葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

なぜスケジュール通りに進まないのか

2013-08-06 18:22:27 | マネジメント
なかなかスケジュール通りに仕事が進まない。
期限が遅れ遅れになってしまう、そんなことはありませんか?

ご支援先でもこんなお話がありました。
計画を立てても、なかなか実践まで繋がっていない。
もちろん、実行されなければ業績もなかなか変化しません。

ではどうするか。
チェックをもっと厳しくしよう。

多くの場合、そういう話になりがちです。

ですが、実際それは難しいことが多いです。
なぜなら、チェックする側の社長であったり、上長であったりも多くの仕事を抱えています。
その中でチェックをこまめにすることは、実際のところ楽ではありません。

もちろん、全くしないということはダメですが、細くすることがベストの改善策ではないと思います。


実際のところ、スケジュールが遅れ遅れになってしまう時というのは、
最初のスケジュールの立て方に問題があることが多いのです。
問題があるというか、「正しいスケジュールの作り方が分かっていない」という場合も多いのです。

よくあるパターンが、最速で物事が進む想定で作られたスケジュールです。

そこには、上司からの修正であったり、確認してもらうタイミングであったり、
そういった相手側の都合が考慮されていません。

ですから、実行段階になった際に、確認が入ったり、修正のやり取りが入ったりすると、
スケジュールが遅れる。

もしくは中途半端な状態での完成となってしまう。

そんなことがあります。


もちろん、最初からパーフェクトな計画が作れるはずもなく、最初は失敗するものです。

ただ、その失敗の際に、次に活かす改善点が「チェック段階」に置かれると、
改善されないまま同じことが繰り返されることが多いのです。

改善点は、計画作りに活かされるべきです。
そして上司や社長は、計画段階でのチェックを厳しくする。
そうするとうまくPDCAが回りやすくなります。

一度、うまく回るようになれば、後は大丈夫です。

ぜひ、一度みなさんのプランニング部分をチェックし直してみてはいかがでしょうか。

本日もありがとうございました。


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