ボーカルのスティーブ・ペリーとキーボードのジョナサン・ケインが加わり、後に巨大アリーナでライブが行えるくらいのビッグなロック・バンドに変身したのとは全く別物と言っていいデビュー当時のジャーニー。
1975年にサンタナ・バンドからニール・ショーンとグレッグ・ローリー、そしてかってジェフ・ベックやフランク・ザッパのもとでドラムを叩いていたエインズレー・ダンバーらが中心となってセルフ・タイトルのデビュー・アルバム(邦題:宇宙への旅立ち)を出した。
当時の芸風はプログレ系に分類され、高度な演奏技術が売りだった。
残念ながらアルバムやシングル・カットされたTo Play Some Musicのセールスはイマイチだった様な記憶が。
それでも日本のマーケットでは、ショーンのギター・テクに惹かれたプログレ小僧の間では少々話題に…
私の場合はジャケのデザインのインパクトに惹かれた口で...
そこから連想するのは1977年封切りの映画でカプリコン・1と言う映画ですかね。
NASAでの急な技術的問題発生によって人類初の火星着陸が捏造される事を描いたもので、無人飛行していたロケットが地球に帰還する最終段階で事故を起こしロケットが破壊されてしまった事から、ロケットに搭乗しなかった3名の乗組員が捏造の辻褄を合わせるためその命を狙われるストーリーだった。
ジャケに描かれたチープな“宇宙への旅立ち”ならに一発でフェイクと見破られ、映画のストーリーの様な大ごとには発展しなかったと思う。
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