ニュース雑記帳

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「一夫多妻」事件 被告に懲役1年6カ月、執行猶予4年

2006-05-20 16:41:31 | Weblog
東京都東大和市で11人の女性と暮らしていた男が捕まったという事件があったでしょ。その、判決が出たそうです。脅迫と強要未遂罪で求刑が懲役1年6カ月だったのに対して、懲役1年6カ月(執行猶予4年)が言い渡されたそうです。さて、どうなんでしょう・・・重いんだか、軽いんだか(^^;。

けれど、いわゆる社会常識に反する集団に関しては、少しでも違法性が証明できれば、どんどん取り締まっていこうという方向のようですね。きっと、オウムの影響なんでしょうね。

けど、もっと大きい組織に育ってしまっているところは、もっと違法性が強くても、なかなか手出しできないんだろうな・・・とも思いました。怪しげな集団って、もっと他にも、いろいろあるでしょ。このオジサンは、小物だから簡単に捕まえられたんじゃないかと。

けどね・・・心が弱ったり、病んでしまったりして、強い支配に頼りたいという人は、増えていると思うんですよね。だから、このオジサンを取り締まったとしても、あまり見せしめ効果がないかなと思うんですよ。宗教系、占い系、健康系・・・色んな形のカルトが、これからもドンドン生まれてくると思います。すでにあるモノも、勢力を伸ばしていくと思います。その部分を、なんとかしなくちゃ、どうにもならないですよ。

即戦力になる対抗策としては、長い歴史の中で、自分たち自身も様々な経験をしてきている既存の老舗宗教さんたちなのだけど・・・どうも、頼りないのだよなあ。あとは、医療の分野でもって対処してもらうことなのだけど・・・ぼちぼちかな。

どうも、人類自体が「生き急いでいる」感じです。それで、何かにつけ、極端から極端へ振り子が触れる。中庸がないんですよね。「物は十分にあるから、次は心を豊かにする時代だ」なんていう前向きな意味ではなく、「今、心をケアーしていかないと、どうしようもなくなるよ」という悪い意味で『心の時代』に突入してますよ、我々は。ふうむ・・・これは、かなり深刻だな。