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新生カンサスのパワー

2018年09月26日 | PROG ROCK

アメリカン・プログレ・バンドとして1974年アルバム・デビュー。

1977年に出したアルバム、Point Of No Returnとシングル・カットされたDust In The Windが大ヒット。

この辺りがコマーシャル的には彼らのピークだったと思う。

その後、ライブ・アルバムや数枚のスタジオ・アルバムを出し、メンバー・チェンジなども行われた。

行き詰まったのか1984年に一時活動停止となる。

翌年、スティーブ・ウォルシュ(キーボード)、リチャード・ウィリアムス(ギター)とフィル・イハート(ドラムス)の3名のオリジナル・メンバーを中心に新たなメンバー、スティーブ・モーズ(ギター)とビリー・グリヤー(ベース)らを加えて新生カンサスが結成。

このメンバーで2枚のアルバムを制作。

本日紹介するのは、その記念すべき新生カンサスの一枚目のオリジナル・アルバム、Power。

ギターのネックを金槌で叩き込み、鋼のギターでも作ろうというのだろうか?


新加入のスティーブは、1994年にリッチーが去った後のディープ・パープルのギタリストに就任したことからもわかる様に、ハード・ロック系ギタリストであり、このアルバムの収録曲の制作にも中心となって参加。

以前のカンサスのトレード・マークだったプログレ・サウンドはこのアルバムでは少しばかり後ろに引っ込み、スティーブ加入の影響なのかハード・ロック色が全面に出た作品となった。

それまでのカンサスのプログレ・サウンドを好んで聴いていたファン達は、このアルバムを聴いて離れて言ったのではなかっただろうか?

しかし、私の様な単純明快なハード・ロックをおかずに白飯を食べる人間は、結構楽しめるアルバムだった。

特にアルバムのタイトルにもなっている、Powerという曲の印象的なコーラスパートを聴くといつも何故だか力がみなぎってきた様な。

サイドー1の2曲めに収録されている。

Power It takes Power Power It takes Power
パワー、パワーを使え 、パワー、パワーが必要 !
to back up the things you say
言動を守るために
Power It takes Power Power It takes Power
パワー、パワーを使え 、パワー、パワーが必要!
to cut through the chains breakaway
鎖を断ち切るために
Power It takes Power Power It takes Power
パワー、パワーを使え 、パワー、パワーが必要!
To Fight Back And Not Be Afraid
恐れず反撃するために
Power It takes Power Power It takes Power
パワー、パワーを使え 、パワー、パワーが必要!
to cut through the chains breakaway
しがらみを粉砕するために



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