この1-2年で、街角のあちこちに数多くのオレンジや黄色に塗られた最新の車体デザインを持つ自転車を此処シンガポールでも見かけるようになった。
なんでこうなったかと言うと、近年自転車をシェアする事業に参入する会社が数多く中国に誕生し、その彼らが海外のマーケットにも進出してきたからである。
30年以上前からこの地に住んで、そもそもシンガポールの人はあまり自転車には乗らない事を知っている。
よく見かけたのは、趣味でスポーツ車に乗る人か真っ黒の大型自転車に乗るインド人のおっちゃんぐらいだった。
今まで自転車を使う文化に慣れ親しんでこなかったため、シェア自転車の普及促進には利用者の運転・駐車マナーの悪さをなくすルール作りとか駐車する専用の場所を増やすような運営サイドのしっかりした取り組みが今後必要となるだろう。
バス停付近の現状、家からバス停まで自転車に乗ってきて歩道の無造作に駐輪
歩道橋付近、自転車を担いで歩道橋を越えるのは大変なので、そのまま乗り捨て?
中国では100社程度の会社が参入していたわけだが、ほとんどの会社は資金力のある通販業者のアリババが係わっているOfaブランドと もう一社が経営するMobikeブランドの2社に淘汰された模様。
倒産した企業からデポジットの返却されないような問題が起こっているケースがあるようだ。
つい最近インターネットの記事で知ったのだが、日本でも中国の企業と組んで同様のサービスが始まるらしい。
日本で成功するかどうか非常に興味深く思う。
ところで自転車で思う浮かべるのが、クイーンが1978年に出したアルバム、Jazzに収録されたBicycle Raceである。
フレディーの作で、当時スイスのモントルーでレコーディングを行っていた際、ちょうど其の近所を通過する自転車レースのツァー・デェ・フランスに触発されたとの事。
歌詞の内容は、フレディー自身にまつわる事でもなくまたフレディーが自転車好きと言う事でもなく、思いついたままに言葉を並べたらしい。
例えば
You say black I say white
You say bark I say bite
You say shark I say hey man
Jaws was never my scene
And I don't like Star Wars
You say Rolls I say Royce
You say God give me a choice
You say Lord I say Christ
I don't believe in Peter Pan
Frankenstein or Superman
とか
You say Coke I say Caine
You say John I say Wayne
Hot dog I say cool it man
I don't wanna be the President of America
You say smile I say cheese
Cartier I say please
Income tax I say Jesus
I don't want to be a candidate for
Vietnam or Watergate
とビートルズのHello Goodbyeに出てくるような韻を踏んだお遊びの言葉の掛け合いが印象的でニンマリ。
な~んて言うのは後付けの話。
やはり当時思春期の若者はダブル・ジャケットのアルバムの内側の印象的な写真を見てニンマリ。
何しろスッポンポンの女性達が自転車にまたがって“いざ!、レース・スタート~!”ですからね。(ネットで検索すれば、この場にアップするのが憚られるような写真ありま~す)
通りすがりの人:利用者の運転・駐車マナーの悪さをなくすルール作りが必要とか、かっこつけて言ってんじゃね~の! スッポンポンの女性達のBicycle Raceに興味があるんでしょ!
ど~も、すみません。