goo blog サービス終了のお知らせ 

Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

フランス紀行[26]  トゥールーズ⑦ ジャコバン修道院付属教会1

2013年11月01日 08時02分35秒 | フランス紀行2013

フランス南部のゴチック建築の傑作と言われる教会です。他地域のゴチック建築と違い
レンガ造りであるせいか、とっても表情が柔らか。威圧感がないのが素敵です。

ドミニコ会派の最初の修道院で、13世紀から14世紀にかけて建造されました。

内部に入ってびっくら仰天。まぁ、なんと高い天井でしょう。初期のゴチック建築でこれだけの
天井高がとれたとは!あのガウディのサグラダ・ファミリアは多分これ以上の高さがありますが、
設計はずっと後世ですので、この当時としては画期的な高さでありましたでしょう。

修道院の付属教会ですので、主祭壇も素っ気ないくらいに質素です。

建物中央に柱列を配置していますが、これを二身廊と言っていいものか。恐らく形態としては
一身廊という区分けになるんでしょうね。ちょっと不思議な感覚に囚われます。

ー続くー

 


フランス紀行[25]  トゥールーズ⑥ ノートルダム・ドゥ・トール教会2

2013年10月31日 08時06分06秒 | フランス紀行2013

この教会にも黒いマリアが。スペインのモンセラット大聖堂のそれと比べるとちょっと丸みを
帯びた顔立ちをされています。

いままでイタリア・フランス・スペイン・ポルトガルと色々な教会を見ていますが、結構黒い
マリアが置かれている教会の多さにちょっと驚きます。

ステンドグラス。青の彩色がきれい。

主祭壇から入り口をみたところ。この教会の構成は一身廊だけとなっています。

副祭壇に貼られたクロス。創建当時はきっと金繻子が輝いていたことでしょう。

 

側壁はツートンカラーに塗られて。トゥールーズはその昔、藍染の産地としてヨーロッパ
で有名でした。藍で財をなした人が多数という歴史があります。その影響でこういう色合い
になっているのかも。

入り口の真上にはパイプオルガンが。これがあるために入口部分を高く設計しているのかも
しれませんね。

主祭壇のキリスト像。飾りを排したこういう祭壇も好感が持てます。

平面図が置かれていました。こういうのがあると有難いです。

 

ー続くー

 


フランス紀行[24]  トゥールーズ⑤ ノートルダム・ドゥ・トール教会1

2013年10月30日 16時44分09秒 | フランス紀行2013

サン・セルナン大聖堂を後にして市の中心部に歩を進めます。 

やはり大都会、かなり人が賑わってきました。前方に不思議な建物が見えます。まるで
日本で今流行の古い建物の保存方法のように表の壁を一枚だけ残したような(苦笑)

そんな失礼なことを言ってはいけません。教会建築ではよくあるスタイル。恐らくこの
表側の一枚は後から増築されたものではないかと思います。

まぁ、なんと細かい(薄い)レンガを何層にも重ねて。流石レンガの都市。こういう手間暇
かかる建物って初めてお目にかかったような。

フランスでノートルダム寺院って一体幾つあるか分からぬくらいにたくさんありますが、ゴチック
でない教会はボクには初めてかも。

この教会、実は先にご紹介したサン・セルナン大聖堂(↓)の祀られた聖セルナンが受難
した聖地であったことに因み建てられたもののようであります。彼の受難は西暦250年
で、牛に引き回され最後を遂げた地がここであったと。

正面の主祭壇には雄牛とそれをを押さえる人の姿が描かれています(壁画左下)

このステンドグラスのお方が聖セルナンかも。

ノートルダム(我らが貴婦人)寺院でありますので、マリア様もここに。ピエタ像でステンド・グラス
のそれとの取り合わせも珍しいです。

 

ー続くー


フランス紀行[23]  トゥールーズ④ サン・セルナン大聖堂3

2013年10月30日 08時10分46秒 | フランス紀行2013

引き続き大聖堂のステンドグラスのご紹介。
これは恐らく聖人サン・セルナンの生涯を描いた一コマでしょう。

 

上の聖人のステンドグラスと比較すると明らかに鮮やかな彩色のもの。これは当地を
治めていた王族を描いたのものかな。

 

なかなか見応えのあるステンドグラスの数々でありました。

副身廊です。イタリアの大理石と比べるとかなり質素な感がします。
この教会の創建は11世紀。約1世紀の建設期間を掛けて完成しています。建設当初の建材
の殆どは石。その後12世紀から13世紀にかけて増築されていますが、この時代から増築部分
は石材とレンガ造りの混合となっていて、その違いがファサードからもくっきり分かります(↓参照)



パイプオルガンですが、こういう風に多少奥まった配置ってどんな感じで響くんでしょう。
一度聞いてみたいものです。教会建築の一番難しいところかも知れませんね、音響効果
を出すというのは。

色々旅をして、ヨーロッパで驚くのはローマ時代の劇場建築。勿論青空建築(天井がない)
が殆どですが、舞台の音響効果が素晴らしい。ある場所に立って発声をすると、スリ鉢状
の観客席の全てに声が響くという装置を実際に経験してびっくりしたものです。

そういう意味で伝統的にヨーロッパ人って古代から音響工学的な才能が既に芽生えて
いたんだろうと思います。

この特長あるミナレットは平面は八角形。この部分だけは14世紀の建造です。高さ67M
もあり、このトゥールーズのシンボルとなっています。尚、構造は完全なレンガ造り。レンガ
のみというから驚きです。

 


フランス紀行[22]  トゥールーズ③ サン・セルナン大聖堂2

2013年10月29日 16時27分32秒 | フランス紀行2013

大聖堂の内陣です。例によって三身廊の構えですが、構造体がレンガ造りということもあり、
ゴチック建築と比較するとかなりスパンも狭く、天井高もそれほど高いものではありません。
でも、人間的スケールからするとこれで十分。立派に威厳のある建物になってます。

主祭壇も天井画と金で飾られた廟だけの簡素な作り。これはこれで好感が持てます。

主祭壇のキリスト像。

キリストの下で両手を広げているのは、この教会の守護神(正確には守護聖人というので
しょうか)、聖セルナン。この教会はその聖セルナンに捧げられていますが、浅学なボクには
誰のことなのやら・・・

ヨーロッパ最大のロマネスク教会建築という割には意外と質素な感じがします。但し、ここは
スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼の重要な巡礼地の一つでもあり、フランス西海岸
のモン・サン・ミッシェルと並び多くの巡礼者が必ず参拝する教会であります。

副祭壇のキリスト像の前に捧げられたロウソク。

ボクはこの丸窓を見てびっくりしましたよ。日本の書院造りにはよくある姿ですが、
ヨーロッパで格子に切られたこれを見るなんて!

落ち着いた色合いの精緻なステンド。グラス。カラフルなのもいいですけど、
こういうのも素敵です。

 

ー続くー

 


フランス紀行[21]  トゥールーズ② サン・セルナン大聖堂1

2013年10月29日 08時17分39秒 | フランス紀行2013

市内散歩の続きから。

てっきりMACかと思ったらMAKだって。おまけにパラソルにはMIKO!?一体どれが本物?(苦笑)
因みにボクは欧州でMACは食べたことがありません。だって異常に高いんだもの。円安と言っても
単品と飲み物頼んで1000円以上払わにゃいかんなんて信じられません。よく日本の物価は世界で
一番高いっていうけど、ありゃ何を比較しているのかなぁと海外にいくと思います。

あはは、バルコンを支える人。フランスに来ても頭抱える人が多いんだ(爆)
これ前のジェノバ編を読まれた方はお分かりになると思いますけど・・・

さて、最初の目的地はこのピサの斜塔みたいな作りのミナレットを擁する教会。
いいですね、通りの正面にこういう特徴ある建物がある風景は。ランドマークという
英語がありますが、欧米はホントに都市計画でこういうことをきちんと抑えています。

こちらはロマネスク建築では欧州最大と言われるサン・セルナン大聖堂です。
いかめしい、ゴチックと違いなんとも女性的な、柔らかい感じのする外観で、赤レンガ
の外装がよく似合います。

 正面の玄関には少ないとは言っても石張りとして、そこには様々なレリーフが。
なんでも、ヨーロッパでレンガ造りというとちょっと下に見られることもなきにしも
あらずの時代があったそうな。それで目立つところだけでも石張りとしたのかも
です。現代の日本人の目から見るとレンガ造りの建物ってとても郷愁を覚えて
素敵なんですけど。第一温かみがありますし。


さて、内部を覗いて見ましょうね。

 

ー続くー

 


フランス紀行[20]  トゥールーズ① 市内1

2013年10月28日 16時17分20秒 | フランス紀行2013

アヴィニョンからTGVで約3時間半でトゥールーズに到着です。ホテルに荷物を置いて早速
街歩き。

何故か広場にはジャンヌ・ダルクの騎馬姿が。彼女については以前オレルアンに行った時
お話していますので省略。でも、この地とどういう関係があるのかボクにはちょっと分かりません。
百年戦争でフランスを勝利に導いた彼女ですが、トゥールーズとの関係は歴史を紐解いても
よく伝わって来ません。

この道の先にジャンヌ・ダルクの彫像があります。この街並み、なんだか今までのフランスの
街並みと随分違います。何か他の国に来たみたい(苦笑)

お店のショーウインドーにはでっかいパエリアの鍋が。おお、とっても美味そう。でも、ぐっと
我慢の子でありました。というのも、あと数日するとスペインに入る予定でありますので。

この街でこうしたスペイン料理屋が多いのはわけがあります。実はトゥールーズで一番多い
外国人はスペイン人。それは先のフランコ政権の圧政の下、難民を大量に受け入れたのが
この地でありました。それと、もともとこの地はスペインのバスク人が支配した時代があるという
ことも一因なんでしょう。

更に言えば、この地は例のスペインのサンティアゴ・コンポステーラへのピレーネ巡礼路の
要衝に当ります。
尚、フランス国内でこの街は5番目に位置する都市でもあります。

街の別名を「バラの街」なぞと言ったり。それはヨーロッパでは珍しくこの地には豊富な石材が
産出されなかったことにあり、もっぱら建物はレンガ造りであることに由来します。

上の二枚の建物を見ているとどこかあの東京駅にも似ていて。それで違和感が生じるわけです
(苦笑)

ピレーネ山脈に近いせいか、気温はちょっと下がって。夏から冬に逆戻りした感があります。
もっとも今年のヨーロッパの夏は日本同様に気候不順で、寒い日が続いてはおりましたが。
ボク等が帰国したのが6月の中旬。その頃入れ違いにパリに旅行する友人に寒いから畳める
ダウンジャケットを持って行きなさいとアドバイスしたら非常に有難がって。毎日ホテルの中
でもダウンを着ていたと(笑)

窓際には花が植えられて。こういう街並みを歩くのは気持ちがいいです。

 

ー続くー


フランス紀行[19]  アヴィニョン⑲ 次の地はトゥールーズ

2013年10月28日 08時18分09秒 | フランス紀行2013

通り道で見つけた時計草。 

在来線のアヴィニョン駅です。ボクの後ろは旧市街の城門がすぐそこ。駅を出ると目の前に
城門があるということです。

はい、撮影しているボクの後ろには城塞の大手門が。

城門には観光案内板が掲げられて、大変分かりやすかったです。

再び列車に乗って。これからピレーネ山脈の麓のトゥールーズという都市に向かいます。

 

ー続くー


フランス紀行[18]  アヴィニョン⑱ 有名レストランでお食事

2013年10月27日 08時20分44秒 | フランス紀行2013

オーベルジュとしてアヴィニョンっ子だけでなく日本人旅行客にもとっても人気のお店。

La Treille(ラ・トレイユ)

ローヌ川を挟んで旧市街の反対側にあります。余り徒歩で来る人はすくないようですが、節約のため
ボク等夫婦は徒歩で(いやぁ、遠かった 苦笑)

大きなオリーブの樹に囲まれた閑静な住宅街にポツリと佇むこのレストラン。

室内はなかなか格調の高い調度品が。日本人の団体さんが一組もう食事をされて
おりました。この街で出会った初めての日本人。

ボク等はこんな木々が茂る下に席をとって。

アヴィニョンのミネラルウォーター

最初にカナッペとしてフォグラが。

二の膳は何かのムース(あはは、大分健忘症が進んで中身を全然覚えていません)

お次は白身魚のマリネ。野菜が美味しい。こういうふうに魚を薄切りにしている
のは多分に日本食の影響があるんでしょうね。

お薦めの赤ワインを戴いて。フルボディの美味しいワインでありました。

おお、メイン・ディッシュの到着です。

牛肉と鶏肉。ソースがあっさりの中にもコクがあって。最近のフランス料理は昔のように
こってリソースが影を潜めて、ボクでも食べられるようになりました。やはり健康志向と
いう面と、味の追求をしていくと必然として素材の旨みを活かす料理法になるんでしょうね。
まさに今回日本食が世界遺産登録になる予定ですが、世界がそういう方向に向かって
いるんだなとここで感じた次第です。

さて、皆さんお気づきになったと思いますが、こちらの料理に花が添えられています。
ボクは初めての経験でしたが、これがとっても美味しいのです。何の花か知りませんが、
凄い甘いけどあっさりした不思議な味わい。出来れば花のサラダでも食べたいと思った
くらい。これ、日本でも簡単に手に入るようにならないかなぁ・・・

デザートのアイスクリームです。ボクは目のためにブルーベリーを(笑)

いやいや、あのシチリアの豪華朝食に次ぐ、素敵な料理でありました。奥様も久々に
満足の笑顔で。

すっかり暗くなったローヌ川です。向こうにアビニョンの旧市街が。はい、お腹も一杯。
元気に歩いてあそこまで戻ります(笑)

★ ★ ★

このお店は史上最年少でミシュラン三ツ星を獲得した伝説のモナコの料理人アラン・
デュカス氏の下で修行したシェフが作っています。

お店はHP(↑)を参照下さい。出かける前に必ず電話予約したほうが無難です。シーズン
だと、恐らく日本の団体客で直ぐいっぱいになると思いますので(苦笑)

 

 

 


フランス紀行[17]  アヴィニョン⑰ 宿のご亭主

2013年10月26日 08時00分27秒 | フランス紀行2013

こちらは宿の朝食です。B&B(朝食付き)ですので、たっぷり食べねば(笑)
クレープ生地みたいのはガレット生地でそば粉で出来ています。モン・サン・
ミッシェルがガレット料理では有名ですね。

蕎麦好きのボクとしてはこのガレットという料理、ほっては置けませぬ。何度か
挑戦しているんですけど、どうも美味いのが出来ません。修行が足りないんで
しょうね(苦笑)

こちら宿の亭主。俺は日本好きだ、だから日本の猫を飼っている、なんて言ってその
猫を紹介してくれたんですが。あはは、招き猫じゃん。

このオヤジさんの若かりし頃のモテ期の写真だと。なんでもツール・ド・フランスに出ていた
そうな。そのチーム・メンバーと一緒に撮った写真だそうです。どれが俺だか分かるかって
聞くから一発で当てちゃった。

なんで分かる?って聞くから、なんと言っても特徴ある頭だからってお答えしておきました(爆)

 


フランス紀行[16]  アヴィニョン⑯ 再びアヴィニョン橋

2013年10月25日 08時05分39秒 | フランス紀行2013

アビニョン橋を再度訪問。

こうして人と対比してみると結構当時としては画期的な巨大橋であったことが
よく分かります。

それにしても22連あったアーチのうち18本も流してしまう水害の威力とは!
最近の日本人は水害の恐ろしさを嫌というほど思い知らされているのですが。

水辺にはアイリスが。

橋を真横から。あはは、これじゃなんだか分かりませんね。
でも、流石フランスの土木工事。曲がりがありません。完璧な直線だ(笑)

以前にスペイン紀行でサンチャゴ・デ・コンポステーラというキリスト教の聖地をご紹介
しましたが、このアヴィニョンもフランス巡礼路の大きな拠点で、大勢の信者がこの橋を
渡ってピレーネ山脈を超えて行ったのでしょう。

面白いのはこの橋が架けられたのは12世紀。当時の日本では熊野詣という日本で最初
と言ってもよい巡礼ブームがありました。ヨーロッパと日本で時を同じくしてこうした信仰の
一大ムーブメントが起こったというのは単なる偶然なんでしょうか。

 

 

 


フランス紀行[15]  アヴィニョン⑮ 夜の旧市街3

2013年10月23日 16時01分43秒 | フランス紀行2013

9時を少し回った時刻の旧市街地です。オフシーズンということもあるのでしょうが、人通りも
かなり少なくなります。南仏のリゾート地ということもあり、セキュリティに関しては全く問題ない
ようです。 

伝統的に細い道路が多いのですが、目一杯歩道を広げて。こういう歩道は歩きやすいです。
車社会のヨーロッパも歩道に対する考え方ははっきりしているようです。メリハリがあると
いうことでしょうね。

結構女性の一人歩きも目立ちます。

道の向こうには教会の塔屋が見えて。街の中心となる施設はいいローケーションを選定して
います。

街の中心の時計台広場はやはり夜遅くまで賑わって。レストランもかなり遅くまでやって
いるようです。

ちょっとわかりづらいのですけど、なんとこれは団体で空手の演舞をやってました。
老若男女を問わずで、小さな子供まで参加して。

数日前の日経新聞でしたか、何故日本の古武道がヨーロッパで受けるのかという
コラムがありました。それによれば、日本の古武道には「武士道」がある、この精神
文化がキリスト教の教えるモラル・哲学とはかなり違う人間の内省的な滅私の心が
受けているんだとか。勝者は敗者に「礼」を以って接するという原点が評価されている
んだそうです。

ボク等日本人が忘れていたことを何か教えられてしまいました。

 

ー続くー


フランス紀行[14]  アヴィニョン⑭ 昼食は中華を

2013年10月22日 16時22分42秒 | フランス紀行2013

旧市街地の中心にはこんな時計台が。
観光客の絶好のランドマークになっています。現地では高くて気が付きませんでしたが、
あれ、からくり人形が置いてあるんだ。残念ながらこれが動いている瞬間は見ることが
出来ませんでしたが。 

この日は夜には地元の有名なレストランを予約済で、アヴィニョンの料理のフルコースを
頂く予定をしておりました。よって昼は軽くということで、時計台広場の近くの中華料理屋
さんに。

押しなべてフランスでは中華は人気で、自国料理以外では一番ポピュラーなアイテムで
あろうと思います。但し、日本食は高いので値段を気にせず食べたい希望を募ったら一番
だと思いますけど。

ボクが頼んだ焼きそば。大好きなパクチー(中国香草)が乗っていて、嬉しい!
この盛りつけ方、本場中国ではしないやり方だと思います。まるでチョモランマのように
(笑)
具材を縦に盛りつけるとは、なかなか。

こういう細かいところに気を使うのがフレンチ・チャイニーズです。前にも書きましたが
フランスのエスニック料理は美味いのです。こちらのお店の焼きそばもかなりの実力
でありました。上海か湖南料理の味付けで、油がとっても爽やか。恐らくオリーブオイル
のお陰かと。

いやぁ、なかなかのお味で。満足でございまする。

ボクは本場中国の料理はちょっとダメなんです。食べ過ぎることもあるんでしょうけど、
油が・・・(苦笑)意外と繊細なんですよ(爆)

奥様はお肉の汁麺を。ラーメンは日本が一番、やめなさいと申し上げたんですけど・・・
あはは、「うるせ~~」だって(爆)
ちょっと味見をしましたが、はい、ふつ~~に中国本土で食べるラーメンでありました
(要は日本人の感覚で言う「うどん」であります)

 

ー続くー

 


フランス紀行[13]  アヴィニョン⑬ 旧市街

2013年10月22日 08時12分07秒 | フランス紀行2013

市庁舎前の広場。旧市街の中の目抜き通りになります。
テントの下はレストラン。大勢の観光客が食事やドリンクを楽しんでいます。

広場といえば必ず何らかのパフォーマンスをする人が。このギタリストはフラメンコ・ギター。
かなりうまい。暫く聞き惚れていました。

彫像のパフォーマンスなんですけど、何時観ても何がたのしいのかなぁと野暮な感想
なんですが・・・(笑)

フランスの人って本当にこれが好き。大体どこの都市に行っても必ずこれがあるみたい。
シャンソンにも唄われて、やはり子供も大人も「人生は回転木馬」と哲学的な思いを皆さん
持っているんだろうか。

 

こちらはメインのファッション・ストリート。日本でも人気のお店です。さすが若い女性
がひっきりなしに出たり入ったり。

一歩中に入るとやはり中世の街。細い坂道が。先の急コーナーはやはり城塞都市の
名残なんでしょうね。

 

ー続くー


フランス紀行[12]  アヴィニョン⑫ 教皇宮殿3

2013年10月21日 16時32分41秒 | フランス紀行2013

宮殿から中庭を見ている観光客です。

中庭はこんなふうに。どうも規模からしてかなり素っ気ない造りに見えてしまいますが、
カソリックを二分する勢いというのは、殆どがフランス革命時に失われてしまったので
しょうね。ちょっと残念です。

わずかに正面に見える大聖堂の前に設置された巨大な彫刻群が往時を偲ばせてくれます。

屋根瓦もかなり傷んでいるようで、ちょっと大丈夫かなとも思いますが、
観光客には寧ろこういうほうが風情があっていいかも。

 

宮殿の見晴らし台から観た旧市街地です。こうしてみるとやはりかなり高いですね。
あの巨大な観覧車が真下に見えるなんて。いつの間にか結構登っていました。

カテドラルのてっぺんにおわしますマリア像が間近に見えました。
まさに天上にあって市民をこうして見守ってくれているんでしょう。

 

ー続くー