磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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312 さらにもう1人 ノーベル賞は4人め!

2008年10月09日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




312 さらにもう1人
ノーベル賞は4人め!


テレビをつけていると、さらにもう1人ノーベル賞を日本人がとったという。

今までこんなに1度にもらったことはない。

今度の学者もアメリカ在住だということらしい。

オカネスキーは驚いた。

しかし、また男性である。

この世界では、男尊女卑だからそうなるんだろうと思う……。

こんなに男性が賞をもらえるなんて……。

中根が声をかけてきた。

「オカネスキーさんも、アメリカに行きたいんじゃないの」

「行きたくないでござるよ。アメリカは下手をすれば、軍事利用される確率が高いでござるよ。小柴博士もそのことをたぶんご存知だと思うでござる」

きっぱりと言った。

「日本の物理学者、素粒子関係の人たちがノーベル賞をとったのはよかったでござる。反戦や、反核兵器の運動をした湯川博士、朝永博士のように、心から尊敬できる学者たちでござるよ。もちろん、彼らにも、不幸な戦争時代はあったでござるが……」

「そうよね、科学がいつも人類の役に立ったわけではないわよね。発見や発明するだけじゃなくって、人類の幸福になるかどうかも考えてもらいたいものよね」

「そうでござる……。地球温暖化も科学が人類に牙をむいているようなことでござる。これも、科学によって解決しないと、それ以外のことではムリであろうと考えられるでござるよ」

「環境破壊をしていることも科学よね」

「いろいろ便利な社会になったでござるのが、その弊害も大きいでござるよね。(テレビ画面では経済のことが話題になっていた)。ノーベル賞をとるような経済学者は、今回のアメリカのサブプライムローンからはじまることを、どう思っているのでござろうか? そんなことも伝えない大手マスコミ、何をやっているのでござろうか?」

「ノーベル経済学賞は日本人はもらったことがないのよね」

「ないでござるよ。今回のサブプライムローンからはっすることも、プライムローンにまで波及してきたそうでござるよ」

「プライムローン?」

「サブプライムローンは貧しい階級の人たちの住宅融資でござる。その上の人たちの住宅融資が、プライムローンというらしいでござるよ」

「アメリカって、そんなことにまで階級があるのね」

「そうでござるよ。民主主義の社会ではなく、金融主義の社会でござるよ……」

「金があるだけで決まる世界?」

「アインシュタインは、アメリカは金金金の一次元の世界だと教えていたでござるよ」

「日本でもお金がないと大変だけど、アメリカって日本より拝金主義なのかしら……」








閑話休題

湯川秀樹さんも。

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朝永振一郎さんも。

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研究も人類の幸福のために、

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