スヌスムムリクの生々流転日記

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東京国立博物館 特別展「聖徳太子と法隆寺」

2021-08-07 23:00:00 | アート・文化

『和をもって貴しとなす』
聖徳太子が制定に関与したと言われる『十七条の憲法』の第一条、冒頭の言葉です。
「和を尊重しなさい」、つまり、「ここはひとつ仲良くいきましょう」という馴れ合いのススメです。
今年は聖徳太子(厩戸皇子(うまやどのおうじ)、574~622)の1400回忌にあたります。これを記念してこの特別展が開かれました。会場では、法隆寺において護り伝えられてきた寺宝を中心に、太子の肖像や遺品と伝わる宝物、また飛鳥時代以来の貴重な文化財を通じて、太子その人と太子信仰の世界に迫ります。特に金堂の薬師如来像は日本古代の仏像彫刻を代表する存在であり、飛鳥時代の仏教文化がいかに高度で華麗なものであったかを偲ばせてくれます。