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原爆と峠三吉の詩-原子雲の下よりすべての声は訴える

2008年05月18日 | 読書日記など
『原爆と峠三吉の詩-原子雲の下よりすべての声は訴える 下関原爆展パネル-増補改訂』
   下関原爆展事務局・編/下関原爆展事務局2000年、2002年増補改訂

峠三吉だけに限ったことではありません。いろんな写真や、被爆された人たちがかかれた絵、それだけでなく、いろいろなものを小さなパンフにおさめられています。



裏表紙の裏にこの冊子についてのことが書かれてありました。下「」引用。

「『原爆と峠三吉の詩』の原爆展パネルは、2000年7月に開かれた第2回下関原爆展のために、被爆した人たちの経験に即して、その苦しみや悲しみ、怒りを伝えようという意図で制作されたものです。
 原爆展運動の発展よにって、2001年1月には改訂版を発行。2001年11月の広島原爆展が大成功しましたが、このさい広島市教育委員会、広島平和記念資料館による内容の詳細な検討を受け、事実関係、用語使いなどの修正をしました。あわせて東京街頭原爆展、広島原爆展で展示して、被爆者、戦争体験者の思いをよくあらわしていると好評をえた「礒永秀雄の世界」の詩のパネルを加えて、増補改訂版を作成しました。
 この冊子は展示用パネルをそのまま縮小したものです。なお大型の展示用パネルのカラー刷り部分はこの冊子では白黒で印刷しています。
 日本人として忘れてはならない原爆被爆者の心を若い世代に、全国に、全世界に語り伝えるためにこのパネルが大いに活用されることを期待します。」

原爆でも壊せなかったもの、それは差別。下「」引用。

「生き残った人々の上を襲った
薬品類はすでになく
栄養を新鮮な果物を といってもこの時国民の誰が
それらを手にし得よう
このような時でさえ一部の病院では
金のあるものは あたう限りの治療をうけ
御りも金もないものは形ばかりの治療で放置された
  峠三吉「すべての声は訴える」抜粋」

峠三吉編集による子どもちの詩も掲載されていました。下「」引用。

「峠三吉が中心になって編集した、小中学校の原爆詩集「原子雲の下より」(一九五二年)から」

JCOの事故についても掲載されていました。




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