磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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063 セクハラは意志が弱い!

2008年01月10日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


三、なんて! すてきな世界




063 セクハラは意志が弱い!


「あの、茜さんは女性でごじゃりますね……。それなのに、そんなことをいうのでありんすね。向こうの世界はすばらしいのかもしれないでごじゃりますう……」

「そうかしら、男性と女性が入れ替わっただけのことよ。たいした違いはないのよ」

「そうなの……。でも、わたし、女性に生まれたかったでごじゃりまするう……」

「どうして?」

「わたしがオカネお嬢様に助けてもらわなかったら、解雇されていたでごじゃります。それは、男性ということもあるのでありんす。ここはアメリカじゃないのでごじゃります」

「あなた、アメリカに行ったらよかったのに……」

「でも、アメリカは治安が悪くって、男性にとっては恐怖でごじゃりまするうー。今はだいぶアメリカはよくなって、日本がひどくなってきているけど……。石原都知事は福島総理が悪い! と怒っているでありんす!」

「レイプ……。女性が男性に……」

「そうよ、決まっているでありんす!」

茜は手をたたいて、笑った。

「何を笑うのでありんす!、笑いごとじゃごじゃりませぬ……」

オカネスキーは真剣に怒っていた。

茜はそれに気づいて、オカネスキーはこちらの世界では、向こうの世界の女性の立場にいることを実感した。

しかし、男性が女性にレイプされているなんて、今まで考えたことも茜にはなかった。

「女性はこわいものでありんすうー!」

オカネスキーは茜を非難する大きな声をあげた。

しかし、強い女性もいれば弱い男性もいる……。逆もまた同様……。

「わたしの友達に女性恐怖症の男がいるわ、何かと言えば“オッカネー”というお笑い男よ。この世界にもいるのね」

「あなたの世界にも女性恐怖症の男がいるのでありんすね!」

「でも、ちょっと感じが違うわね。彼だけなのよ」

「そうでしょう。そうでなかったら、今までの話が嘘みたいに思えまする……。こっちの世界にも少数だけど、男性恐怖症の女性はいるわよ。でも、それは別の意味よ。でも、セクハラってことは女性が男性にすること、あっちの世界でもあるのよ」

「セクハラって、強いからするのじゃないわよ、それは意思が弱いから社会的地位を悪用するのよ」








閑話休題

薬害肝炎訴訟も、

被害者にオカネがいったのは

いいことだと思います。

それは被害者にとって、

当然の権利でしょう……。

しかし、またも、

誰の責任でもないのですか?

これでは、いつものことが続くだけですね。

国民はまたも、これらの癒着体制に、

大切な血税を吸い取られたのですね!












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