葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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社員の行動指針を作る

2009-01-19 23:05:24 | マネジメント
先日大変面白い講演を聞く機会がありました。
それは、日本サッカー協会サッカー協会名誉会長川渕三郎氏の講演です。

Jリーグが出来上がり、そして現在に至るまでの経過を、いろんなエピソードを踏まえながら面白おかしく伝えていただきました。

その中で、これは組織のあり方として非常に大事だなぁと思った例があります。

それは、鹿島アントラーズのボランティアメンバーの3つの行動指針です。

鹿島アントラーズは現在では、超人気クラブです。観客動員数も非常に多いのですが、鹿島という地域には実は人口は45000人程度しかいないのです。

それでもあれだけの人気チームとなった裏側には、ボランティアメンバーの役割が大きく関与しており、そしてそのメンバーたちの行動の基準となった3つの指針のもたらした効果が非常に大きかったのだというのです。

その3つの指針というのが、

・お客様に不快感を与えない
・その行動がアントラーズにとってマイナスにならない
・自覚を持って行動する

というもの。

どれも具体的過ぎませんが、非常にわかりやすく、誰にとっても同じ基準となる上記の3つは、指針とするにはベストなものだと思います。

やはり組織が大きくなればなるほど、ひとつの方向に束ねていくのが難しいものです。

そのためには、誰が見ても同じに見える一つの象徴のようなものが必要でしょう。

これは企業にもいえることです。

みんなが同じ方向を向いて進んでいくためには、実は経営理念、行動指針といったものが非常に重要になってくるのだとおもいます。


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自社の強みは何なのか。 その2

2009-01-19 01:25:59 | マーケティング
これから競争が激しくなっていく中では、自社の強みを訴求していくことが大事だと前回述べました。

しかし、このような話をすると、次に出てくるのが「自社の強みは何なのか?」ということです。

このときに、最も早く、そして適切に自社の強みを見つけ出す方法、それは

「お客様に聞く」

ことです。

いろんな方法があります。

直接お客様に聞いていただく方法もありますし、手紙やアンケートを使って聞いてみる方法もあります。

私が最もよいと思うのが、紹介で自社にきていただいたお客様に聞いてみる方法です。

「●●様は、私どものことをどのようにおっしゃっていましたか?」

という、紹介キーワードを探っていくのです。

この紹介キーワードは、そのお客様が感じた自社の良さなのです。

こういったキーワードを元に、自社の強みを再認識し、言葉に変えていく。

これが大事なのです。


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