CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

月曜の夜をぼんやりすごす

2020年06月15日 | AMERICAN ROCK/POPS

今夜は1982年のリンダ・ロンシュタットの11枚目のオリジナル・スタジオ・アルバム、Get Closer。

(シングル・ジャケの裏と表を合わせて1体完成!)

ピーター・アッシャーのプロデュースの元、かってジェームス・テイラーのバックも務めたザ・セクションの面々にアンドリュー・ゴールドやワディー・ワクテルにビル・ペインらお馴染みのバック・メンバーが彼女をサポート。

その後の活動と言えば、スタンダード3部作、カントリー娘3人組、スペイン語のアルバムなどなど芸風が次々と変化していくことに。

即ちこのアルバムで、彼女にとってそれまでのポップ・ロック路線が一応終了となる記念すべきアルバム。

しかし当の本人としては、発売されなかったもののスタンダード物を録音したり、当アルバムの最後の曲、My Blue Tearsはドリー・パートンやエミルー・ハリスらと共演したカントリー物と、本作発売以前に新しいジャンルに既に向かっていた訳で、本作は従来の路線継承を主張するレーベルに対しての最後の置き土産して義理を果たしたとでも言える作品なのかな?

前作から2年以上オリジナル・アルバムが制作されていなかった事から、少しばかり間延びしてインパクトに欠けていたのか今までのように大ヒットとはならなかったが、以前のアルバムと比べても遜色はなく作品のスタンダードは十分キープされているように思う。

不思議な事にCDでの再発はされたものの、他のアルバムと違ってこのアルバムだけは最新リマスターによる再プレスはされていないので、コレクションに加えるにしても新品CDでは中々お目にかかれない難易度の高いもの。

興味のある方は、中古レコードを探した方が早いかも。



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