本日はアメリカのSSW、ダン・フォーゲルバーグの1984年の8枚目のスタジオ・アルバム、Windows And Wallesでも。
1981年のLP2枚組の大作、The Innocent Ageからベスト・アルバムを挟んだ3年ぶりのオリジナル作品で、特に気負ったところもなく彼らしいコンスタントな作品と言える。
少々内省的な内容はさておき、ジャケの面を飾る長い間使われていなかった埃の溜まった屋根裏部屋の情景が暗いイメージをアルバム全体に落としている。
それが原因なのか、2枚のヒット・シングル、The Language Of LoveとBelive In Meが本作からカットされそれぞれヒットしたものの、アルバムは前作と比べて売り上げを落とした。
個人的には、その暗いイメージを中和させるような何らかの仕掛けがこのアルバムにあり希望の光でも感じさせられたなら、もっと受け入れられたのではなかったかと….
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