七十二候
2013-05-30 | 読書
今、「日本の七十二候を楽しむ -旧暦のある暮らしー」(東邦出版)を読んでいる
調べてみると面白い
二十四節気は、立春から大寒を大きく春分、夏至、秋分、冬至の四つの時期
(二至二分)に分け、そこに春夏秋冬の盛りを迎え各々季節を6つに分けています
また、各々の季節の始まりは「立つ」がつきます
たとえば、立春、立冬など、これは八節と呼ばれます
そして各々の節気を3つに分けると七十二候になります
候は初候、次候、末候と呼ばれます
一候はだいたい5日くらいです
今、春の中の「雨水」の末候まで読みました
およそ、新暦では3月1日から4日ころまでです
次は「啓蟄」の初候です
読んでみると、お雛様の季節で面白い
万葉集の造られたころからこの時期はだれもがウキウキしていたんですね
レイアウトは上の写真のようになっています
まず、候のことば
次に旬の野菜、旬の魚介、旬の草花、旬の日(行事)など
わかりやすく、イラストもかわいいです
なぜこの本を買ったかというと、もっと季節を感じたいと思ったからです
日本人は昔から季節を大切にしてきた
それをもっと味わいたかったからです
居酒屋に行くと季節のおすすめを出してくれる店がある
たとえば、春なら菜の花や蛤など
もうそれだけで嬉しくなってしまうのだった
また、おしゃれなひとは、季節を先取りするとか
日本ほど四季のはっきりしている国はなく、それを味わうことは日本人の誇りのように思う
だんだん、日本人のこころがわかってきたこのごろだ