窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

新型インフルエンザ・大阪が低位安定グループ入り

2010-06-01 01:04:42 | Weblog
・新型インフルエンザ患者発生の状況です。

・流行の終息状況            定点1人未満の県(流行終了の県)         
 ・第 8週(2月22日~28日)   ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
 ・第 9週(3月 1日~ 7日)   ・全国平均が終息         
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日)   ・47県(新型インフルエンザ流行終了)         
        ・・・・・       
 ・第20週(5月17日~23日)                
 ・第21週(5月24日~30日)     
 ・第22週(5月31日~ 6日)     ・・・・・今週・・・・・                 

 ・感染倍率          0.99倍 

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    ・・・・
 ・第18週( 5月 3日~ 9日)     0.08人      360人    (0.40万人)
 ・第19週( 5月10日~16日)     0.08人      377人    (0.42万人)
 ・第20週( 5月17日~23日)     0.13人      627人    (0.70万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第21週( 5月24日~30日)     0.13人      621人    0.69万人

  ・ 1日                      0.018人              0.10万人
  ・ 2日                      0.018人              0.10万人
  ・第22週( 5月31日~ 6日)     0.13人      615人    0.68万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2076.8万人   100人中16.3人
  (2009年第28週以降の合計です。)      

 ・累積患者数の予報。
  ・第22週( 6月 6日)               2077.3万人  100人中16.3人
  ・第23週( 6月13日)               2077.9万人  100人中16.3人

・入院状況
 ・入院         17646人( 3月30日現在)     入院率   0.085%
 ・重症化         1557人( 5月23日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   199人( 5月23日現在)     致死率   0.00096%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第18週( 5月 3日~ 9日)  0.14人    0.08人   +90.3%    
 ・第19週( 5月10日~16日)  0.10人    0.08人   +26.8%    
 ・第20週( 5月17日~23日)  0.07人    0.13人   ー42.9%    

 今回の定点合計報告数は627人で、当ブログ予報は358人でした。

 今回予報誤差はー42.9%になります。

 第34週から今までの平均予報誤差は±21.9%です。

・コメント

 入院患者数は本日累積で17696人になります。(平均予報誤差は±1.9%です。.)

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は6800人程で、
 約6割程度が新型と思われます。


 累積患者数2076.8万人で、全人口の100人に16.3人が感染しました。

 そのうち未成年者は1516万人で、100人に62.3人が感染したことになります。

 成人は557万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)

・東京の現状
                18週         19週        20週      
                5月 9日      5月16日      5月23日
 定点あたり          0.03人      0.05人      0.09人
 東京推計値         0.03万人     0.03万人     0.05万人       
 累積患者数       162.4万人    162.4万人    162.4万人
 100人あたり       12.5人      12.5人      12.5人             

 未成年者の100人に57.8人が感染しました。

 患者数は今回も増加です。

 県別順位は47都道府県中の22位です。

 前の週より2位上昇しました。

 
 東京は季節性のB型が第12週以降検出されていません。

 但し、季節性A(H3)型が19週に検出されました。

 それでも日本の縮図の東京は、やっぱり新型が優勢の感染状況かと思われます。



・大阪の現状です。
                18週         19週        20週      
                5月 9日      5月16日      5月23日
 定点あたり人        0.04       0.04         0.04
 大阪推計値         0.01万人    0.01万人      0.01万人
 累積患者数       126.2万人   126.3万人     126.3万人
 100人あたり       14.3人      14.3人        14.3人       

 未成年者の100人に56.3人が感染しました。

 患者数は今回は減少です。

 県別順位は47都道府県中の33位です。

 これは前の週より5位下がりました。

 患者数は横ばいですが、相対的に他の県の上昇幅が大きかったようで、
 大阪の順位は下がりました。

 大阪は人口密集地の割にはここのところ低位安定していますね。


今のところ安定的に低位にいる県は、大阪、青森、茨城、高知、奈良、徳島
というところでしょうか。

準じて安定なのが静岡、栃木です。

今回、長野は小学校の集団感染で6位急上昇、低位グループを抜けました。

PS

国の大事なお仕事の一つが「安全保障」。

安全保障とはリスク管理のこと。

当然、もっとも大事なのが情報収集と分析。

引き続いて、判断と行動。


安全保障とは「朝鮮半島情勢」のことだけではありません。

「軍事対応」(テロ対応)をはじめとして、感染症(人、動物)、地震、風水害、経済変動
大事故など「普通の暮らしをおびやかす事」はすべて対象のはず。

そういう目で見てみると、この国の政府はほとんど何も学んでないように見えます。


首相や大臣が最終的な判断をするのはいいとしても、判断のもとになる情報収集や
分析が24時間、365日行われているとはとても思えない。

それだから「外遊準備」で忙しい農林大臣が「重要性や緊急性のあるトラブル」の
判断を間違えて、宮崎県に行かなくてはいけないのに外国に行ったりする。


製品安全評価機構が「リスクアセスメント」の手法のパンフレットを企業に配布したとか。

ぜひとも鳩山さんをはじめとする、各国務大臣にも1部づつ進呈されるといいと
思います。

但し、「製品のリスク」というところを、赤ペンで「国のリスク」と訂正してもらえれば
とりあえず初心者にはそれでOKですから。


コメント
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