磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

だれのための政策 年金と介護保険

2007年06月08日 | 読書日記など
2007年6月8日

だれのための政策
年金と介護保険


介護保険で、コムスンという会社が違反をした。

そして、営業停止、それを子会社へ。

ばれてしまって、できないようになったようだ。

介護保険も強制なのだから、税金。

保険制度なら、入らなくてもいいはず……という方もいる。


税金を不正に手に入れたら、10~20倍にして返金させるべきだ。

もし、返せなかったら、その会社は国有に一時すればいい。

そうすれば、まじめに働いている人たちや、

一番かんがえねばならない、おばあちゃんたちも、

困ることはないだろう……。


年金も、1時間たらずでできる仕事を、一日がかりだったという……。

それは労組と決めたことという。

地方は借金まみれというのも、自治労という圧力団体があるから、

改革ができないという。

マスコミは、これもろくに報道しない。

自治労というのを怖がる人たちがいるらしいが、私には理由はわからない……。

石原都知事はいろいろ問題はあるが、ある程度の成功をおさめたのも、自治労との戦いの結果らしい……。

つまり、この二つの問題もいつものことにかかわるものだということです……。


ドイツのように組織犯罪には時効なし。

韓国のように、財産没収まですると、このことも、少しは解決するだろう……。

昨日も軽く書いたけど、何度でも書かないと……。

アルコール中毒の患者がアルコールをやめない限り、アル中がなおらないのと同じである……。

しかし、ここまでいくと、ドライ・ドリンカーといって、飲まなくてもアル中という段階かもしれない……。












昭和天皇ご自身による「天皇論」

2007年06月08日 | 読書日記など
『昭和天皇ご自身による「天皇論」』
    半藤一利・著/五月書房2006年

この本はいろいろな雑誌に掲載された随筆や、講演を集められたものです。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「「皇族身位令」(明治四十三年)によって、
昭和天皇は十歳という幼いときから
まさに軍人として薫育されたのである。
軍国日本における陸海軍の大元帥として、
軍の頭領はいかにあるべきか
という方針のもとに育てられた
ただお一人の皇族であるということが明瞭である。(「あとがき」より)」


この本で一番、天皇の『戦争責任』を考えるとき忘れてはならないことが書かれてありました。

それは統帥権ですね。司馬遼太郎さんも同じようなことを書かれていたと思います。

天皇に終戦や開戦をすることを決めることなどはできなかったといいます。

……できたのなら、天皇が止めておられたことでしょう。
--それが歴史と、半藤も司馬も書いていると思う……。

どうして、終戦できたかは、天皇と鈴木首相の危険な綱渡り……。下「」引用。
「そこで、立憲君主としての天皇と統帥君主としての大元帥をイコールの立場に置いて、軍隊の指揮権は国務と関係ない、大元帥直属だという考え方で昭和史を引張ってきたのが陸軍および海軍のあり方だったわけです。
 しかし、鈴木貫太郎がその上に大元帥命令も否定できる天皇大権があると考えて辛うじて終戦を成立させたわけで、実に危険な綱渡りだったと思います。」

夏目漱石と明治天皇のことが書かれてありました。


世の中には刑務所に入ったら、罪は消えるなどという、現実をわかっていない悪党どもがいますね……。

罪などというものは、一生、背負っていかなければならないものですね。その人が誠実なら、当然そうなると私は思います。下「」引用。

「入院中のベットの上で、沖縄訪問中止が決定された後のある日、新聞を読んでいた天皇が突然、
「沖縄にはいかなくてはならなかった」
 としぼりだすようにいったという新聞報道に、皇太子代読の「お言葉」以上に、戦争責任にたいする天皇の肉声を聞く想いのしたのは、わたくしだけではないと思う。」



天皇は「戦争責任」はあると言われた……。
--これも歴史ですね。




推理小説は武器をもてない、権威のない市民でもできるもの……。
この「戦争責任」も推理してみては……。

犯罪者というのは、犯罪をくりかえすもの……。

今の政治とも無関係ではないと思う……。











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エンタメ@BlogRanking

木を植える男 ポール・コールマン 4万2000キロ徒歩の旅

2007年06月08日 | 読書日記など
『木を植える男 ポール・コールマン 4万2000キロ徒歩の旅』
    菊池木乃実・著/角川書店h17年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「読み終わった後、心に小さな灯がともります。」



それにしても、きついとしか思えなかった。

以前、紹介しました方の本です。


日本を歩く・木を植える


木を植えるといっても、お金持ちでもないポールにとって、きつい仕事です。

きついから多くの支援者がおられるようです。

お金があったら、こんなに広まることはなかったのでは?

「折鶴の会」の運動を思い出してしまいました。

原爆ドームも政治家や文化人は潰すつもりでした。

原爆ドームを残そうとしたのは「折鶴の会」でしたね。


ポールさんは、教会で眠り、墓地で眠り、公園で眠って旅を続けたという。

ベルギーでは野宿は違法で、警官二人が。

中東では「イギリス人は嫌いだ」と脅迫をされ。

日本よりもひどい国があるものだと……。

しかし、ポーランドの人や、知人との交流などもあり。
ポールを勇気づけてくれます。

アフリカ大陸では、日本の友人・中渓宏一(なかたにこういち)さんと一緒に歩いたことも書かれてあります。

この本も多くの人によってできたと書かれてありました。

この本の最初に、日本の屋久島でのポールの写真。
本当に貴重な日本の宝、いいえ、世界の宝ですね。




こんなニュースがありますと、ますますポールさんや中渓さんのされていることは、大切だということがご理解できるかと思います。


気候安全保障【スーダン・ダルフール】









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エンタメ@BlogRanking

“Climate Security=気候安全保障”【スーダン・ダルフール】

2007年06月08日 | 読書日記など
TBS2007年6月7日
NEWS23

中国は今、アフリカで……。
アメリカが南米でした愚かな行為をしているという。

“身勝手な”グローバリズムは環境を破壊し、紛争さえおこしているという……。
……日本人は関係がないという問題ではないようです。


“Climate Security
=気候安全保障”

アフリカ問題


2050年、二酸化炭素排出量半減、拘束力のない数値目標をブッシュ大統領も受け入れたという。
まだまだ、安心はできないというが……。

もう一つのサミットでの問題……。それがアフリカ問題。

【スーダン・ダルフール】

難民キャンプに6万人くらしているという。

全体では200万人以上の人が難民に。

乾いた大地が広がるダルフール地方。

“世界最悪の人道危機”と呼ばれているという。

【ダルフール紛争】2004年
アラブ系民兵と、アフリカ系反政府勢力の間での紛争。

“ジャンジャウィード”=馬に乗った略奪者=アラブ系民兵。

ジャンジャウィードは村を焼き払い、破壊しつくした……。

「26人を殺し、8か月の妊婦も殺したんだ」

一般の村を襲うジャンジャウィードはレイプなど残虐性をもつ。

20万人以上が殺され、大量殺戮という言葉が使用されはじめている……。

気温は40度を超える密集したテントでの暮らし、マラリアになる子どもも……。

日本よりも広い、ダルフール。

【背景】
・民族紛争ではなく、双方ともイスラム教徒。
・資源、土地をめぐる紛争。
・砂漠化による牧草地の減少が原因。

〈部族〉
・遊牧民族のアラブ系部族
・農耕民族のアフリカ系部族

地球の温暖化による雨の減少によって、サハラ砂漠が拡大。
遊牧民族の南下。

【アフリカだけの問題ではない!】
〈気候変動は〉今後、世界全体で増え続ける紛争の要因になるでしょう。

もし安全な世界を作りたければ、我々は気候変動問題に取り組まなければならないのです。

単なる“Climate Change=気候変動”ではなく、“Climate Security=気候安全保障”だという。

上辺の安全だけでは、つぎにまた同じことが起きるだろうと予測。

【世界の課題】
・スーダン政府が支援しているという。
・非難する米国。
・それに反発するのが中国。

【スーダンの中国人】
・八万人も中国人が住む。
・2005年、スーダンの石油の64%を中国に輸出。
・中国は国をあげて、資源の豊富なアフリカ諸国に進出。

【欧米 対 中国】の紛争の図式も成立するという。


【藤原帰一】
スーダンは典型的な破綻国家。
ジャンジャウィードによって、政府はやっと成り立っているという。

石油を売ることで、スーダン儲かりはじめる。
そのお金で武器を買い、空爆するようになった……。

中国は武器を輸出。
石油利権もからむ……。

砂漠化を手をうつのは難しいが、
武力からいうと、各国が協力すると何とかなるという。


以前、紹介しました映画で語られていました。
--ルワンダ虐殺の時の武器は中国製の牛刀だった……。




新聞では。
アメリカで北京オリンピック・ボイコットの話も出ているという……。


放送大学で文化人類学をやっていた。
伝統的焼畑は継続可能……つまり、文化的なものです。

アメリカがやる、使い捨ての焼畑は、環境破壊です。
--継続不可能だからです……。

アメリカはアマゾンでも、焼畑をおこない、環境破壊していると本で読んだことがあります。


そんな、文化的な暮らしをして、二酸化炭素の排出が少ない環境によい生活をしている人たちが、被害をうけている……。

そんな視点でも、テレビの出演者も語っておられました。


このようなことになることは、環境問題が叫ばれ始めたころから言われていたことでもあったように思います。


環境問題に、戦争を!
と書いている人、僕も含めています。

今度は、
平和問題に、環境を!


木を植える男 ポール・コールマン









060 金を合法的に奪うことがエリート?

2007年06月08日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

三章、ノー・ファイトバック




060 金を合法的に奪うことがエリート?


彼らのポケットマネーでやったとしても、無謀なことである。なのに、それを国民の血税で作るのである。誰のためにも役立たないものをつくるのである。

とても不愉快な気分になった。自分たちだけが儲かればいいと思っているのである。これを犯罪と呼ばずして何を犯罪と呼ぶのだろうか? そんなこともわからない総理である父、娘・沙也加は理解に苦しんでいる。

そして、わかっているような顔をした兄、その横には、優等生づらしている博。



三沢少年はくらくらしていた。
やつらは何ってひどい奴なのだろうと嘆いてみても、何になるのだろう。

ぼくは本当に生きているのだろうか。いや死んでいる方がいいような気分になってきた。ソーリィーを思い出した。

ソーリィーのやさしさを思い出した。
気分がひどかった。胃液を吐いたからだろう。

あいつらは、証拠にのこるようなことはしなかった。ぼくに無理矢理、水を飲ませた。水を飲ませたくらいで、何だ! と言われそうだ。

そうだとも、それが奴等のねらい目なのだ。
無理矢理、水を飲まされるってどんな気持ちかわかるかい?

そんなことは、そんな目にあってみないとわからないことだろう。
でも、ぼくは、そんな目に誰もあうな! と言いたい。

いじめは陰湿化しているという。
テレビでアナウンサーが言っていた。それは人事(ひとごと)だった。

そのとおりなんだろう。人事(ひとごと)だろうから、陰湿化しているなんて、気楽に言えるのだろう。だから、その後すぐに、コマーシャルですなんて、微笑んで言えるのだろう。

いじめがなくなるようになってほしいなんて思っていない。
テレビの討論では、教育評論家という人は、これは日本の特殊な文化なんてことまで言っているんだから、終わらせる気なんてないのだ。

世界の先進国といわれている国では、ひろがっているというのに、そんなことさえ知らない。

専門家なのに……。
韓国でも、競争社会で、ひどいいじめがあるという……。

戦争だって、人類の歴史は戦争の歴史なんていっている人たちが、戦争を止めさせたいなんて本気で思っているなんて思えない。

盗みだって、なくならないさ。盗む人がいる限りね……。

……未来のことなんて、誰にもわからない! そう僕は思いたい。
--いや、未来なんて、本当はなくたっていいや。







閑話休題

それにしても、マスコミの用語はおかしい。

年金問題で、どうして何も落ち度のない国民が、

“救済”なんだろう……。

お上には頭があがらないという表現!?


--出産率が回復。

回復とは、元の状態に戻ったという

ことだとボクは思っていた。

事実ではないイメージをつくりだす、

マスコミ。

妄想をふくらました人たちが、

いち大学野球選手を、王子と大騒ぎ……。


--ウソになれると、困ったことになる。










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