総理がコジキでコジキがソーリィー 157 アメリカの企業 「統計のことも、数字を狂わせてくるのは、アメリカの手だね……。外国でアメリカの民間会社が原発の推進をしようとデータを捏造……」 「地球温暖化もないなんてことを伝えるために、アメリカはウソをついてきたよね」 「たしかにそうだね。エネルギー、つまり電気とか石油とかは国防とも関わることだよ。ドイツでは、ナチスとの関連を斬ったことがわかるね……」 「わかりました!」 そして、みんなで声をそろえて。 「公害と原発のあるところに民主主義はない!」 みんなで大笑い! 「そのとおりだ! よく憶えてくれた。ありがとうよ」 「なんか、お笑いのギャグみたいなことなんですね」 「まあ、それでもいいよ。内容がわかっていたら、君たちにも無関係でいられることではないし、憶えておいて欲しいよ」 「なんか、先輩らしくないよ……」 「いいえ、先輩らしいわ。民主主義には必要不可欠なことに、情報の公開があるけれど、日本の原発行政はそんなことはしていない。巨費を投じるよりも、情報を公開して安心させればいいこと……。でも、そんな安心させる情報が出せるわけがないのが、原発。もし、情報公開をきちんとしたら、自ずから原発は止めなければならないという答えがでるといわれている……」 「沙也加さん、先輩に影響うけすぎだよ」 「いや、本当にそうだよ。まあ、アクが強くなるのは、何だけど……」 「先輩って、アクが強いって、おわかりなんですね……」 「まあ、いいよ。いくらでも悪口はいってくれ! それで気がすむならば……。だけど、原発や公害は人を必ず不幸にする」 「金で解決できても、健康をとりもどせるわけではない……! 金で何でもかえるなんてことはないんだよ」 「池内くんも、先輩みたい……」 「でも、言っていることはアッテいるね」 爺くさい口調で話す池内……。 それを聞いてニヒルに笑う中川。 「しかし、軍事も買えると思っているのが、アメリカのようだ。それはわかっているかい?」
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