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あちこち散歩みち

近畿圏内を小さくあちこち歩き・たまに寺社めぐり・日々のとりとめない暮らしなどを書いています

たまにある事

2016年07月29日 | 暮らし

購入したいものがあって、朝一番で出かけた夫。

遠いほうの駅前の商店街です。

 

買いたいものを済ませてからのこと

「バナナ一房、いかがですか?」

と店の人に勧められた夫。

 

値段を聞くと一房が300円なり。

きょう食べるには青いが、明日、あさってならいけそうだし

安いし買うことにしたそうです。

値札シールは貼っていません。

 

レジで精算しようとすると

「お客さん、すみません。値段間違っていました」

最初、300円と言っていたのに実は670円だった。

 

(でもここは男としてやめるわけにはいかぬ) 大袈裟な表現をすればこうなる。

 

「いいですよ~買いますよ~」と言ったらしいです。

一旦決めたからには、変更できないのがよくあるパターン。

 

今読んでいる本にどんぴしゃりな事例なのです。

『一貫性の原理』で

ロー・ボール法なんだってさ。

最初に低い要求をして、一旦応諾させてから、高く請求する方法。

 

フット・イン・ザ・ドア法と言うのもよく似た同じ『一貫性の原理』ですってさ。

最初に軽く足がかりを付けて、後から本来の要求をする。

世の中の出来事って、オモシロいことがあふれているよね。

 

いえなに・・・・

単にお店の人が間違っただけなのですが、

「商法」として成り立つ事例だったので、すごく面白いなぁと思いました。