総理がコジキでコジキがソーリィー 209 ワイドショー政治 テレビは活字とちがって、消える媒体では、好き勝手をいい、都合のいい論理を展開されやすいものである。 それにくらべて活字文化は、自ら読まねばちっとも進まないのである。そして、活字はしばらくは残るのである。 --ワンセンテンス・政治。 ワイドショー政治という政治家がなしたことは、ほとんどが庶民にとってマイナスであった。 いい気分にさせておいて、陰では反対のことをしていたといっていい。 骨太にして、大げさに素晴らしいと自画自賛。 そして、しばらくすると骨抜きにする手法だった……。 それも抵抗勢力という身内のような存在がやったといえば、彼には全く責任がないとマスコミは伝えるのである。 それが自分の父であると思うと、沙也加は情けなくって仕方がなかった。 顔から火がでるとは、このことだと思った。 --総理人形、総理饅頭。 お金になれば、それだけでいい商売人たちは、父のグッズを売り出した。 そして、そんな商品を売り出した商売人たちは、金さえ儲かればいいのだ……。 J.F.ケネディーくらいの政治をやっているのなら、いいけど。 二枚舌政治をしているにすぎない。 自分の父だからこそ、よく理解できる……。 しかし、父の人気が出れば、それだけ視聴率がとれると、マスコミは無責任にも父が人気があるように宣伝してくれた。 だけど、あくまでも政治家は政治なのよ……。 --そして追求。 外務大臣が追求されたとき、総理大臣はかばっているふりをしたが、その日にもう後任を決めていた……。 --そしてテレビのための演出。 どうしたら受けるか、父にはブレーンがいる。 それはテレビ局のプロデューサーでもあった。 マスコミと政治家で一体になっている。 癒着しきっていることば沙也加にはよく理解できた……。 悲しいことに、そんな裏の事情を知ったら、三流のコメディアンにしか思えなかった。 笑いたくとも笑いもできなかった……。 自分の父だと思うと涙がこぼれてきた……。 しかし、こんな時代も終りそうだ。テレビといえども、YouTubeなどで映像が動画で流れるのである。 政治家は無責任で、今までのようにいられないだろう……。
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