midnight train

眠れなくて


各駅停車に乗りいざ長野へ


都合3時間半揺られて眠ろうなんて甘かった


前日の温度からマイナス８度くらいで、寒くて寒くて寝れやしない
おまけに、ハイエースの後部座席のような直角の座席じゃ


腰は痛いわ、寒いわ


長いわ


バカなオレ



松本は寒くて、夏物のスーツじゃだめだね
ベスト着てたのが救い


長時間の面談を済ませ眠気も通り過ぎ


夜中に
沖縄にいるベースのコウタ以外のバンドのメンバー三人で集まり
音楽談義


幼馴染というか家族みたいなドラムの仲間のオヤジさんに挨拶に行き、経営者ならではの逸話と語録に改めて
尊敬させられながら


亡くなったおばちゃんの仏壇に線香あげさせてもらったんだけど


涙をこらえるので精いっぱい



理由なんかわからないけど


涙が溢れてくるの



渋谷に住んでた時、ドラムのナオキが改めて上京してきて
同居することになった


本当に最後にバンドを本気でやろうぜ！って


そん時に、おばちゃんが言った言葉が今でも俺の心に響いてる
「ナオキをお願いね」って

俺にはそれがおばちゃんの最期の言葉だった・・・

考えてみれば、いつもいつも
小さいころから「ナオキを頼むね」って言われ続けたんだけど



何にもしてあげられなかったなんておこがましいんだけど



おばちゃんの期待には応えられていなっかったと思う



そんな仲間で久しぶりに自分たちの原宿でやったライブのＤＶＤ観ながら



「やっぱ、カッコイイよなぁ俺たちって」
自画自賛（笑）



もう昔みたいなことじゃ笑えやしない　は尾崎豊の詩だけど


昔話で一晩中笑えるよ


人生の半分以上を費やした音楽だけど



俺たち何か残せたかな・・・