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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

Out Of The Blue その5

2019年05月24日 | 特になし

久しぶりに熱くなった。 

何しろ野球中継も見ないで、連夜遅くまでスピーカーと格闘。 

椅子に座ってのリスニング・ポジションであれば、やっぱり30センチ程度の高さのスピーカー・スタンドが欲しい。 

新品だと安いものでも1万4−5千円は必要。 

リサイクル・ショップやヤフオクでも安くてコンディションの良いものはなかなかお目にかからない。 

現状スタンド無しで設置するしかない。

早速作業に取りかかる。

 

(フローリングの上に300x300x3ミリのゴムのシートを敷く)

 

(以前ホームセンターで買った300x300x10ミリの石板をその上に乗せ、そしてインシュレーターを4隅に設置)

(スピーカーを乗せて設置完了、オォー! コーン紙が墨汁によって黒く塗られ引き締まった感じ。雰囲気でてるぜ!)

(バナナ・プラグをコネクターに挿入)

 

(家具用ワックスでエンクロージャーの艶出しをし、ピカ、ピカ、ピカチュ〜)

 

(サランネットを装着してみる、ついに完成、バンザーイ) 

博士:オリジナルの音はわからぬが、買った時よりは低音が出ていて中々よろし〜 さらにツイーターもよく音が出ているし、アッティネーターを動かして音の変化も感じ取れるのう〜 

いゃ〜 これは掘り出し物じゃった。 

ところで君、今晩も早く寝ることは出来ないよ。 

助手:どうしてですか? 

博士:これは、ステレオ・スピーカーだから、もう一本の改修が残っておる。 

助手:またあのネバネバ地獄ですかい? ゲロゲロゲロ。


後日譚:

サランネットに若干シミを発見! 

風呂場で洗剤にて洗浄するもその時チップ材で出来たフレームに水が掛かってしまった。

実はフレームはチップ材で出来ていて、チップを固めるボンドが経年劣化でチップの破片パラパラと落ちてくる状況。

ネットが鬼のようにステープラーでがっちりとフレームに固定されていた。めんどうなのでネットを外さずフレームごと洗ったのが間違いだった。

フレームの支柱にひび割れた箇所が存在。そこに水が入ってしまって支柱がふやけてしまい一気に崩壊。この愚か者が!

結局、支柱は取り外し、またチップが剥がれ始めている他の箇所には木工ボンドを塗布し崩壊をなんとか食い止める暫定処置を行い、現在養生中。

でっ、片方のスピーカーもなんとか作業終了。作業の手順が確立されたので結構早く出来上がった。

結論としては、やっぱり40年ほど前に制作されたものだから、劣化があって当たり前。

手先が器用で、根気があって、工作道具が揃っていてそして暇な時間が有り余っているお方なら、話の種にトライしても良いかも。

私はもう無理! やっぱ新品がいい。

お金ないけど...





Out Of The Blue その4、博士暴挙に出る

2019年05月23日 | 特になし

博士:ウーファの状態はどうじゃね?  

助手:コーンの動きは軽やかになりました。しかし一応エッジの表面は乾いたものの、エッジの両端にはまだビスコロイドが残っていて若干粘つきます。 

博士:エッジの表面を傷ないように完全に除去となると、まだかなり時間がかかるみたいじゃのう〜

それに、もうネバネバ地獄からは解放されたいので、これはこのままにして様子をみよう。 

ところで、我が研究所には、マツコDXならぬ、クレポリメイトDXなるものがあるの知っておるか?

長年のギラギラ太陽光線の攻撃を受け、色褪せや劣化した車のダッシュボードにツヤと潤いを与える優れ物の薬剤じゃ。 

世界素人オーディオ・スピーカー補修連盟(存在するのかどうか定かではない)によると、姉妹製品のクレポリメイトがビスコロイド・コッテリのエッジ軟化作業に一役買っているような報告があった。 

しかし軟化作用の効果があったという人もいれば、そうでない人もいる、また効果があったとしても、スピーカーの音色がオリジナルとは異なる結果になる可能性があるので使用は控えた方がいいと言う意見もちらほらあるらしいのう〜 

助手:それぞれの塗布の条件が異なるのでなんとも言えませんね〜 

博士:このままビスコロイドを完全に剥がして、ネバネバ系ダンプ剤を新たに塗り込むのも面倒じゃ。 

ビスコロイドがまだエッジに残っているようなので、その硬化防止としてこれを上塗りしてみよう。

ナノ・サイズ化した高分子ポリマーが強い保護皮膜を形成し、深みのある光沢を長期間保ち、ベタつきもないと書いてある。何しろDXと付いているので効果抜群じゃ!(本当かね?) 

エエィ、やっちゃえ日産!

助手: ラジャー! 

と深く考えずに無謀にもエッジに塗布。 

数時間後、 

助手:乾燥しました!さらっとした仕上がりでネバ付きはありませんし、コーンの動きも軽やかです。 

博士:ビスコロイドを剥ぎ取ればコーンの動きが軽やかになるが、スピーカーがエンクロージャーに取り付けられ垂直のポジションになると、コーンのバランスが崩れてコーンの自重で下に垂れ下がりスピーカー内のコイルの作動に問題が出て来ないだろうか?

もうこれでいいや! 

助手:それから、コーンは着色しないでこのまま行きますか? 

博士:値段の張るビンテージ・スピーカにおける、自己責任でのコーン紙着色が音色を変える原因になれば、ビンテージとしての価値が暴落しそうなので、オリジナルをキープするのが得策じゃ。 

しかし薄汚く退色したコーンもなんだかな〜

(退色してくすんだ色になったコーン紙、さらにコーン紙にチラホラ滲み出たブレーキー・フルードの汚れが追い打ちをかける) 

助手:通販でそれ用の塗料販売されてますよ〜 

博士:ばっかもん〜、コーン紙たった2枚塗るのに、このスピーカーより高い特殊塗料買ってどうするの!

当研究所にはこれがある。ボック・エッキ〜だ! 

助手:ボック・エッキ〜って? 

博士:100円ショップで買った、墨液のことじゃ。ネットでも自己責任でコーン紙に墨汁が塗布されているのが報告されておる。

 

助手:さすがボンビー志向満タンな博士!  

博士:作業開始! 

助手:了解!  

てな事で、適当でいい加減な解釈による自己責任な作業で、さらに混迷が深まって行く。  

スピーカの運命やいかに!

 

最終回に続く


Out Of The Blue その3

2019年05月23日 | 特になし

博士:取り敢えずエッジが乾くまでウーファは放置じゃ! 他の部品の方を補修するのじゃ。  

助手:ネットワークどうしますか? 

博士:ネットワークは、一見したところ綺麗な状態だし、素人が半田ごて片手にコンデンサーやコイルなどをいじるべきではない。ノータッチでオーケ〜。

 

(見た目、問題なさそう)

助手:アッティネーターはいかがします? 

博士:これも特に問題なさそう。接点復活剤のスプレーがないので、これもノータッチ。 

助手:じゃあ、真鍮の皿ネジの頭だけ磨いておきます〜

(皿ネジがピッカ、ピッカ、ピカチュ〜で 新品みたい) 

博士:スピーカーの接続ターミナルもバナナ・プラグがコネクト出来るよう改造してくれ。 

助手:了解! 

(オリジナルのターミナルを取り外す)

(スプリングタイプのターミナルをプレートから外し、バナナプラグ用のコネクターと取り付けるため穴を大きくする)

(使わない切り込みはエポキシ・ボンドで埋める)

 

(バナナ・プラグ用ターミナル完成!)

てな事で、どんどん作業が進む。 

あ〜疲れた。

続く


Out Of The Blue その2

2019年05月22日 | 特になし

博士:さてどこから手をつけたらいいものか?  

助手:やっぱりウーファのエッジに鬼のように塗ってあるネバネバのダンプ剤を取り除くことからですかね。

(溶剤が溶け出して赤く見える、表面はネバネバ

博士:そうじゃのう。ネバネバであってもダンプ剤の役割を少なからず果たしていれば、そのまま様子見と言うこともありえるが...

しかしダンプ剤がとろけてスピーカーのエッジから下に流れ出てエンクロージャーまで到達した痕跡がある。このスピーカーの前オーナーが拭き取ったのじゃろうが、流れ出た溶剤によってエンクロージャーが若干赤く染まっておる!

しかも、試聴で低音がよく出ていなかったことから、スピーカー・コーンの動きが若干重い様に感じる。つまりネバネバ時期が過ぎ水分がなくなればダンプ剤が近い将来完全に硬化してすると思うのじゃが。 

助手:了解!それからスピーカー・ケーブルとの接続の端子を昔のスプリング・タイプからバナナ・プラグ接続のコネクターに交換しましょう〜

(旧タイプの接続端子) 

てな事で、作業開始!

(早速ウーファを本体から外す)

現在は使用されていないが、スピーカのエッジのダンプ剤として昔はビスコロイドなる粘度の高いかつ乾燥しない溶剤が使用されていた。最近マニアの間では、ダンプ剤としてセメダインXなる接着剤を塗布するらしい。 

ネットで調べると、ビスコロイドの除去にはアセトン系の溶剤で溶かしてこそげ落とすとか、車やオートバイのブレーキに使われるブレーキ・フルードが最強となど言われている。 

何か適当な物はないかと家探しすれば、かーちゃんが使っているネイルの除光液が見つかった。これってアセトンがたっぷり入っているみたい。

 

助手:ギャ〜! 除光液で溶剤が溶けそのネバネバがヘラや指にまとわりついきます〜 それをティシュで拭き取ろうと思いましたが、ティシュの繊維がさらにあっちこっちにベトっとへばりつき、もう本当に地獄です! 

それから2時間ほどネバネバと格闘。 

助手:除光液のひどい匂いもさることながら、このネバネバ地獄には耐えられません! 

博士:それじゃ明日ホーム・センターに行って、最強兵器のブレーキ・フルード買ってこよう。 

翌日、

博士:買ってきたぞ〜 早速ヘラを使って溶剤のカスを削ぎ落としてくれ。

 

助手:あれ?最強兵器のわりには、溶液を筆でエッジの溝に投入しても、除光液と違ってすぐに反応しませんね。 

博士:ブレーキ・フルードの場合、液が浸透するまで少し時間がかかるそうな。しばらく、近所のスーパーで買って来た海苔シャケ弁当でも食っておいてくれ。 

親の仇みたいに分厚く塗り込まれたダンプ剤はなかなか取り去ることができず、2時間ほど格闘。 

博士:まだ少しばかりダンプ剤が残っているが、これ以上作業すると肝心のエッジの素材を炒めてしまう。表面にニチャとした感覚があるが、乾燥すればさらっとなるだろう。

 

(ベットリとあまりしなくなった)

取り敢えず、今日はここまで。

  

お口直しに、ジェネシスの1982年の通算3枚目のライブアルバム、Three Sides Liveはいかが?

 

この頃になるとトリオ編成になんの違和感も感じず、かって のボーカリスト、ピーター・ガブリエルって本当にこのバンドに在籍したのって思うくらい、バンドのサウンドはキーボードとドラムスが中心となった80年代のプログレ・ポップ路線へと変身してしまった。 

ピーターが抜けて4人体制が一時続くが、ギタリストだったスティーブ・ハケットがこのバンドにはギターは不要と言ってバンドから脱退したのも頷ける。 

大勢の観衆を集めてアリーナ公演をやろうと思うとやはりポップさは大事で、私は彼らの芸風の変更には肯定的である。 

リーダー的存在がいなくなったのに、よくぞここまでやってくれたなと評価。

迫力あるドラムスの演奏は是非ともこのスピーカーの整備後、爆音で再生して見たい。 

続く


Out Of The Blue

2019年05月21日 | 特になし

某月某日、博士のロック研究所の地下深く、とあるプロジェクトが秘密裏に進行していた。 

博士:君!プロジェクトの進行状況はどうだね? 

助手:ネバネバが手にまとわりついてにっちもさっちもいかない状況です。 

博士:ネバネバがのう…. 恐れていたことが起こったわい。 この研究所最大のピンチじゃ! 

なん〜てシリアスなストーリーではない。 

実は先日中古のスピーカーを発作的に購入した。 

我々の年代で若き頃少しでもオーディオをかじったお方なら、JBLの主砲30センチ以上のウーファが装着されたモニター・スピーカーでロックやジャズを大音量で流しことに一度は憧れた事があるのでは... 

もちろんJBLなるスピーカー、その昔結構お高い値段で薄給の平サラリーマンのお給料じゃちょいと買うことのできない価格設定だった。

まあ、無理して買ったとしても、今度はスピーカーの性能に上のランクの見合った再生装置であるアンプやレコード・プレーヤも更新せねばならない。

そうなると、毎日昼飯抜き程度の節約では経済的に破綻してしまうだろう。

いつかは実現したいと思いつつもあれから数十年経った。かっての平リーマンの頃よりはいくらか収入がアップしたので、無理すれば買えないこともない。 

何年か前に、なんとかカメラという、巨大な家電ショップのオーディオコーナーのスピーカー試聴ルームに出かけた。

いかにも通のように30センチ・ウーファーがついたスリーウェイ・スピーカーJBL4312Eをさらっと御指名。

音を単横しているかの如くこれまた通ぶって額にしわを寄せムム〜と唸り、さらにこのモデルより小ぶりの25センチ・ウーファーがついたスリーウェイ・スピーカー、JBL4307なるものをあたかも原監督が代打を告げるかの如く両手でバットを握る仕草で、売り場の担当者に指示を出した。  

博士:あの時は我が研究所は手狭で大型スピーカーを置く余裕がなく、またでかい音で鳴らすと隣からクレームがくることを恐れ少しばかり躊躇したのじゃよ。 

助手:しかし、4312Eと聴き比べれば4307じゃ迫力が違うでしょう? 

博士:その通りじゃ。でその場で結論は出せず少しばかり迷っている内に4312Eは製造中止になった。

そしてその後継機種、4312SEが発売されたものの大幅に値上げされ予算オーバーとなり、プロジェクトは消滅したのじゃよ。 

結局今はやりの小型スピーカーを購入したのじゃ。小さい割には頑張って音を出しておる愛い奴じゃ。 

ところが数ヶ月前に、リサイクル・ショップを訪れるとジャンク・コーナーに25センチ・ウーファーがついたツーウェイ・スピーカーを発見。その時はなんとも思わなかったが、先日同じショップに出かけたところ、まだ売れ残っていて、そのスピーカーが俺を買ってくれ〜とでも言ってるかの様に思え、つい発作的に購入と相成った。 

博士:言い訳じみてるが、ツーウェイで密閉型のスピーカーなので4307より心持ち小さく、なんとかスペース的には問題はないと無理やり言い聞かせ買ってしまったのじゃ。 

助手:日立のLo-D HS323というスピーカーで、1975年頃から販売されたやつですね。

(Lo-D HS-323 スピーカー)

(25センチのウーファと2.5センチのツイーターのツーウェイ) 

当時は大手家電メーカーもオーディオに独自ブランドを掲げて激しく大手の同業他社あるいは専業メーカーと競争していた時代で、数多くの機器がメーカーから次々と発売され、当時は実際に購入しなくとも機種選定だけども楽しかったことを覚えている。

ちなみに、松下はテクニクス、東芝はオーレックスそして三洋はオットーだった。 

でっ、今回買ったスピーカーがエンクロージャーの状況は傷もほとんどなく悪くない見栄えなのに、なんでジャンクなのかと言えば、ウーファのエッジに鬼のように塗ってあるビスコロイドと思われる溶剤の表面が経年劣化なのか納豆の如くネバネバ。 

自宅に持ち帰り試聴してみると、エッジ自体の動きは硬めであまり低音が出ていない印象だった。 

博士:この補修プロジェクトが唐突というか発作的に出てきたことから、Out Of The Blue計画と名付ける! 

助手:オォ〜! エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)の1977年に出た2枚組ヒット・アルバムと同じ名前ですね。

(数年前これまたOut Of the Blueと言うか、唐突にピクチャー・レコードを購入、壁に飾ることもせずにレコード棚の肥やしとなっている。) 

博士:その通りじゃ!名盤に名前負けしない様絶対成功させるのじゃ!

(ELO軍団はなんとOut Of The Blue、地球の外の宇宙空間で活動しているのに、我が研究所は日本のとある町の小さな部屋で今だにシコシコと活動すると言う比較にならないほどのジョボさで全く勝負にならない) 

今日から、オーディオ専門家プリテンダー、すなわち全くの素人によるスピーカー補修プロジェクトが唐突に始まる。 

マニアから見れば、このおっさん一体何やってんの?て話になるかも知れないが…. 

まあ、最悪ぶっ壊しても2000円だから思うがまま適当にやって行きたいと思う。  

つづく


なんでもオ〜ケ〜のススメ

2019年05月08日 | 特になし

もちろん得手不得手はあるけどロック以外の音楽も浅く広く結構いろんなジャンル聴く。 

あまり小難しいことは考えずに、雰囲気で聴くのが自分にはあっている。 

本日はランダムに次のCDを選んで聴いてみた。


1枚目はボブ・ディランの1997年のアルバム、Time Out Of Mind

(裏ジャケットのディランの表情がよろし〜)  

U2のアルバムのプロデュースで有名になったダニエル・ラノワによるプロデュースで、なんとなくディランの泥臭さがそぎ落とされたと言うかアクの抜けた様なスッキリしたルーツ・ミュージック調のアルバムとでも言えば良いのだろうか… 

結構評判が良かったアルバムである。 

まあ私とすれば、近年のガラガラ声での歌唱でないので、聴き易くてオ〜ケ〜。 


さて、2枚目は、クリムゾンの1970年の2作目、In The Wake Of Poseidon。

(ジャケが魅力的です) 

ファースト・アルバムの焼き直しの二番煎じなど辛口の評価もあるみたいだけど、クラッシックとジャズを融合させたプログレ・サウンドはなかなかの出来。 

だからファースト・アルバムの雰囲気をさらに継続して味わいたい向きには、うってつけかな? 

何も1枚目でやったから、次は別のものと急いで路線変更をする必要もないし... 

まあ私とすれば、難解な歌詞を捨て置けば、結構聴き易くてオ〜ケ〜。 


3枚目はスティーリー・ダンの1984年のアルバム、Gaucho。

 

豪華なセッション・プレーヤー達を配置し、最高の演奏とアレンジでいつもの後期スティーリー・ダン節を完璧にお届けって感じかな? 

ディランのアルバム・タイトルと同じ名称のTime Out Of Mindが偶然にも収録されていた。 

このアルバムこそ、前作Ajaの2番煎じと言われも仕方のないのでは...

しかしマンネリ感は少しばかりあるものの、誰が聴いてもスティーリー・ダンって事で、私的にはこれまたオ〜ケ〜。 

結局その時の雰囲気でなんでもオ〜ケ〜。

このギスギスした世の中を生き抜くには、この能天気さが良いんじゃないかと密かに思っている。


チョイと補足事項が….

2019年04月20日 | 特になし

以前アップした記事で少しばかり勘違いもしくは失念していた事があったので下記通り補足… 


1.ストーンズのUK編集、Out Of Our Headsの再発日本盤の誤記載について 

“で、一番気軽に聴けるこの再発盤Out Of Our Headsをターン・テーブルに置いてライナーを眺めながら炭酸水を一口。 ゲボッ! サム・クック作のカバーってGood Timesじゃなかった?  曲の表記がGood Times Bad Timesって?  Rolling Zeppelin 誕生ってことかね。“ 

とGood Times Bad TimesがさもZepの代名詞の曲の様に書いたが、実はGood Times, Bad Timesってキースとミックによるオリジナル曲が存在する。アコースティック・R&B調の曲で、但しタイトルのGood Timesの後ろにコンマが入る。


(Side-2の5曲目にGood Times, Bad Timesを発見!)

この曲はストーンズの1964年のアメリカ編集のアルバム、12x5に収録されていて、そのことを失念。誤記載の原因はこの曲と勘違いしたのではないかと…. 

まあ、Zepの1969年の作品Good Times Bad Timesの方が有名ではあるが、“Rolling Zeppelin 誕生ってことかね。”と茶化したのは少しばかり言いすぎたかもね。 

2.それから、アル・クーパーの1973年発売の6枚目のアルバム、Naked Songs。 

“ジャケの裏が上下逆さまに? これってわざとかね?”って適当に書いたけど…. 

なにか手がかりをと家探しを敢行したところ、ありました!アル・クーパーのCDが! 

CDのジャケ裏も上下逆さまになっているので、これはこれで間違いないみたい。 

ただ手持ちのレコードはシングル・ジャケ。

オリジナルはゲート・ホールド仕様だそうで、それを所有していないので正確なところはなんとも言えない。 

ところで、アル・クーパーのこのアルバム、Naked Songsは各国でレコード化されたものの、単独の再発CD化は日本以外ではないみたい。(このアルバムを含む廉価版の紙ジャケCD5枚セットはオリジナル・アルバム・クラッシック・シリーズとしてソニーから公式に発売された。) 

つまり、赤心の歌は日本人御用達のアルバムって事ですかね?

と、まあ何時もながらどうでもいいような事を書き連ねてみた。



3連休の暇潰し、その2

2019年02月11日 | 特になし
やっと乾いた!

(ボンドの投入量が多く塗りムラが多いひどい出来)

それでは木工ボンド・パックを剥がそうじゃないか!

ボンド投入時の不手際で、裏面にも若干ボンドが侵入。裏面の少量のボンドが張り付いた場合は剥がす取っ掛かりがないので大変。

拡大鏡と爪楊枝で悪戦苦闘。なんとか盤に傷がつかないように剥がし事無きを。

やっと本番!


(爪楊枝で慎重に無音部にへばり付いたボンドを剥がす)


(外周部を慎重に剥がしていく)


(全体を剥がしていく)

作業終了!

いざ、早速再生の儀へと。

ムム〜、若干ながらプチパチ音は聴こえる。これらは、元からレコードの表面に刻まれた微細な傷なのか?

改めて、外したパックを蛍光灯にかざして目をこらすと微細な粒子がチラホラと。


これは、パックによってレコードの溝にへばり付いていた塵がかすめ取られたものか、ボンド乾燥時に生じた微細な気泡? それとも元からあったレコードの微細な傷をトレースしたものか?

強引にもかすめ取られた塵と思い込むと、なんとなく物理的な傷のある部分以外は雑音が低減したのではないか? とプラシーボ効果発動。

パックする前のレコードをストップ・ウォッチを使って雑音発生の時間を細かに記録しておけば客観的に判断出来たものの、違いのわからない男はどこか抜けている。

まあ、カビが発生したり、埃が散見されるようなひどいコンディションのレコード以外は、面倒なことに首を突っ込まないのが無難。

私がしばしば行うレコードを中性洗剤で洗い汚れを水で洗い落とすという作業でも、 水道水の水洗では水道水に加えられた添加物が乾燥時に溝に残るから蒸留水で洗浄すべしなんて言う超マニアもいるしね。

結論として、新品のレコードであってもプチパチ音は発生することもある。まして保管状態が万全でない古いレコードに於いては然るべし。

雑音なしで聴きたければデジタル・ファイルの音源一択。

レコードを鑑賞するなら、雑音は必然。

雑音が発生すれば、あぁ〜風流だなんて、一つ俳句でも〜♪♪ ってワビサビの世界と感じるべしと、違いのわからぬ男はそう宣う。


3連休の暇潰し、その1

2019年02月10日 | 特になし
特に出かける用事もなく、外は非常に寒いので3連休は家に閉じ籠ることに。

日本の冬は寒くそして空気が非常に乾燥する。

昨年はシンガポールに住んでいて、1月に一時帰国した時肌がカサカサになり唇が切れた。

急激な気温と湿度の変化に肌が即時に対応出来なかったのが原因だった。

で、去年4月から日本に在住なのでゆっくりとした季節の変化に肌も順応出来たのか、今回冬になって頰や手の甲は若干カサカサになるも、今の所唇が切れるようなひどい目には合っていない。

まあ、カミさんは時々パックで顔面を潤して防衛しているようだが、私の場合は年をとったおっさんなので、唇が切れるのはともかく、少しぐらいカサカサになろうともどうってことはない。

と前置きが長くなったが、今回は私の顔ではなくレコードの表面をパックしてみようと発作的に思いついた。

レコードを木工ボンドでパックして溝の奥の汚れを取り去りクリヤーなサウンドを!なんてネットでよく見る。

いつもは汚れのひどい中古盤の場合、中性洗剤で表面を洗いその後乾燥させ、ナガオカのStat-Ban 562をレコードの表面に吹き付ける。

このスプレー缶、帯電防止と完成潤滑剤の効果がありなかなかよろし〜と思う。

今回、暇潰しに木工ボンドパックなる技にトライしてみようかと…


実験台は、サイモンとガーファンクルのEP盤のゴールド・ディスク。7インチのディスクにA面とB面合わせて4曲収録。
初めてこの作業をするにはLPではリスクがあるので、EP盤でやってみようと思った。


B面に若干ノイズが入るので、B面のみテストしてみようと思う。


木工ボンドをレコードの表面に垂らして見る。しまった! ちょっと垂らしすぎたかな?


垂らしたボンドを、表面の溝に刷り込む。

そして、ボンドが透明になるまで乾燥させる。

つづく

影分身のジャケ考

2019年01月01日 | 特になし
元バーズのRoger McGuinn、1973年のデビュー・ソロ・アルバムのジャケは影分身仕様である。


またポルナレフの日本盤のアルバムも同じ手の物だった。


ロジャーのアルバムが1973年6月で、ポルナレフのアルバムが確か1973年の11月頃で、アルバムデザインが日本人だったことから、ポルナレフのは多分パクリってことに….

両者のレーベルは、ロジャーがCBSソニー、ポルナレフがEpicと同じソニーのグループであることから、当時は特に問題は出なかったのかと….

70年代のポルナレフのアルバムのCD化は、所属レーベルの権利関係がクリアーになっていなかった様なので、中々再発されなかった。

1999年に日本では、ワーナー・グループのWEAがこのアルバムのCD化に関する 権利を獲得しようやく再発された。

その際のジャケのデザインがこれ!


再発CDのライナーノートによると、 これが1973年にフランスで発売されたLPのジャケのデザインらしい。

CDの背面の写真は、ポルナレフが赤坂見附?の道路のセンターライン状にペタッと座り込んでいる写真が….

こちらの写真の方がかなりシュールで、影分身ジャケよりはいいんじゃないかと個人的に思う。

デッ、影分身さらにないかと探したら、

YMOの増殖でした。


ランダムにレコード紹介、その22 惑星への旅

2018年12月03日 | 特になし
1976年にRCAレーベルから出た冨田先生のPlanets(惑星)。



(RCAクラッシック・レーベル)

一部のクラッシック・ミュージック愛好家からは、こんなのゲテモノだ〜って言われるかもしれないけれど、そんなの一向に構わない。

イギリスの作曲家、ホルストの作品、Planets(惑星)は1934年にこの世を去った作者の遺言によって当時編曲が許されない制約があった。

最終的に関係者の尽力により何とかシンセサイザーによる新録でこの作品が世に出たわけであるが、内容としてはホルストの作品を編曲しレコーディングしたと言うよりは、オリジナルの作品のモチーフを借りてきて、冨田氏がシンセサイザーで再現できる音を付け加えて新しいプログレ作品に仕上げたと言ったほうが良いだろう。

つまり、架空太陽系惑星の旅のオリジナル・サントラって感じの作品ではないだろうか?

技術の革新によって、現在ならいとも簡単に再現できるSEであるが、本作はたった一人で70年代当時の数多くのアナログ・シンセなどの機器を使い、気の遠くなるような時間と手間をかけて多重録音されている。



これがあったから、今があると言っても過言ではないパイオニア的な作品だったのではなかろうか?

アメリカのクラッシック・チャートで一位を獲得する快挙。

レコードの販売を引き受けた米RCAとこのレコードをチャート1位にした米リスナー。

こんな時、アメリカ人は柔軟だなって感じる。

クラッシック原理主義は一旦横に置いておいて、冨田流惑星間旅行をシンプルに楽しんで欲しい。

ところで、冨田先生といえば、60年代の手塚アニメやNHKの新日本紀行などの音楽制作なんかで活躍されたが、個人的に記憶に残っているのは子供向け特撮番組キャプテン・ウルトラだろう。

番組冒頭に出演者や制作関連の人間を紹介するパートに音楽冨田勲ってクレジットされていたのをよく覚えている。

主題歌の“月も火星もはるかに超えて〜♪♪、宇宙に飛びだすシュピーゲル〜♪♪”ってところが その後制作されるのPlanets(惑星)に何となく繋がっているような気もしないでもない。

また後に知ったのであるが、キャプテン・ウルトラの第一部にキケロ星人、ジョー役で今や税務調査官がはまり役の若き日の小林稔侍が出演していたのには驚いた。

第二部では、キケロ星人のジョーは故郷の星に帰るってなストーリーでお役御免となり、代わりにアカネ隊員がロボットのハックと一緒にキャプテン・ウルトラと新チーム結成になった時は、必殺技の岩石に変身し異星人をやっつける活躍が無くなり少しがっかりしたような...

ぐるっと廻って元の位置

2018年08月28日 | 特になし
ザ・フーがLong Live Rockと歌っていたのも束の間、70年代の中頃から後半にさしかかった頃、ロックは死んだ!てな発言が巷を巡り、猫も杓子もディスコ・サウンドにうつつを抜かしていた。


当時著名なロック・バンドなんかも、ディスコ・サウンドを取り入れた曲を出していたが、いまいちピンと来ず興味をなくす。

映画、サタデー・ナイト・フィバーを見なかった私は、ディスコ・サウンドと映画の中で隊列を組んで踊る西洋式盆踊りにもあまり興味がなかった。


というわけで、当時はフュージョン・サウンドの方に舵を切っていた。

ここにLPが一枚。

知る人ぞ知る、知らない人は全く知らないブラジル出身のホーン奏者(主にトランペットかフリューゲル・ホーンを吹く)、Marcio Montarroyosの1982年のアルバム、Magic Moment.

ジャケ表のイラストに何と無く惹かれた

この人がMarcio Montarroyos

私もこのお方全く存じ上げなかったし、さらにこのアルバム何時何処でどのような経緯で買ったのかも記憶にない。

多分ジャケのイラストにちょっと興味を持って、ジャケ買いしたのだろう。

一聴してみると芸風はラテン系ジャズ・ファンクとでも形容すればいいのだろうか?

なかなか軽快でクールなサウンドでドンピシャ!

フュージョンも悪くないねと思った。

その後ニール・ヤングがMy My, Hey Hey(Out Of The Blue)で一人力強くこう歌っていたのを聴いて、


My my, hey hey
Rock and roll is here to stay
ロックはここに健在
It's better to burn out than to fade away
ゆっくり消え去るより、燃え尽きる方がマシさ
My my, hey hey.

さらに

Hey hey, my my
Rock and roll can never die
ロックは決して死んだりはしない
There's more to the picture than meets the eye.
目に見えるものが全てじゃない
Hey hey, my my.

オォ〜!さすがロックの伝道師。

で、またまたロックに回帰した次第で….

とは言え、パンク、ニュー・ウェイブやオルタナには今だに馴染めず….

どうもすいません。

これでオイラもオーディオ・マニア!

2018年08月05日 | 特になし
狭い部屋故、置き場所のなかったスピーカーもスピーカー・スタンドを導入することによって、ようやくまともなリスニング環境を整える事ができた。

これで、私にとって大枚をはたいて購入した猫に小判状態だったスピーカーも浮かばれるのではないかと…

折角だからこのスピーカーの能力を最大限に引き出そうと、スピーカー周りの小物を某通販サイトを覗いて見た。

音響マニアによると、一番手っ取り早いのはスピーカー・ケーブルやコネクターの取り替えかインシュレーターの装着となる。

スピーカー・ケーブルはピンからキリまであり、価格は1メーターあたり100円台から数千円が相場である。

現在は、ベルデン8470というメーターあたり200円台のケーブルを使っており、長さはアンプの設置場所の関係で5Mを2本使っている。

どの辺りまでグレード・アップすれば音質が変わるという確信的な判断が出来ないのと、ケーブル交換はちょっと面倒なので却下。

という事で、目に止まったのがインシュレーターだった。オーディオ・テクニカ製AT6098、真鍮のボディにゴムを絡ませたものでお値段なんと2千数百円也。

(ワンセット8個組み)

インシュレーターとは絶縁体という意味で、電気、熱、音や振動などを遮断するもので、この場合はスピーカ本体の振動をその設置面にできるだけ伝導させないようにすることによって、共振を抑える効果があるとのこと。

共振による濁った音がなくなり、スピーカーの方向から聴こえる音はスッキリ改善されるわけである。

商品のレビューには、音が激変とか、ビックリするくらいの音の変化を感じたなんて書いてあって、オォ〜! これだと思いポチった。

商品が届いて早速インシュレーターをスピーカーの底面に設置。

外見は中々いいじゃん! これでオイラも一介のオーディオ・マニアになった気分、な〜んて….

(いかがでしょうか?)

しかし、本当にレビュー通りに音が激変したかどうかは確かめておかねばならない。

これが大変。インシュレーターなしで音源を聴いたのち、インシュレーターを咬まして同じ音源を聴く。

小型ではあるが一本8キロもあるスピーカーをインシュレーターを咬ますために上げ下げするのは結構難儀な作業。そうこうするうちに初めに聴いていた音の印象も薄らいでしまい比較対象とならない。

それにスピーカーからのそれぞれの音源を同じ条件で録音し、その録音した音源を同じスピーカーで再生し比較するのもなんだか違うって気がして….

そもそも、このスピーカー結構頑丈に出来ていて、低出力での再生ではスピーカーに手を当ててもほとんど振動を感じない。インシュレーター必要?って気も…

私のような駄耳の持ち主は幸せかもしれない。

本当に微妙な音の変化を聴き取れる能力を持った人なら、自身の満足する音を追求するあまり、多額のお金をオーディオ関連の商品に投入することになってしまう。

まあ、折角2千数百円も出して買ったものだから、プラシーボ効果でもなんでもいいから音が良くなったと思っておきましょう。

今日聴いたレコード

シカゴ、1971年の日本独自編集の来日記念盤、栄光のシカゴ。ジャケのデザイン気に入っています。


日本のサーファー御用達、サンフランシスコのバンド、パブロ・クルーズの1978年の4枚目のスタジオアルバム、Worlds Away
当時長髪、ボルトのTシャツ、半パンにビーチ・サンダルの出で立ちだった私のような偽サーファーも聴いていました。

OMD!はOh My Denton。OMC!と言えば?

2018年07月28日 | 特になし
博士:あと3日で7月も終わり。時のたつのは本当に早い今日この頃じゃ。

そう言えば、OMD!と叫んでから半年になるのう〜

買ったはいいもののうなぎの寝床のようなこの狭い研究所、置く場所に困りずっと棚の上に飾ったままじゃ。

助手:博士!大丈夫ですよ。このスピーカーを置けそうなスタンド見つけてきました。

(ワーフェデール・デントンにベルデンの8470、スピーカー・ケーブルを接続)

博士:オォ〜 でかした。これでスピーカーと対面でまともに音を聴く事が出来る。

助手:それじゃ、一曲行ってみましょう!

(ご存知ハービー・ハンコックのEmpyrean Isles)

博士:成る程、このような音が出るのか。

わしは音響マニアじゃないから詳しくはないが、125mmの小ぶりのウーファのわりには低音もよく出て、高音はキリッと締まっておるじゃないか。

しかし、映画鑑賞用のトール・ボーイと比べると低音が足りないかも。

(ソニーSS-F6000とのツー・ショット、近くで見れば安っぽいが、7m離れて薄目で見れば豪華に見えて大丈夫!この価格帯ではコスパ最高のスピーカーだと思う。何しろ2本で一万円台の超低価格だった。)

助手:いや〜 ウチのトール・ボーイは安物で、映画の爆発なんかの効果音の迫力を出すため 、中低音域が強調されるように設計されているんじゃないかと…

だから、全体的には少し荒く聴こえる印象があります。

博士:そう言うものかの〜。 人それぞれ好みがあるし、聴力も若い頃と比べるとかなり衰えてきた事じゃし。

まぁ、いいっか〜

これで、猫に小判状況 だったスピーカーもなんとかまともに使う事ができ、胸の支えも降りたようじゃ。

メデタシ、メデタシ。

助手:博士! 大変です。さっき自動車のディーラーから電話がありまして、8月は車検受けなければなりません。

博士: うぎゃ〜!  OMC! (Oh My Car!の意) すっかり忘れておった。 車検だけでなく自動車保険も更新せねばならない!

(先ほどディーラーから車検日予約の電話があり、その後ポストを覗くと保険屋からの手紙発見)

助手:ええ、何年か前にスピード違反で御用となったので、次回免許更新されるまではコールド免許割引の適用はありません。

博士:スピーカー・スタンド導入の喜びもつかの間、車検が来月とは…

車のお陰で研究所の台所は火の車じゃ!

今年の後半もスタートからまたまた卵かけご飯連チャンになったわい!

実のところ、卵かけご飯は嫌いではなく、むしろ大好きと言えよう。

嬉しい様な悲しいような。

ちょっとお遊び

2018年05月08日 | 特になし
昔々、電蓄時代には親に漫画のブックレット付きのソノシートとか歌謡曲のシングル盤をよく買ってもらったものだ。

その後、実家にステレオが 登場すると、購入するメディアのほとんどがLPレコードとなった。

電蓄の場合、内蔵スピーカーが小さいことからどうしても手元でソノシートやシングル盤をプレイすることになる。従って曲が終わって別のシングル盤に交換することはさほど苦にはならない。

しかし古い一体型のステレオの場合、リスニング・ポジションは電蓄と比べると少しばかり離れた場所となるので、3分程度でレコードを交換するのが煩わしくなり、演奏時間の長いLPが好まれた。

ソノシートとか歌謡曲のシングル盤は邪魔になったのかいつの間にかそのほとんどが処分されてしまったみたいだ。

てな事で、現在所有しているレコードのほとんどがステレオ購入後に買ったLPとなる。

現在10数枚ではあるがなんとか生き延びた手持ちのシングル盤を清掃して改めて順番に聴いていくのも非常に手間がかかる。

しかしせっかく買ったのに放ったらかしってのもナンであるから、 今日はシングル盤の外側のビニール・カバー交換し、紙のレコード・ジャケットの内側に新たに新品のポリ袋を追加してみた。

あら不思議! 何と言うことでしょう。新しいビニール・カバーのおかげで見た目が新品のように。

さらに調子に乗って、画像をネットから拾ってきてシングルのペラのジャケットを厚手のプリント用紙に印刷してみた。


1972年に出た、シルビー・バルタンの悲しみのシンフォニー

1971年にイタリアでシングル・カットされた、Caro Mozartのペラ・ジャケを印刷してみた。


1962年のLove Me Doが2012年に50周年記念として復刻されたシングル盤。当時、ペラ・ジャケはついていなかった。

1982年に30周年記念として復刻されたシングル盤のジャケを印刷してみた。


1966年のドイツ盤のシングル・ジャケ (このシングルは2016年に50周年記念として復刻されたシングル盤)

1966年の日本盤のジャケを印刷してみた。

オォ〜、シングル盤が一味違って見えるじゃないの!

たまにはこう言うお遊びもいいんじゃないかと…