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「乾燥ヒトデの効能は②」

2023-07-25 07:23:52 | 日本

◎ゴミ集積所(カラス、ネズミ、キツネ・・・・・いたずら防止など)

設置者が自治体や町内会の場合、事前に了解を求めることが必要です。
当番制で行うと苦情が出て失敗します。世話人が必要です。

1.ゴミ袋をそのまま集積所に置いている場合。カラスやネズミの被害で散乱します。

対策①
上澄み液をスプレーする。鳥類など空から来る被害対策。
晴れた日に、集積場にカラスなどが来る前に上澄み液を上からスプレーする。
被害の時間帯を特定してスプレーするのが最適です。
上澄み液は2,3日以内で使い切るように作ってください。常温でも日にちが経つと堆肥化します。
乾燥ヒトデ20gで水道水200ccの割合です。12時間程度水に浸けます。被害が止まったら止めて様子を見ます。
経験学習した動物は3ヶ月くらい来なくなります。ただし、未経験の新人動物が来ますので経験学習させます。

対策②
乾燥ヒトデを直接散布する。ネズミ、キツネなど地上からの被害対策。
晴れた日に、集積場の被害の前に、一握り散布する。集積場所がカバーできればよい。
ゴミ収集後、地面に粉などが残ります。
都会のアスファルトなどの場合、収集後直ちに掃き集め再利用します。当番制は失敗します。
町内の世話人(ゴミ集積所の実質?管理人)のかたにお願いするのがベスト。
被害が減少していけば成功。
場所が田舎の路肩で砂利や備されていない道路の場合は掃かなくていいのではと思います。
掃かない場合は1週間くらい後に再度散布します。これで様子を見ます。
全く効果が出ない場合は量を倍にしてください。雨で流れた場合は様子を見て再度散布します。


2.ゴミ集積所は、ケージ(網製のカゴ)を使っているが、ネズミなど小動物の被害がある。

対策①
ケージの四隅に、水切りネットに入れて吊り下げる。25g×4袋で試してみる。様子見て増量。
吊り下げたままにしておくので、ゴミと間違って処理されないよう関係者に連絡する。

対策②
ゴミ収集後ケージの底に目立たない、ごく少量の粉末を散布する。
粉末は乾燥ヒトデ20gを金槌でたたいて砕き更に細かく粒状にしたもの。
目立たないようにまく。(掃き掃除を必要としない)のがコツ。


3.廃屋やゴミ屋敷などで害虫の発生や害獣の営巣がある

対策①
持ち主の許可を得て敷地に乾燥ヒトデを散布する。現に居住している空間には散布しない。少量を広範囲に散布する。


◎迷惑行為(ペット等のマーキングや糞尿)

1.お散歩ペットが玄関前の電柱や門柱などにマーキング(匂いつけ)をしたり、しつけが悪く糞尿をする場合があります。積雪地域だと非常に目立ちます。
飼い主がご近所さんだと面と向かってなかなか注意できないものです。
そんなときは上澄み液を電柱や門柱、塀などに散布します。晴れた日に散布します。
雨降る前に散布すると雨で流れて効果が半減します。雨後は再度散布します。
ペットなどが学習することが必要です。通常は学習するとそこではしなくなります。
乾燥ヒトデ50gで水道水1リットルの割合で希釈して使い切ってください。
前日仕込んで12時間程度水に浸けて翌日使用です。しばらく様子を見てください。
量と希釈は気象や相手によりますので少量からいろいろ試してください。
ペットや他の動物が死んだりしませんので安心してください。

2.野生動物が敷地内に侵入する
乾燥ヒトデを散布する。一握りを高く放り投げる容量で広く散布する。
エリアが重ならなくても問題ありません。地上動物に効果があります。
しばらく様子を見てください。効果は持続します。
カーポートなどで車に糞害がある。乾燥ヒトデを水切りネットなどに入れて吊す。
吊すときコナが車上に落ちない箇所に吊してください。
鳩などがベランダに糞害する場合も吊してください。1袋20g~50g。数カ所吊す。
吊すことができないときは袋置きしてください。風でずれたり飛んでいかないよう工夫してください。

※生産期間
乾燥ヒトデは生産期間が4月〜12月に限定されます。冬期間は在庫のみの販売となります。
生産地は、オホーツク海岸のため、冬期間は流氷が居座り、ホタテ漁に(つまりヒトデ獲りが不可)出られません。


◎乾燥(粉末化)ヒトデの使用法

(1)屋内の害獣侵入防止・排除・忌避(動物は死にません)

①ネズミやハクビシンなどの害獣が屋根裏、物置、倉庫など屋内に侵入する場合。
不織布(だし袋)・細目のネット・小箱(上部に小穴を多数開ける)などに入れて数個置く。
1個につき約50g~100gを入れる。
少量・少数から始めるのが合理的です。3日目ぐらいから効果が出ます。1週間経っても効果がないときは数量が不足です。ハーブや激臭・激辛の忌避剤と違い効果が1年以上長期に持続しますので、そのままお使いください。手が届かないところは市販のマジックハンドや釣り竿などで工夫してください。

②ネズミが飲食店やスーパーなど人の出入りがあるところに出没する場合。
閉店時に①を設置し翌日の開店時に一斉収納する。日中の収納は市販の蓋付きタッパーに入れると匂いが洩れません。通常は3日間程度でネズミは駆除できます。

(2)敷地(塀やウッドデッキ、駐車場など)の害虫や害獣の忌避(動物は死にません)

①アリの巣、ネズミ等の被害がある場合。
巣のまわりに乾燥ヒトデを少量直まきするか上澄み液を作り(後述参照)散布する。効果が1年以上安全に持続します。

②モグラやヘビなどは薄く広範囲に直まきすることで効果がすぐに出ます。

(3)その他 鳩、害獣、カラス

①餌付けされていたり、人になれている広場の鳩などは忌避しにくい場合があります。その場合は餌付けの場所だけでなく、広場全体への上澄み液の散布や集合しやすいところへの直まき、袋置きなど工夫する必要があります。野バトなどは餌付けされていないので、播種の食害は即効します。

②害獣(イノシシ等)の侵入には工夫が必要です。周囲や通路に乾燥ヒトデを処置しても、害獣はやがて経験学習して突破します。その場合は・害獣の体高(鼻の位置)に合わせて設置、・設置箇所の間隔を狭める(1m~2m)、・1袋の量を増やすのが効果的です。その場合でも突破される場合は、経験学習効果の具合で決まります。個体や群れの場合、1頭1頭が学習するまで時間がかかります。

③カラスなどによる被害は、そのそばに乾燥ヒトデの袋を吊します。網(ネット)や支柱等に吊り下げし、すこし風などで揺れるように設置します。水切りネットを使うのは、通気性を良くし腐敗を防止するためです。乾燥ヒトデを くちばしでよけて餌(ゴミ・残飯)を食べる場合があります。あとでくちばしを水でゆすぐのが目撃されています。


(1)袋詰めの作り方(屋根裏、物置、倉庫、店舗)

①「水切りネット」(別売り)と「水切りフィルタ」(別売り)を100円ショップで購入(50枚で100円くらいです)。

②1袋50g~100g(およそお椀1杯分)を「水切りフィルタ」に入れる。
※「水切りネット」(外側)と「水切りフィルタ」(内側)で2重にするとヒトデの粉が漏れず、破れにくく耐久性がよくなります。
※高いところに設置する場合などは、「S字フック」を付けると設置が簡単です。是非お試しください。
・スーパーや店舗、居酒屋などは閉店時にセット、開店前にふた付きタッパーに収納
・水に濡らす必要なし(高品質なので長期利用できます)

(2)家屋の建築資材、納屋、蔵の周囲
・ネズミは雪の下でトンネルを作り縦横無尽に走り回っています。
降雪前に周囲にヒトデを直まきします。半径30cm~50cmでまんべんなくまきます。
・獣害対策で袋置きする際は100gより50g2袋の方が効果あります。多く入れると梅雨時や長雨の時などに水分を吸って、腐敗する場合があります。
袋も通気性の良い水切りネット等の方が効果が持続します。収穫前に上澄み液を散布する事で効果があります。いずれも予想される前に行うのが肝要です。

(3)上澄み液の作り方
・乾燥(粉末)ヒトデとペットボトルに水を入れる。
水道水で12時間程度置く(常温)
必ずふたをする(匂い防止)
途中で振る

・時間が経ったら上部をカッターで切り落とす。
スチールザルへ。調理用目の細かいもの
・底にたまる粉はスプレーに入れない。目詰まり防止
・静かにスプレーに入れる

●温かいお湯を使用すると、短時間で作れます。例、40度程度であれば約6時間で作れます。

●アリの忌避、虫類を忌避する場合は霧状に出るスプレーを使うのが便利です。効果が薄く感じたら上澄み液を付ける時間を12時間→24時間に増やしていただくと効果が増します。ただしその場合はニオイがきつくなりますので、夏場や家の中での作成は注意が必要です。

●大量に散布が必要な場合は、ペットボトルに入れて振り撒きするか、家庭にあるジョウロに入れて撒くときれいに作業ができます。噴霧器を使用する場合は、目詰まり防止のため、細かい網(水切りネット)で濾す必要があります。


<大量に作成する方法>
 例:50ℓの場合

①「洗濯ネット」(別売り)と「収納ボックス(蓋つき)」(別売り)など代替できるケースをご用意ください。

②ヒトデ5kgを「洗濯ネット」に入れて収納ボックにセットし水50ℓを入れて12時間つけておきます。

※ヒトデは土壌改良剤としても使用できるため、残渣は良い肥料になります。是非ご利用ください。



<了>










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