このような私の説に対して、強い反論が当然に出ると考える・・
まず、シハス=4+8+ses・・・・がアイヌ語だとしているが、イチ、ニ、サン、シ
の数詞は、どの辞書にも中国からきた数詞であると書かれているではないか?中国渡来の数詞は
ヤヨイ時代以後に日本が借用した数詞で、シハス=4+8+ses・・・との説は、当然破産した
説であり、縄文時代にシハスなどあり得ない言葉であると・・
轆輪眞山
古代日本の数詞はヒフミヨイムナヤコト・・であったからもし 4+8+ses、と言いたいなら
ヨヤス、と言うべきで、シハスということは縄文時代にはあり得ない・・・などと反論があるに違い
ない・・
しかし、そうではないのだ。辞書などというものは、ある時代時代の頂点の仮説の集大成ではあ
るが、すべて仮説にすぎない・・新たな仮説が出てきて、次の集大成を作るまでの仮の説に過ぎな
いのである。
イチ、ニイ、サン、シ・・の数詞は現代の辞書(過去の仮説)がいうように、中国渡来の数詞で
は決してないのである。
すでに私は何度も書いたことだが、イチ、ニ、サンの数詞はアイヌの数詞にあるのだ。
自身がアイヌ人で、アイヌの言語学者であった山本多助翁の本に、イタク・カシカムイ・・・と
いう題名の本がある。この題名は『天上の神の言葉』とでもいうのであろうか・・・その本に
アイヌの数詞がでてくる・・・
アイヌには4種類の数詞があるそうで、その一つにイッチク、ニッチク、サイフネという
数詞があるという・・・
この事実を知れば、日本語のイチ、ニ、サン、の数詞もアイヌ語由来である可能性は高い・・
確かにアイヌ語のイッチク、ニッチクの数詞も4以降はユウシケ、チンツケ、と変わってはいるの
だが、日本語のイチ、ニ、サンはアイヌ語由来であろう、数詞は不変であるなどというげんご学者
もいるが、数詞は多数の方言を伴い、多様であるから数詞を基本的言語だと考えるのは間違って
いると思う。
地軸大移動の謎・・・クリックよろしくお願いします
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