「立春」まであと三日。
大きなエネルギーのシフトが起きるといわれるこの時期に合わ
せて、自分の中で何か新しい要素を前面に出していく…そんな
きっかけがつかめたらいいですね。
始めからそれを意図していたわけではないけれど、きっといい
きっかけになりそうな会に、おととい(30日)、参加してきました。
それは、Manaさんの「空(くう)」セミナー。
Manaさんについては、このブログですでに紹介していますが、
名古屋を拠点に「ハート・メッセンジャー」として活動されている
方です。
そのManaさんが昨年(2010年)11月、著書を出版なさったので
すが、そのタイトルが
『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』(三楽舎)
というもの。
つまり、この本のエッセンスがセミナーの核になっているわけで
す。
「空(くう)」というのは、ごく簡単に言えば、私たちという存在の本
質といえるもので、それは肉体ではなく、精神でも人格でもなく、
それらを創造し、観察している「自覚意識」なのです。
(本当はこんなふうに簡単に説明してしまってはいけないのかも
しれません。「空」について「知りたい」と関心の湧いた方は、ぜひ
同書をご一読くださいね。)
さて、そのセミナーを振り返ると……
さきほど紹介した著書の内容がベースになってはいましたが、そ
れに加えて、Manaさんが本を出された後に受け取ったメッセージ
や気づきが随所に盛り込まれていました。
当たり前ですが、日々、というより瞬間瞬間、バージョンアップされ
ている様子がうかがえて、本を読んで参加している人でも、新たな
発見がたくさんあったはず。
例えば、私にとっては、「闇を統合する」ということについて、とても
重要な示唆を与えてもらえた気がします。
まず、前提として言っておかなければいけないことですが……
「闇」というと、一般的に、悪いもの、ないほうがいいものという価値
判断をしてしまいがちだと思います。
でも、「闇」を無視したり排除しようとするのは宇宙の本来のあり方
ではありません。
なぜなら、宇宙はすべての存在を無条件で受け入れる性質を持っ
ているのですから。
無視したり排除したりするのと、一緒に栄える方向へ行こうよと働
きかけてあげるのは全く別のことで、それをすることは宇宙の「愛」
と調和しているはずです。
そして、「空」という、創造し観察する存在である私たちには、それ、
すなわち「闇の統合」ができるのです。
このことを私たちは、それぞれの三次元の肉体を通して実践できる
のですが、その具体的な方法は人それぞれ、実にさまざまですね。
例えば、私、ロージーという個人が今、直面していることとして、携帯
電話のいわゆる「迷惑メール」というものがあります。
実は昨年の暮れも押し詰まった頃、ある日突然、何故か怒涛の勢い
で送られてくるようになった「迷惑メール」。
一日でざっと50件にはなるという数で、それは今も続いています。
それが始まってすぐの頃は、イライラしたり、無性に腹が立ったり。
(まあ、それが当たり前ですよね。)
これは我慢の限度を超えている!と、ケータイの会社に相談してみ
ようとも思いました。
(実際問題として、自分で賢く対処できる方法があるのかもしれませ
ん。私が知らないだけで。)
でも、うまく対処できて、私の所へ送信されてこなくなったとしても、
「迷惑メール」自体がなくなるわけではありません。
それなら、発想を180度変えてみようと思いました。
どうするかといえば、「迷惑メール」を排除しようとせず、その「統合」
を試みるのです。
具体的には、今まで何もせず削除していた「迷惑メール」に向かって、
「光に戻っておいで。いやさかで生きようね。」
と心の中で呼びかけ、それが自分の中心にある光の柱に吸収されて
いくさまをイメージした後に、削除するようにしました。
「いやさかで生きようね」というのは、「共に栄えようね」という意味で、
Manaさんがセミナーのときにおっしゃっていた言葉なのです。
(Manaさんのブログの1/31の文章中にも登場しています。関心のある
方は下記へ。)
http://www.arkworld.co.jp/cgi-bin/eveheart/spiritual/text.cgi
「闇」がなければ「光」もない。
「空」自身はそのことをよくわかっていて、だからこそ「闇」を創り出した
はずです。
でも、「空」自身がそれを「お腹いっぱい」味わって、もういいよと思え
たとき、それは他のあらゆる存在たちと一緒に「統合」されていくので
はないでしょうか。
こんなふうに思えたとき、今までいやというほど感じていた「迷惑メー
ル」への苛立ちが、すーっと消えていったのでした。
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Manaさんによる「空」のセミナーは、1/30の名古屋に続き、
東京と大阪でも開催されるそうです。
詳しいことは下記のHPの情報をご覧ください。
http://www.starheart.jp/cgi-bin/starheart/siteup.cgi?category=2&page=2