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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

のりたまとよし子さん、A NICE PAIR?

2017年07月28日 | 特になし
博士:毎日熱帯夜が続くと、やっぱり食欲減退となるのう。

助手:そんな時には日本から持ってきたのりたま!


まあ、こっちでも日経のスーパーで売ってますけど、日本人ならやっぱりこれ。ごはんのお供、ナイス・ペア。

博士:古い話じゃが、ナイス・ペアといえばディープなプログレ・ファンであればピンと来るのは、やっぱり1973年発売のピンク・フロイドの1st、夜明けの口笛吹きと2nd、神秘を2枚組みで販売されたコンピ・アルバムを思い起こすのう。


助手:特にボーナス・トラックも無かった廃盤LP同士をナイス・ペアとして仲良くカップリング。ヒプノシスのジャケ・デザインもバッチリ!

英国でオリジナルが発売されたときは、アメリカでは見向きもされずあえなく廃盤となった物が、1972年のアルバム、狂気が大ヒットしたご祝儀相場でアメリカでその存在が見直され見事ゴールド・ディスクを獲得!

博士:しかし、後にフロイドの全オリジナル・アルバム復刻により、ナイス・ペアと呼ばれたコンビも解消、またもや廃盤となる残念な運命をたどった。

助手:ナイス・ペアならビートルズの作詞・作曲者コンビのレノン・マッカートニーが一番ぴったりかと…

博士:レノン・マッカートニーなら、これなんかナイス・ペアと言えるじゃないかのう~

ホワイト・アルバムの1枚目、サイド2の最後に仲良く並んで2曲が収録されているあれじゃよ。

助手:ポールのI Willとジョンの Juliaですね。

詞の中身は其々ストレートもしくは少し抽象的と異なるがいずれもアコギのシンプルな演奏をバックにしたラブ・ソング。

と毎度おなじみ下手くそ和訳、

I Will
どれだけ長い間君の事を愛してきたかって
今でも君の事を愛してるってわかっているだろ
ずっと寂しい人生を送らなければならないのかい?
もし君がそうしろって思っているなら、そうするけど。

かって君を見つけたとき
名前さえ知らなかった
だけどそんなこと問題じゃない
僕の気持ちは変わらない

愛は永遠に続く
心のそこから愛を捧げる
一緒にいるときは何時でも
たとえ離れていても君を愛す

Julia
ジュリア、ジュリア
大洋の子が僕を呼んでいる
だから僕は愛の歌を歌う、ジュリア

ジュリア
貝殻のような目、怯えたような微笑が僕を呼ぶ
だから僕は愛の歌を歌う、ジュリア

空に浮かび上がった彼女の髪が揺れて
太陽の下にかすかに浮かび上がる

博士:I Willはポールがリンダに捧げたものじゃ。そしてJuliaはジョンは曲名通り交通事故で亡くなった母親のジュリアに捧げたものと思いきや、Ocean Childと歌詞にあるので洋子に対しての歌じゃ。

助手:だから、これら其々が持ち味を出したシンプルなラブ・ソングは対を成すってことですね。

博士:しかし、もし自称ナイス・ペアだと思っているかーちゃんの前で、これらの歌をど下手なフインガー・ピック奏法でアコギ伴奏で披露するとすれば、ナイス・ペア解消の憂き目を見る可能性もあるので要注意じゃ!

助手:どうしてですか?

博士:外人さんはLOVEって単語結構何処でも使っているのじゃが、日本人はそういうのがどうも苦手なのじゃ。あまり使い慣れない言葉で愛を歌うとシリアスに聴こえずテンションが下がってしまうのがオチじゃ!。

ワシならアコギではなくアコーディオン伴奏で初代林家三平師匠のあれを歌う。

好きです、好きです、好きです、好きです~♫、ウッ!
よし子さん~♫
キッスさせて~♫
いいじゃないのさ~♫
何故逃げるのさ
こっち向いて~♫