CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

今夜はロキシーでも

2020年06月30日 | BRITISH ROCK

1970年代初頭といえば、私にとってロックが一番輝いていた時代で、このアーティスト次のアルバムでどんな新しい事をやってくれるのだろうかと、新譜が出るという話を聞くたびワクワクが止まらなかった。

それぞれのアーティストが進化のため手を替え品を替えて新しい分野を開拓して行った頃で、特に1972年は当時のロック・ファンにとっては大豊作の年ではなかっただろうか?

Chicago V、ハンブル・パイのSmokin、パープルのMachine Head、イエスの危機、イーグルスのデビュー・アルバム、エルトン・ジョンのHonky Chateau、ニール・ヤングのHarvest、スティーリー・ダンのCan’t Buy A ThrillにストーンズのExile On Main Streetなどなど。

それ以外に、イギリスではデビッド・ボウイーのZiggy Stardust、T.レックスらによるグラム・ロックなる新たなムーブメントもあった。

その流れに乗って登場したのが、ロキシー・ミュージックで1972年にセルフ・タイトルのRoxy Musicを世に出した。

ちょっと前衛的で尖がったイメージを醸し出し俺たちは最先端をいっているぞ〜って少々掴みどころがなかったのを覚えている。

(確かにブライアンさんの前髪尖がってま〜す)

あれから50年ほど時が過ぎ去り、今聴けば何とも円やかな味わい… 特にピアノやメロトロンの響きが中々よろし〜

これはデビュー当時のロキシーの尖りが消え失せたのではなく、私自身が丸〜くなったからですかね?

みんな丸〜く何とかピアノ♪♪

その通〜り!