おもむろにCDの棚から、今から20年ほど前に出されたホワイト・アルバム30周年限定記念盤を取り出してみる。
日本盤といっても海外盤に日本語のブックレットの付いたもの
今から思えば本当に微笑ましいリイシューだった。
それまでCDはプラ・ケース仕様で世に出ていたのが、この記念盤ではなんと当時海外盤としては珍しかった紙ジャケでの発売。
もちろん日本製の紙ジャケと比べればその出来は一段落ちるが、CDのジャケへの収納がオリジナルと同様のトップ・ローディング仕様。さらにシリアル・ナンバーも記されレコードのスリーブもオリジナルの黒色のスリーブを模したものとなっていて、海外盤としてはかなり攻めた企画ではなかったかと….
アップルのレーベルはスリーブに印刷されている
それが今では、一つのアルバムにスポットを当てた何十周年記念盤となると、LPレコードが収納出来るサイズのボックスに関連の音源を収録したCD、DVD、Blue-RayとLPレコードなんかを詰め込み高額で販売するのが当たり前となった。
コレクターとしてはかなり気になるホワイト・アルバム50周年限定記念盤もその例に漏れず、未発表音源のテンコ盛り。
今回オリジナル・アルバムは2018年ステレオ・ミックスと称され、既発のオリジナル・ステレオ・ミックス音源を参照の上、リミックスがほどこされたらしい。
関連のサイトには、聴き心地は今風のホワイト・アルバムなんて言葉も踊っているが、2018年ステレオ・ミックスなんて新らた必要なのかな?
Esherデモとかレコーディング・セッションの際のアウト・テイクなど、まああれば一度は聴いてみたいけど、所詮はレコードに収録し商品化するにはいまいちと当時判断された代物。
まあ、ビートルズの作品であるからデモとかアウト・テイクと言っても作品のレベルは他のアーティストのものと比べて高いのかもしれないが、自身としてはヘビロテで聴くことにはならないだろう。
50周年記念だから、未発表のデモとかアウト・テイク込みで大安売りしますよ〜と言う企画なら一人のビーファンとしては特に反対する理由は見当たらないが…
まあ出来れば、大型ボックス、豪華ハードカバー本それに再生環境のない5.1chのブルーレイなんていらないから、CD6枚組のミニ・ボックス、5千円以下でお願いしたいですね。
2009年のリマスター・シリーズもいい出来だったと思うし、今回制作を担当したジャイルズ・マーチンの父親であるジョージが1987年にデジタル化した音源で自身としては十分ではないかと思う。
ところで、この手の悪しき豪華版ボックス・セットが世にで始めたのは、私の不確かな記憶では2009年のキング・クリムゾン、In The Court Of The Crimson King40周年記念盤あたりではないかと…
CD1 ステレオ・ミックス 2009
CD2 オリジナル・マスター・ミックス 2004
CD3 オリジナル・ファースト・アルバムの盤起こしからのデジタル音源
CD4 ライブ 1969
CD5 US ラジオ・プロモ盤のデジタル音源
DVD 5.1chとハイレゾ・ステレオ音源
どれもなんだか同じ様な感じで….
実はこれ未だ未開封で、In The Court Of The Crimson Kingを聴く場合はいつも1971年にワーナー・パイオニアから再発された古〜い国内盤レコード愛聴しています。
やっぱり、それぞれの音源を的確に聴き分ける能力もなく単にCDやレコード集めるだけで喜んでいる様なおっさんには、これらの豪華版は猫に小判ですかね。
私は、違いの分からない男のネスカフェ・スティール・ブレンドでオーケー。
ホント、この歳になると耳のサビつきが酷くなる。
日本盤といっても海外盤に日本語のブックレットの付いたもの
今から思えば本当に微笑ましいリイシューだった。
それまでCDはプラ・ケース仕様で世に出ていたのが、この記念盤ではなんと当時海外盤としては珍しかった紙ジャケでの発売。
もちろん日本製の紙ジャケと比べればその出来は一段落ちるが、CDのジャケへの収納がオリジナルと同様のトップ・ローディング仕様。さらにシリアル・ナンバーも記されレコードのスリーブもオリジナルの黒色のスリーブを模したものとなっていて、海外盤としてはかなり攻めた企画ではなかったかと….
アップルのレーベルはスリーブに印刷されている
それが今では、一つのアルバムにスポットを当てた何十周年記念盤となると、LPレコードが収納出来るサイズのボックスに関連の音源を収録したCD、DVD、Blue-RayとLPレコードなんかを詰め込み高額で販売するのが当たり前となった。
コレクターとしてはかなり気になるホワイト・アルバム50周年限定記念盤もその例に漏れず、未発表音源のテンコ盛り。
今回オリジナル・アルバムは2018年ステレオ・ミックスと称され、既発のオリジナル・ステレオ・ミックス音源を参照の上、リミックスがほどこされたらしい。
関連のサイトには、聴き心地は今風のホワイト・アルバムなんて言葉も踊っているが、2018年ステレオ・ミックスなんて新らた必要なのかな?
Esherデモとかレコーディング・セッションの際のアウト・テイクなど、まああれば一度は聴いてみたいけど、所詮はレコードに収録し商品化するにはいまいちと当時判断された代物。
まあ、ビートルズの作品であるからデモとかアウト・テイクと言っても作品のレベルは他のアーティストのものと比べて高いのかもしれないが、自身としてはヘビロテで聴くことにはならないだろう。
50周年記念だから、未発表のデモとかアウト・テイク込みで大安売りしますよ〜と言う企画なら一人のビーファンとしては特に反対する理由は見当たらないが…
まあ出来れば、大型ボックス、豪華ハードカバー本それに再生環境のない5.1chのブルーレイなんていらないから、CD6枚組のミニ・ボックス、5千円以下でお願いしたいですね。
2009年のリマスター・シリーズもいい出来だったと思うし、今回制作を担当したジャイルズ・マーチンの父親であるジョージが1987年にデジタル化した音源で自身としては十分ではないかと思う。
ところで、この手の悪しき豪華版ボックス・セットが世にで始めたのは、私の不確かな記憶では2009年のキング・クリムゾン、In The Court Of The Crimson King40周年記念盤あたりではないかと…
CD1 ステレオ・ミックス 2009
CD2 オリジナル・マスター・ミックス 2004
CD3 オリジナル・ファースト・アルバムの盤起こしからのデジタル音源
CD4 ライブ 1969
CD5 US ラジオ・プロモ盤のデジタル音源
DVD 5.1chとハイレゾ・ステレオ音源
どれもなんだか同じ様な感じで….
実はこれ未だ未開封で、In The Court Of The Crimson Kingを聴く場合はいつも1971年にワーナー・パイオニアから再発された古〜い国内盤レコード愛聴しています。
やっぱり、それぞれの音源を的確に聴き分ける能力もなく単にCDやレコード集めるだけで喜んでいる様なおっさんには、これらの豪華版は猫に小判ですかね。
私は、違いの分からない男のネスカフェ・スティール・ブレンドでオーケー。
ホント、この歳になると耳のサビつきが酷くなる。
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