レコードと比べると小型で扱い易く、その音質も半永久的として80年代に登場したCD。
しかし2000年あたりがCD販売のピークだったそうで、それ以降は徐々に生産量も減っていった。近頃はネット配信のサブスクやレコードの復権によってその存在感がさらに小さくなっている。
我が家でも一時はCDの収納スペースに困りプラケースを捨ててソフビの薄いケースに変えてみたものの、この収納方法でCD棚に置くと背表紙が見えず一見して一体何のCDなのか判別がつかず、もっぱらPCに収録されたデジタル音源をD/Aコンバータ経由でステレオ・アンプでアナログ再生している。
せっかく買ったのに全く使わないのは勿体無いと、再びCDの存在感を出すためプラケースを買い直し収納を仕直している今日この頃。
今日もCD棚を整理していたところ、ちょうど15年前SACDプレーヤーを買ったので何故か発作的に同時に買ってしまったディランのハイブリッドCDのボックス・セットが目に留まった。
てな事でディランの1965年の通算6枚目のアルバム、Highway 61 Revisitedを久々にSACDで味わってみる事に。通常音源のCDも持っていたんだけれどね…
正直なところ比較するために通常音源を聴き込んでいるわけでもないし、そもそも老化による聴覚の劣化もあるのでその違いはよくわからない。
まあオジンとしては、ディランのターニング・ポイントとなった名作をSACDで味わう雰囲気だけでオーケーとしておきます。
オジンにSACD、宝の持ち腐れ。