ニュース雑記帳

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姉が倒したテレビの下敷きになり、生後三ヶ月の弟、死亡

2007-05-04 13:37:48 | Weblog
これは、惨い・・・あまりにも、惨すぎる事件です。

ニュースによると、沖縄県で、幼いお姉ちゃんがテレビの載ったラックを倒してしまい、生後三ヶ月の弟が下敷きになって、亡くなってしまう事故が起こってしまったとか。

もちろん、お姉ちゃんは、ワザとラックを倒したわけでも、弟を傷つけようとしたわけでもなく、ただ、テレビが載ったラックを踏み台にして、その上に置いてあった絵本を取ろうとしただけのようです。なのに、なんで、こんなことになっちゃうんだろう・・・

亡くなった男の子のお姉ちゃんは二人いて、6歳と5歳。どちらのお姉ちゃんの行動が原因なのかは分からないけど、6歳でも5歳でも、ううん年齢は関係ないですよね。自分の失敗で弟を殺してしまったという罪悪感を背負いながら、これからの人生を生きていかなければならないなんて、そんなの惨すぎますよ。5歳、6歳・・・事情が分からないままに、しておけないですかね。なんとか、忘れさせてあげたいんですけど・・・無理ですかね。サイコドラマなどでは、むしろ封じ込めた記憶を呼び戻して、それを認め乗り越えていくってのが定番ですけど、思い出さなくてもいい事って、わたしはあると思うんですよね。このお姉ちゃんの記憶は、消去して二度と蘇らないのがイイと、そう思わずにいられません。

お父さんとお母さんには、とにかく絶対に、お姉ちゃんたちを責める言動は、とらないでいて欲しいですね。もちろん、ご自分たちを責める事も、しないで欲しいです。きっと、もっとチャンとテレビを固定して置けば良かったとか、ラックを固定しておけばよかったとか、子どもたちから目を離さなければ良かったと思わずにいられないと思いますが・・・それを思っちゃダメですよ。仕方なかったと・・・とにかく、仕方なかったと、そう思うしかないですよ。亡くなった坊やの事は、心の中で悼んで、お姉ちゃんたちには悲しんでいる姿を、あまり見せないように、なんとか頑張って欲しいです。

また、こういう辛い出来事を抱えた人の心に付け込んで来る人たちも多いですから、それには気をつけて欲しいですしね。一人で背負うには、あまりにも大きすぎるものにブチ当たってしまった人を、周りの人がサポートするというのは大切な事なんですけど、サポートじゃなく、取り込んで利用しようとする組織が、少なくなくありそうです。中には、本人に悪気なく、むしろ真面目に好意から、そういう組織の手先になっている人もいますから・・・それが厄介です。

でも、ほんとに、納得できる理由なく、こういう惨い出来事が起こってしまうものなんですよね。それはもう、仕方がないと受け入れるしかない類の出来事なんだと、わたしは思います。
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