1971年にユーライア・ヒープが3枚目のアルバム、Look At Yourself(対自核)を出した。
日本でも翌年の3月に発売され、オリコン5位とヒットしたアルバムとなり、そこからシングル・カットされたタイトル曲、Look At Yourselfも人気を博した。
(演奏時間はオリジナルの5分強から3分27秒に編集されている)
これが彼らにとって日本での初シングルだったと思う。レコード会社も気を良くしたのか、本国英国でシングル・カットされなかった10分強のJuly Morning(7月の朝)も同様に演奏時間を短縮した編集音源のシングルで発売。
一気にユーライア・ヒープの名前がわが国のロック・ファンだけでなく、意外な人達にも知られる事に。
60年代、歌謡曲やアメリカの人気ポップなどのカバーを取り上げテレビのショーにも常時出演していたザ・ピーナッツ。
彼女達がライブでクリムゾンのエピタフをカバーしていたのは話に聞いていたが、なんとLook At Yourselfも歌っていたのであった。
オリジナルの演奏ではアフリカ系ファンク・バンドのオシビサのメンバーが曲のエンディングでパーカッションを叩き盛り上げるのであるが、ザ・ピーナッツのバージョンではオープニングにおいてパーカッションの乱れ打ちを聴く事ができる。
いや〜 ザ・ピーナッツってハードでプログレだったんですね。
クリムゾンやヒープのカバーをしていたのを聴いた時は
驚いたものです。しかも独自の解釈で自分のものにしているし。
久しぶりに聴きたくなってきましたね。