CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

土曜の夜、これがありのままのザ・ビートルズはいかが?

2020年06月20日 | BEATLES-BADFINGER関連

暇つぶしの曜日シリーズも遂に最終回。

最後は来年公開予定の映画、ゲット・バックにちなんでありのままのザ・ビートルズでも。

2003年に突如登場した最新作、Let It Be Naked。

(多分200グラムの重量盤、重い!)

フィル・スペクターにやりたい放題されたとお怒りのポール、21世紀になってついに動く!

スペクターによるオーケストレーションなどのオーバー・ダブやリミックスなどを全て取り去り、さらに別バージョンを採用し内容を一新した文字通りハダカのLet It Beが出た〜 (なんだか、Let It Beの映画がGet Backとして誰かの見えない手に導かれて再編集された経緯とよく似ている様な気もするが... 考えすぎかな? むむ〜)

(ビリーも左片隅にいらっしゃいます)

個人的には旧バージョンとこの新作どちらにもそれぞれ味わいがあって甲乙つけがたい。

お遊びのジャムセッションとして録音され穴埋め的に収録された様なDig ItやMaggie Maeを Don’t Let Me Downに差し替えたのはなんだかお得感があるような。

ただ、この新作はLet It Beを最後に持ってきていて、この曲が終わると静寂が訪れる仕組みとなっているのだが、長きに渡って旧バージョンを聴き続けてきた者にとっては、Let It Beが終わると、ジャン〜♪とアコギで始まるMaggie Maeが脳内に深く刻まれているので少し違和感を感じないでもない。

おまけの7インチ、一回聴いただけでその後触ってもいない私にとっては無用の長物

 


土曜の朝、ゲット・バックからレリビー、そしてゲット・バックへって?

2020年06月20日 | BEATLES-BADFINGER関連

今朝はいつもよりゆっくり起きて、ちょいとネット・サーフィンでも。

ビートルズのファンならよくご存知の事だと思うが、1969年ゲットバック・セッションがトウィッケンハムのスタジオでスタート。

ライブ感覚のレコーディングとその模様をフィルムに収めるプロジェクトであった。

ジョンよると完成した29時間のテープをエンジニアのグリン・ジョンズに丸投げし、ゲット・バックというタイトルでアルバムを制作。

内容に不満があったのかお蔵入りして、後年フィル・スペクター氏をプロデューサーに指名しLet IT Beというアルバムにまとめ直され、同名映画のサントラ盤として世に出たのは1970年の事。

そしてあれからちょうど50年経ち、今年はレリビー50周年祭が盛大に執り行われる事となった。

個人的に期待していたのは、DVDの再発もされず長い間お蔵入りとなっていたレリビーの映画が当時の残っているフィルムを再編集し The Beatles, Get Backと改題され9月に公開される事かな。

それが今朝のネット・サーフィンしていると新たな情報が!

なんと映画の公開が世界的なコロナ・ウイルスの感染拡大で来年の夏まで延期するという記事を発見!

ルーフ・トップでの演奏はさておき、メンバー間の軋轢がある中徐々に崩壊の道をたどる暗〜いビートルズの面々のお姿をこの目に焼き付けるのも歴史的事実としてそれはそれで有りだが、既に2名のメンバーがこの世を往ってしまった今やっぱり年老いたファンの一人としてはハッピー・エンドとは行かずともせめてメンバー間の当時の楽しかった光景を見てみたかったね。

なぬ〜 来年8月まで待てじゃと!

むむ〜 ここは心を落ち着かせレリビーの悟りを開けば、そのうち映画もゲット・バックかな?