◎誰も予想だにしなかった人物が、誰も予想しなかった偉業を成し遂げる。
◎威風堂々たる道義国家日本を広く天下にしろしめすのだ。
◎返さなくてもいい金がある。それは日本のために使う金である。
◎世の万物はすべて道といえる。陰陽の調和や剛柔の兼備もしかりだ。
◎統治の理想は、無為自然だと思うか?
人は天理を前にしても、受け身にならず主体的に動くべきである。つまり事を成すためには自らが行動し、水のごとく流れに乗るべし。
◎如何にその機会を掴むのか?
機会があっても潮時でなければ大事は成せぬ。潮時でも機会がなければ、やはりだめである。機会があり、潮時であっても、相応しい者でなければ大事は成せない。さらに時世は破竹の勢いにある。それらの条件が揃うことが重要である。
◎世を正すには力がいる。その度量が必要だ。
◎楠正成
戦は大事なもののために戦うこと。大事な者のために死ぬことは負けとは言わぬものである。それゆえ、勝ち目負け目の見栄えなく、唯一心不乱に戦をするのみである。
死ぬだけが武士の道ではない。武士が一番大事にしなければならないのは、二つとない命である。如何なる道を志そうとも、命無きもとで何が出来ようか。武士の一番の恥は無益な死である。この国生まれ、少しでも報いることができたとすれば、惜しくはない命である。
◎平田精耕
生きていることが目的である。生きているということのために、我々は生きている。鉛筆は書くためにある。通常は何かのために生きている。しかし我々は、「生きていること自体が目的である。」
◎この有限な体の上に無限が現じていく。有限が会って無限が現成していくわけである。お互いに、この体の上に現れるより他に仏の姿が現れていく場所がない。
◎道は必ず拓けるもの、すべては天命である。
◎草莽とは、
本来は民間に会って地位を求めず、国家的危機に際し、国体護持への忠誠心に基づき行動に出る人を「草莽の臣」という。
◎独りでいても寂しくない男たれ
寂しさを受け止めるということは、自分と向き合うことである。そうすることがで内面を豊かにすることができる。その為には、実は一人でいる孤独の時間がとても大切である。寂しさが成功のためのエネルギーを生み出す。