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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

トウシロによるジャズ鑑賞 、その5 やっぱりビートルズにおすがりするって事で

2016年11月11日 | JAZZ・FUSION
やっぱりジャズ鑑賞ってのは、私のようなトウシロ・リスナーにとっては普通のポップ・ソングと違ってかなり聴き込まないとなかなか理解出来るものではない。

その厳しい修行を継続するには、やはり常時ジャズを聴くことの出来る環境に身を置いておくことが理想であるが、就業時間中にスマホにイヤフォンを差し込みちんたらやっていると上司から大目玉をくらう。

社用車で外回りの際CDを持ち込み、運転中に聴くのが関の山。但し同乗者がいれば、これも無理。

じゃあ、どうすればいいのか?

脱サラもしくは定年退職後、ジャズ喫茶のオヤジとなり、大口径のJBLのスピーカーから流れる音源を一日中聴き放題なんて手段も有るが、これは中々厳しいと思う。

現実的には、金持ちの道楽で無い限り、地道に利益を出して営業を継続するなんて今の世の中至難の業。

近所に3階建ての住居の1階を改造し、店内にライブ用の小さなステージ設けたジャズ喫茶があった。

どうも、夜な夜なジャズのライブをやっていたみたいで、一度行ってみようとは思っていたのだが、中々タイミングが合わず行く機会がなかった。

そうこうしてる間に、数年後店はなんとカラオケ喫茶に転換、そしてさらに数年後、廃業と相成った。

自宅を改造した家族経営だったようで、そのため運営の経費は有る程度抑えられていたと推測していたのだが、やっぱり郊外の駅近商店街という不利なロケーションでは、ジャズのライブと言う売りだけでは客がそれほど集まらず商売が成り立たなくなったのであろう。

ジャズ初心者としてのジャズ道攻略の方法は、一気にその本丸を攻めるのではなく、ジャズの境界線と言われる付近から時間をかけてじっくり攻め上がる事。

手っ取り早いのは、お気に入りの曲のジャズ・カバーから入っていく。

1995年発売の、ジャズ・ピアニスト兼音楽プロデュサーのデーブ・グルーシンが設立に関わったジャズ・レーベル、GRP Recordから発売されたビートルズ・カバー集、I Got No Kick Against Modern Jazzなんて結構聴き易い。


何しろ元歌がしっかり頭に刻み込まれているから。

1. The Long And Winding Road、George Benson
2. She’s Leaving Home、McCoy Tyner
3. I Want You(She’s So heavy)、 Groove Collective
4. And I Love Her、Diana Krall
5. The Fool On the Hill、Tom Scott
6. Michell、Ramsey Lewis
7. A Day In the Life、Lee Ritenour
8. Let It Be、Nelson Rangell
9. Eleanor Rigby、Chick Corea
10. While My Guitar Gently Weeps、Russ Freeman
11. In My Life、Spyro Gyra
12. Here There And Everywhere、David Benoit
13. Blackbird、Arturo Sandoval
14. Yesterday、Dave Grusin

ギタリスト、アル・ディ・メオラも2013年に、ビートルズのカバー・アルバム、All Your Lifeを出している。こちらは、アル・ディ・メオラ流解釈でビートルズの楽曲を料理しているので、カバーとしては少し上級編かも。


このあたりを鑑賞するのであれば、特にジャズ喫茶のオヤジになる必要はないかと…



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