磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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064 知らず知らずに…

2008年01月11日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


三、なんて! すてきな世界




064 知らず知らずに…


「それは、そうでごじゃります……。本当に強い人はそんなことはしないでありんすー」

オカネスキーと茜は笑った。

ふたりの意見があったからだ。

男であろうと女であろうと犯罪は犯罪なのだし、不道徳は不道徳なのだ。

これはこっちの世界もわたしの世界も同じ。
--犯罪を好まない善良な市民とはどこでも同じだろうと思う。

「意思薄弱の人間がセクハラなんてするのよ」

「そうよね、そんなのタコでごじゃりまするう~♪」

「オカネスキーといると、まるで同性といるみたいだわ」

「わたしもよ、オカネお嬢様!」

何だか、わからない幸せな感じになった。

どうしてかしら、意思が通じ合ったからじゃないかしら?

--それが大切なのよ。
男とか女とかも、こういう感じが大切なのよね。

でも、恋人がオカマだったら、どんな気持ちになるのかしら。

オカマが恋人になってくれるのしから?

「わたしたち、すてきな男性とはこんな男性とか」

「ぎゃくに、すてきな女性とはこんな女性とか」

「そんなこと知らず知らず教えこまれているのだわね」

「知らず知らず、その少年マンガを読んでいることは、遊びといっても、何の影響がないということじゃないのよね」

「そうよね、美少年にあこがれる」

「こちらの世界では美少女にあこがれる」

「それなのに、わたしたちは意識なんてしてない。それが当たり前のことだと思っているのだわ」

「そう、知らず知らず、テレビを見ているあいだにも、そんな考えは植えこまれているのだわ」

「でも、それで幸せになったのかしら」

「幸せ、幸せってことが大切なことなのに」

「わたしたち、幸せについてあまりにも考えていないかもしれないわね」

「そうかも……、そうでしょうね。美少年が幸せになるとは限らない」

「美少女が幸せになるとは限らないわ」








閑話休題

知らず知らずに……。

見る方はそうでも書く方まで

そうなのだろうか?

--SF作家が、原発の

廃棄物はまとめて、

ロケットで宇宙に捨てればいい。

こんな非科学的なことまで……。

危険なうえに、いくらかかると

思っているのだろうか?

まさか、ジョークでもないだろうに……。

政治家などと関わる小説家は

そんなことも平気で書いている。











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