城郭の上はこんな風に。イスラム勢力との闘いがここで何回となく繰り返されたん
でしょう。お互いに取ったり取られたり。なんと西暦718年から1492年のグラナダ
陥落まで、700年余に亘ってですから。一体何人の血がここで流されたのでしょう。
ただ、スペインの場合は他のヨーロッパ地域と違い、アラブとの融合という時代も
その700年の間にあり、それで独特の文化が形成されたのでしょう。
そんなことを思いながらこの城壁を散歩して。
こちらはカテドラルと真逆の方向です。
空にはコウノトリがゆっくりと旋回して。
この城郭の内側の胸壁見て下さい。余りの低さに頭くらくら。高所恐怖症の
方は四階位の高さとはいえ、ちょっと辛いものがありますよ。斯く言うボクも
その類で(苦笑)
遠くに山脈が見えます。この地は県都としてスペインで一番標高の高い街。
1130Mの位置にあります。時折通りすぎる風が気持ちよい。
新市街地を見下ろして。この辺りには物見搭が数多く集まっているので、敵はこの
方向から攻めてくる機会が多かったんでしょうね。
こうやって見るとこの城郭も小高い丘の上にあることがよく分かります。
城内の眼下には噴水が。この前はお役所になっておりました。
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