TBS2007年6月7日
NEWS23
中国は今、アフリカで……。
アメリカが南米でした愚かな行為をしているという。
“身勝手な”グローバリズムは環境を破壊し、紛争さえおこしているという……。
……日本人は関係がないという問題ではないようです。
“Climate Security
=気候安全保障”
アフリカ問題
2050年、二酸化炭素排出量半減、拘束力のない数値目標をブッシュ大統領も受け入れたという。
まだまだ、安心はできないというが……。
もう一つのサミットでの問題……。それがアフリカ問題。
【スーダン・ダルフール】
難民キャンプに6万人くらしているという。
全体では200万人以上の人が難民に。
乾いた大地が広がるダルフール地方。
“世界最悪の人道危機”と呼ばれているという。
【ダルフール紛争】2004年
アラブ系民兵と、アフリカ系反政府勢力の間での紛争。
“ジャンジャウィード”=馬に乗った略奪者=アラブ系民兵。
ジャンジャウィードは村を焼き払い、破壊しつくした……。
「26人を殺し、8か月の妊婦も殺したんだ」
一般の村を襲うジャンジャウィードはレイプなど残虐性をもつ。
20万人以上が殺され、大量殺戮という言葉が使用されはじめている……。
気温は40度を超える密集したテントでの暮らし、マラリアになる子どもも……。
日本よりも広い、ダルフール。
【背景】
・民族紛争ではなく、双方ともイスラム教徒。
・資源、土地をめぐる紛争。
・砂漠化による牧草地の減少が原因。
〈部族〉
・遊牧民族のアラブ系部族
・農耕民族のアフリカ系部族
地球の温暖化による雨の減少によって、サハラ砂漠が拡大。
遊牧民族の南下。
【アフリカだけの問題ではない!】
〈気候変動は〉今後、世界全体で増え続ける紛争の要因になるでしょう。
もし安全な世界を作りたければ、我々は気候変動問題に取り組まなければならないのです。
単なる“Climate Change=気候変動”ではなく、“Climate Security=気候安全保障”だという。
上辺の安全だけでは、つぎにまた同じことが起きるだろうと予測。
【世界の課題】
・スーダン政府が支援しているという。
・非難する米国。
・それに反発するのが中国。
【スーダンの中国人】
・八万人も中国人が住む。
・2005年、スーダンの石油の64%を中国に輸出。
・中国は国をあげて、資源の豊富なアフリカ諸国に進出。
【欧米 対 中国】の紛争の図式も成立するという。
【藤原帰一】
スーダンは典型的な破綻国家。
ジャンジャウィードによって、政府はやっと成り立っているという。
石油を売ることで、スーダン儲かりはじめる。
そのお金で武器を買い、空爆するようになった……。
中国は武器を輸出。
石油利権もからむ……。
砂漠化を手をうつのは難しいが、
武力からいうと、各国が協力すると何とかなるという。
以前、紹介しました映画で語られていました。
--ルワンダ虐殺の時の武器は中国製の牛刀だった……。
新聞では。
アメリカで北京オリンピック・ボイコットの話も出ているという……。
放送大学で文化人類学をやっていた。
伝統的焼畑は継続可能……つまり、文化的なものです。
アメリカがやる、使い捨ての焼畑は、環境破壊です。
--継続不可能だからです……。
アメリカはアマゾンでも、焼畑をおこない、環境破壊していると本で読んだことがあります。
そんな、文化的な暮らしをして、二酸化炭素の排出が少ない環境によい生活をしている人たちが、被害をうけている……。
そんな視点でも、テレビの出演者も語っておられました。
このようなことになることは、環境問題が叫ばれ始めたころから言われていたことでもあったように思います。
環境問題に、戦争を!
と書いている人、僕も含めています。
今度は、
平和問題に、環境を!
木を植える男 ポール・コールマン
NEWS23
中国は今、アフリカで……。
アメリカが南米でした愚かな行為をしているという。
“身勝手な”グローバリズムは環境を破壊し、紛争さえおこしているという……。
……日本人は関係がないという問題ではないようです。
=気候安全保障”
アフリカ問題
2050年、二酸化炭素排出量半減、拘束力のない数値目標をブッシュ大統領も受け入れたという。
まだまだ、安心はできないというが……。
もう一つのサミットでの問題……。それがアフリカ問題。
【スーダン・ダルフール】
難民キャンプに6万人くらしているという。
全体では200万人以上の人が難民に。
乾いた大地が広がるダルフール地方。
“世界最悪の人道危機”と呼ばれているという。
【ダルフール紛争】2004年
アラブ系民兵と、アフリカ系反政府勢力の間での紛争。
“ジャンジャウィード”=馬に乗った略奪者=アラブ系民兵。
ジャンジャウィードは村を焼き払い、破壊しつくした……。
「26人を殺し、8か月の妊婦も殺したんだ」
一般の村を襲うジャンジャウィードはレイプなど残虐性をもつ。
20万人以上が殺され、大量殺戮という言葉が使用されはじめている……。
気温は40度を超える密集したテントでの暮らし、マラリアになる子どもも……。
日本よりも広い、ダルフール。
【背景】
・民族紛争ではなく、双方ともイスラム教徒。
・資源、土地をめぐる紛争。
・砂漠化による牧草地の減少が原因。
〈部族〉
・遊牧民族のアラブ系部族
・農耕民族のアフリカ系部族
地球の温暖化による雨の減少によって、サハラ砂漠が拡大。
遊牧民族の南下。
【アフリカだけの問題ではない!】
〈気候変動は〉今後、世界全体で増え続ける紛争の要因になるでしょう。
もし安全な世界を作りたければ、我々は気候変動問題に取り組まなければならないのです。
単なる“Climate Change=気候変動”ではなく、“Climate Security=気候安全保障”だという。
上辺の安全だけでは、つぎにまた同じことが起きるだろうと予測。
【世界の課題】
・スーダン政府が支援しているという。
・非難する米国。
・それに反発するのが中国。
【スーダンの中国人】
・八万人も中国人が住む。
・2005年、スーダンの石油の64%を中国に輸出。
・中国は国をあげて、資源の豊富なアフリカ諸国に進出。
【欧米 対 中国】の紛争の図式も成立するという。
【藤原帰一】
スーダンは典型的な破綻国家。
ジャンジャウィードによって、政府はやっと成り立っているという。
石油を売ることで、スーダン儲かりはじめる。
そのお金で武器を買い、空爆するようになった……。
中国は武器を輸出。
石油利権もからむ……。
砂漠化を手をうつのは難しいが、
武力からいうと、各国が協力すると何とかなるという。
以前、紹介しました映画で語られていました。
--ルワンダ虐殺の時の武器は中国製の牛刀だった……。
新聞では。
アメリカで北京オリンピック・ボイコットの話も出ているという……。
放送大学で文化人類学をやっていた。
伝統的焼畑は継続可能……つまり、文化的なものです。
アメリカがやる、使い捨ての焼畑は、環境破壊です。
--継続不可能だからです……。
アメリカはアマゾンでも、焼畑をおこない、環境破壊していると本で読んだことがあります。
そんな、文化的な暮らしをして、二酸化炭素の排出が少ない環境によい生活をしている人たちが、被害をうけている……。
そんな視点でも、テレビの出演者も語っておられました。
このようなことになることは、環境問題が叫ばれ始めたころから言われていたことでもあったように思います。
環境問題に、戦争を!
と書いている人、僕も含めています。
今度は、
平和問題に、環境を!
木を植える男 ポール・コールマン