原初的にストーンヘンジが建立されたのは、BC5000年以前で、その時の英国に最
寄りの北極は中国に位置したことが前回わかりました。
この極は非常に誤差が多い仕方でしか現在わかりません。もう一つ同じ頃に建立
された巨石遺跡を発見すれば精度はあがると思いますが、私は果たせなかったの
です。後の人の発見を待ちたい気持ちです。
このストーンヘンジの指し示す極と、地軸大移動を証明するのは、ストーンヘンジ
自身と、英仏の河馬の骨の出土でした。
この発見と仮説は、歴史学、言語学などの諸学にとっておおきな影響力と貢献を
なすものです。
まず、歴史学がこれまで手にする事の出来なかったのは、世界の民族移動が
何故、どんな理由で起きるのか?どこからどこへと民族移動はなされたか?の
疑問の回答なのです。
この回答は、地軸大移動が原因で、高緯度に変化してしまった土地から、低緯度の
生物絶滅地域に、民族大移動はなされると言う回答なのです。
その一番よい例は、東南アジアの民族大移動です。
シベリアの土地にいた民族は生き延び、中国、日本、インド東南アジアの民族は地軸
大移動ですべての生物と共に死に絶え、しかもシベリアは温帯の気候から厳寒の極地
に変化したのです。
民族大移動の原因がこれで理解出来る者となりました。
言語学でも、この地軸大移動は、重大な回答をもたらします。
現在、日本語の起源ははっきりしていません。アイヌ語だという説と、タミル語だと言う
二つの説が争っています。アイヌもタミルも語呂合わせではひけを取りません。どちらが
日本語の起源か、言語学内の手法では、まったく判定は着かないのです。
しかし、地軸大移動の発見は上記の言語学的論争にケリをつけます。
シベリアに生き残ったアイヌ民族は、その後無人の大陸を南下しインドまで達しているの
です。彼らは日本にも移動し、縄文人となり、日本語の起源となりました。
アイヌはインドではタミル語の起源となったのです。だから日本語とタミル語とアイヌ語は
すべて、語呂があう言語であったのです。
このように、地軸大移動の発見は諸々の学問を一挙に発展させ、これまでの難問を解
消させる大発見でありました。