゃこの作品の魅力はわからないだろう・・・(当たり前か)。このマンガの魅力は主人公の黒姫でもαでもなく、近未来の様々な設定や相模やヒロコなどの脇役が際立っていることだと思っている。黒姫自身は感情が欠落していて、逆にそれがコンピューターのような冷静なキャラということにつながっているのだが、まぁこれはこれでよし。
4巻でαの刺客としてヒロコが出てきてからが面白くなった。
最後は悲惨な終わり方であまり納得いかなかったが、作者の作った近未来の世界観は別のマンガで踏襲してほしいと思っている。
かつてこのマンガは全6巻中、3巻分まで月刊マガジンに連載しており、そのときに3巻までは集めていたのだが、気がつくと連載終了。しかも単行本がどこにいっても手に入らず都内の書店、古本屋をまわりまくった記憶がある。4,5,6を順番に見つけるたびに喜んだものだ。