ニュース雑記帳

日々のニュースからテーマを拾い雑考してます

フジテレビ、PRIDEから撤退。理由はDSEの契約違反。

2006-06-06 14:31:37 | Weblog
格闘技ファンには、かなりの衝撃なんじゃないでしょうか、このニュース。フジテレビが、『PRIDE』を主催するDSEの契約違反を理由に、『PRIDE』の放送中止をDSEに通告、同時にマスコミを通じて公に発表してしまいましたよね。

だから、この週末に放送を予定されていた「武士道11」も、当然中止。大みそかの恒例行事になりつつあった「男祭り」は、開催自体が危ぶまれるとか。フジのこの仕打ちが、寝耳に水だったというDSEは、今、対策にオオワラワでしょうね。

それにしても、フジが言うところの「契約先のドリームステージエンターテインメント(DSE)による契約違反」って、何なんでしょうね。ファンに皆さんなら、心当たりがあるのかな?もしかして、暴力団絡み? たしか、以前に「イノキボンバイエ2003」絡みで、暴力団による恐喝云々がありましたよね。

まっ、詳しいことは、そのうち嫌でも出てくると思いますが・・・この件に限らず、また格闘技に限らず、『独特の世界観』を持っている小世界って、ありますよね。そこでは、一般的な価値観や常識とは、少し違う価値観や常識でもって回っていることが、多いですよね。

そういう小世界が、閉鎖された世界の中にある場合は、世間とのズレが問題化することはないんですが、一般的な人気を得て表舞台に出てきてしまうと、当然、その一般的な世界の価値観に合わせることを求められるわけで・・・それが出来ないと、バッシングを受ける、あるいは拒否にあう、最悪、取り締まられてしまうということになりかねないわけでしょ。でも、何故、人気を得たかというと、普通ではない何か独特の個性があったからだったりするわけで・・・そういう、自分の魅力となる個性と、一般化&常識化の摺り合わせって、難しい問題ですよね。

なんて、事情が、よく分からないながら、なんとなく、こんなことを考えたのでした。
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和田氏の芸術選奨を取り消し

2006-06-05 16:13:26 | Weblog
イタリアの画家アルベルト・スギさんの作品と、かぎりなく似た作品を発表し続けていた洋画家の和田義彦さん、結局、盗作と認定されちゃいましたね。でも、あれじゃあ、仕方がないかな。

画家さんに聞くと、無意識に似た画を描いちゃうことはよくあることだし、構図やモチーフを借りて自分の作品に仕上げていくことは、かなり普通の手法なんだそうですよ。けど、和田さんの場合は、正直、度を越えてますよね。似すぎてるし、量も多すぎるし。

どこかのテレビ番組で、この事件に関して美大の生徒さんたちに意見を聞いていたんですけど、面白い意見が出てましたね。「ここまでやるとは、(和田さんのスギ作品に対する)愛を感じる」って。先にも言ったように、構図やモチーフを借りるというのは、プロの画家さんでもよくやることなわけだけど、その場合は、意識して相違点を作るものなんでしょうね。盗作にならないように、ちゃんと注意するのが当たり前なんでしょう。なのに、それをしていない。しかも、長きにわたって、コンスタントに描き続けている。美大生さんたちの言うように、なんだか愛を感じないこともなくなってきました(^^;。

どうも、和田さんの言動を見る限り、本人としては、本当に盗作には当たらないつもりだったらしい印象は受けました。けれど、世間的に見たら盗作と言われても仕方ないことに、本人もやっと気づいたようですね。とにかく、彼の気持ちはどうあれ、世の中的には受け入れられない作品であることは確かでしょう。プロなら分かるはずと、和田さんは言い続けてらっしゃいましたが、素人に分からなきゃ意味ないですからね・・・そして、素人目には、あれは残念ながら盗作にしか見えないですよね。

それにしても・・・芸術家といわれる人の心の中って、ちょっと奇妙だなぁと、和田さんを見ていて思いました。それが、独創性という形で作品になれば好かったのだけど、和田さんは全く逆の現れ方になっちやったのかな。でも、これで、彼の画家生命が終わってしまうかと思うと・・・仕方ないけど、可哀想ですよね。

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出生率 最低の1.25 予想上回る少子化ペース

2006-06-04 15:17:08 | Weblog
出生率の発表がありましたね。『1.25』・・・確実に減少していっている様子ですねぇ。

同時に、人口の減少も問題になっていますが、人口の減少は国力の低下ってことになるんですか?決して、嬉しい減少だとは思わないけど、何が問題視されているのか、理由がよく分からないので、詳しい人に教えてもらいたいなと思ったりします。

でも、それを言えば、出生率の低下は、何故そんなに問題なのかな。税金や年金や健康保険料を納めてくれる若い人が少なくなるのに、年寄りが増えていくから、国庫が大赤字になるってことだけ? あとは、労働力が減るって話もあるね。

確かに、出生率が、このまま果てしなく減少していったら、日本人が居なくなって、日本という国もなくなるのかと思うと、それは淋しいなと思うから、出生率「2.0」の現状維持ラインまでは回復させたいとは思うけど、上記のような理由で「女たちよ、さぁ産め!もっと産め!」と言われても、なんか気分良くないですよね、女としては。

でも、そういう女の人たちの気分って、この少子化問題にとって、決して小さくないことだと思うんですよ。

公には「我が家の経済状態では子どもを作れない」とか「仕事をしていると子どもを生んだり育てたりできない」というのが、子どもを生まない理由として上がってきていますが・・・わたしが、実際に、自分の周りの女性たちと話していて感じるのは、もっと別の理由・・・もっと深刻な理由ですよ。それは『子どもを生むことに魅力を感じない』『子どもを育てることに喜びを感じられない』ってことだったりしますよ。

だから、お金で解決しようとする国の遣り方は、きっと思うほどには効果があがらないと思います。相当に思い切ったことをしないかぎり、お金ではつられませんよ。託児所や保育所の充実や、企業による育児支援は、今、苦労して子どもを育てている人にとって必要だから、どんどん進めて欲しいことですけど、子どもを生まないと決めている人に対するアピールとしては、これも思ったほどに効果はないような気がします。

つまり、子どもを生み育てる生き方を選びたくないという人に、無理やり子どもを生ませるっていうのは、すごく難しいですし、あまりスベキでもないことじゃないですか。と、わたしは思うんですよ。それを強要しないかわりに、税金割合を高くするというのは、駄目なんでしょうか。もちろん、懲罰的な意味での課税じゃなくって、国を維持する為に、実労で参加するか、税金で参加するかの選択・・・みたいな意味で。

それでもって、もっと生みたいという人に、どんどん生んでもらえるようにするとか、生みたいのに埋めない人の支援に力を入れて欲しいです。つまり、同じ金銭的支援をするにしても、三人目からの出産&育児の費用は、全部公費で賄うくらいの勢いで支援したらどうかと思います。それから、不妊治療に関しては、研究の方にも診療費用も、どんどん援助してあげて欲しいです。生みたいのに生めなくて、精神的にも肉体的にも金銭的にも苦しんでいる人は、相当数いらっしゃるんですから、その人たちに生んでもらえるようになるのは、経費がかかったとしても、心の問題的に好ましいでしょ。

とにかく、漠然とした目的の為に、個人の気持ち、特に子どもを生む生まないというような人生全般に関わる気持ちを強制できないですよ。だから、生みたくない人の気持ちは、それはそれで尊重して・・・生みたいという人が、どうしたらもっと生みやすくなるのか、育てやすくなるのか、現実的な希望を吸い上げて対策しなくちゃ。そんなことはないですか?

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インサイダー取引容疑で村上氏を捜査 東京地検特捜部

2006-06-02 14:22:26 | Weblog
「村上ファンド」の村上世彰さん、証券取引法違反の容疑で、東京地検特捜部が捜査を進めているらしいですね。なんでも、05年のライブドアによるニッポン放送乗っ取り騒動の時、買い付け情報を事前に知りながらニッポン放送株を売買したんじゃないかと。これは、TOBに関して禁じられたインサイダー取引になるんですって。

ほら、当時、ライブドアが時間外取引で5%以上という大量のニッポン放送株を買ったって問題になったじゃないですか。この取引は、証取法上では「TOBに準じる行為」なんですって。だから、この動きを事前に知らされていた人は、自分の持ち株を動かしちゃいけないわけですよね。でもって、堀江さんによると、村上さんに会って売却の意向を尋ねるなど、事前交渉したということなので、村上さんは色んな情報を公開前に知った上で「M&Aコンサルティング」所有の株を、大量に売却したことになるわけですね。だとすると、それはインサイダー取引になるってことなんでしょうね。

なんだか、分かるような分からないような・・・説明されれば、そうなんだと思うけど、別の意見と説明が出てくれば、それにも対しても、あ~そうなんだと思う程度の基礎知識の無さだから、自分の意見や見通しなんて、まったく有得ないんだけど・・・

一つ思うのは、やっぱり『出る杭は打たれる』んだなぁ~ってことですね。村上さん、派手にやり過ぎたのかな。彼を快く思わない人、目ざわりとだと思っている人は、きっと沢山居るのだと思います。それも、力を持っている人たちの中に、たくさん。

けれどね・・・だからといって、村上さんに同情もしないです。だって、実際、清廉潔白ではないでしょうからね・・・それなら自分で防御策を幾重にも張り巡らせておくべきでしょ。今回のような動きだって、頭のイイ村上さんに予測できないことではないはずです。とすれば、逸れに対して有効な手を打っておかなかった村上さん自身のミスですから、自業自得ってことになるでしょ。

特に、タイガースに手を出したのは間違いでしたね。これで、少なくても関西地区の世論は、彼に加勢しませんからね。取り締まる方は、心置きなく彼に手を出せるでしょう。世論が味方しても、白が黒になったり、黒が白になったりはしませんが、それでも何かしらの影響力ってあると思うんですよ。そういう読みも、村上さんは外した気がするなあ。頭のイイ人、金(力)を持ちすぎた人の陥りやすい穴かもしれない。

とはいえ・・・これで、新しい力強い波の勢いが削がれ、古い狸オヤジたちの思うツボっていうのは癪だから嫌なんですけどね。どんな世界でも、力を持つためには「清」だけでは駄目なわけで・・・清濁併せ持たなきゃ成功しないのだと思いますが・・・それでも、より清く若い力が台頭してくるといいのになと思いますね。

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駐車違反の取締りを民間に委託

2006-06-01 12:45:47 | Weblog
今日から、都市部での駐車違反の取締りを、民間の委託業者が行うようになるんですよね。でも、きっと、トラブル続出だろうなぁ。特に大阪なんて、お巡りさんが取り締まってても思いっきり文句を言うのに、民間の人が相手となったら、怒鳴ったり、下手したら手を出したりなんてこともあるんじゃないかと懸念します。一応、彼らは民間の人とは言え準公務員扱いで、取締りを邪魔したら公務執行妨害になるらしいですから、気の短いアナタは気をつけてくださいね。

基本的に、駐車違反の取締りを民間に委託する方向には、賛成なんです。お巡りさんたちには、他にもっと大切な仕事があるやろ!!とも思いますしね(^^;。

都会に住んだことはないのたけど・・・都会に住んでいる人たちにとって、車って必要ですか?週末のレジャー以外に、車を使うことってあるんですかね。便利な土地柄なんだから、自分の体単体での移動なら、公共の交通機関でいいんじゃないかと、田舎モノは勝手にそう思います。だから、プライベートでも営業ででも、駐車場が確保できない場所へ行くなら、車は使わないで電車を使ってもらってもいいんじゃないかと思います。駐車違反も厳しく取り締まってもらっていいんじゃないかと思うんですよ。

けれど、荷物を運ぶ仕事や高齢者の送迎などをする人たちには、便宜を図るようにしてもらいたいとは思いませんか?その他のお仕事や事情のある人たちでも、警察に申請したら審査して許可証を発行してもらえるようにして欲しいものだと思います。取り締まりはドンドン厳しくして、その分、必要とされる許可も出し惜しみしないというのが良くないですか? 駐車違反と言っても、自分勝手な駐車違反と、ヤムヲエナイ駐車違反があると思うんですよ。それを区別できるようにしないと、ただただ厳しくしてしまったら、本当に困る人が出てくると思います。

ちなみに、我々は田舎でヘルパー派遣事業所や、高齢者向けのお弁当宅配などをしていますが、駐車違反問題には悩まされ続けています。田舎なので、今回の民間委託開始では、あまり影響がないと思うのですが、田舎だからこそ車は必需品ですから、この駐車問題は他人事ではありません。

同じ現象が起こっても、原因や動機が大きく違う場合もあるわけですから、根っこから考えてもらいたいものだと思います。
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