今から45年前、当時、内閣総理大臣だった三木武夫首相は、5月3日、政府主催憲法記念行事を開催した。
この行事を政府主催で行えば、占領基本法である現憲法の定着化を意味する。
これに反発して、我らは、自民党本部8階大ホールで急遽「政府主催憲法記念行事糾弾国民大会」を強行した。
一階、玄関受付では全ての者がボデーチェックをされ、紙一枚も中には持って入れなかった。
数百名に及ぶ機動隊、警察、警備員で本部入口広場はごった返していた。
そんな中で、今は伝説になっている出来事がある。
当時24歳であった私の担当は、糾弾の大垂幕 2m✖️20mを、玄関
前で受け取り、警備員を押さえ、8階本部大ホールまで持ち込み、それをベランダから下に垂らす役割であった。
しかし、この大垂幕は大きすぎ、誰の目にも止まり、明らかに持ち込みは困難な状況であった。
その大垂幕を如何にして持ち込み、8階ベランダから如何にして垂らしたか???
今は伝説になっている。
尚、この時は、新聞、テレビで大々的に自民党本部の大垂幕を映した写真や映像が映し出された。実況もやり、このニュースで持ちっきりだった。