おもしろい本を借りてきました。
『古事記のものがたり』
作者は小林清明・宮崎みどり
サブタイトルがふるっています。
=稗田阿礼が語るゆかいな「日本の神話」=
稗田の阿礼が一話づつ語るていをとっていて、
まるで読者に語りかけるように話がすすみます。
古事記については「因幡の白うさぎ」「ヤマタノオロチ」
「海彦・山彦」・・・断片的にしかしらなかったのですが、
いま、けっこう気に入って本を借りてきては読んでいます。
日本の神話も人間味があって、楽しめるのがいいですね。
あとがきに・・・
《名もないライター二人が書いた本を世に出して下さる
奇特な出版社はどこにも見つかりませんでした。
そんなわけで、私たちはついに意を決し、
一冊、一冊、この本を自分たちの手で
製本することにしたのです。
作者みずから注文を受けて一冊づつ手作りした。
紆余曲折がありましたが、小さな出版社をつくり、
三千冊を出版することを決心しました。》
・・・そのように書かれていて、そのこともいいなぁと感じました。
あたたかい気持ちで、この古事記を読みました。