天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

平昌五輪・カーリングを観て ~ 宇宙が「観たい」もの

2018-02-25 18:25:00 | スポーツ
平昌五輪のカーリング、全試合が終了しましたね。

日本代表の今大会を振り返れば……

男子チームはSC軽井沢が長野五輪以来、20年ぶりの出場を
果たしました。

惜しくも準決勝には進めなかったものの、金メダルの米国
チームを予選リーグでは8対2で破るなど、実力は世界の
トップと十分競えるレベルにあることを示しましたね。

私はカーリングの試合を生で観たことがない、テレビ観戦
専門のゆるゆるファンなのですが……

日本の男子は長野五輪以後、4大会続けて出場が叶わなか
ったことは知っていたので、今回の晴れ舞台には感激しま
した。

4人の持ち味がうまく融合し、チームとしての成熟度が高
まっているようです。

かつては、ひたすらクールで滅多に表情を崩さなかったス
キップの両角佑介選手が、近年時折見せるようになった温
和な笑みが、そのことを一層感じさせます。

今回、テレビで解説を担当された敦賀信人さんは、まさに
長野五輪で日本のスキップ(司令塔)を務めた方。

五輪の舞台で再び日本チームがプレーすることを待ち望ん
でおられたはずなので、きっと感慨も一入だったことでし
ょう。


そして……

女子のLS北見はなんと銅メダル獲得。

銀メダルは韓国で、メダルが二つもアジアにもたらされる
とは、驚きの結果でしたね。

私はラッキーなことに、教師の仕事が春休みに入ったので、
日本の試合はほぼ全て観られたのですが、特に熱を入れて
観たのが、準決勝の韓国戦でした。

もちろん日本人の視点では、日本に勝ってほしいという気持
ち(即ち我欲)があるのは当然ですが……

今回、これについて一つのチャレンジをしました。

日本、韓国のいずれの選手が放つショットも、すべて、どん
な結果になろうとOK。

そのままを受け容れるという、中立の立場から観ると決意し、
一投ごとにそういう意識でウォッチしてみたのです。

「宇宙は何が観たいのか」と問いかけながら。

そうしたら……

特別不思議なことが起こった……というわけではありません。

でも、一つひとつのショットが、より鮮やかに目の前に立ち
現れ、思わずそれに引き付けられたのです。

それが、どちらの側の選手の投げたものかということには全
く関りなく。

それは、今回の五輪のカーリングの試合の中で、いいえ、他
の全ての競技も含めた全ての中で、最も純粋に「観る」こと
のできた瞬間だったのかもしれません。



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