地下鉄東山駅から醍醐駅へ行きました。
9月の時、醍醐寺の前まで行きましたが、参拝時間が過ぎていて入れなかったため、今回は早めに向かいました。
世界遺産のお寺です。仁王門の赤さの古めかしさに、時代を感じます。
醍醐寺の周りを散策してみました。
広くて古くて五重塔があり、上品で凛としている全体的な雰囲気に、どことなく仁和寺が連想されました。
この画像の門の向こうに五重塔がありますが、少し見えづらい角度になってしまいました。
後で知ったのですが、醍醐寺も仁和寺も、どちらも真言宗でした。
同じ宗派だと、やはり雰囲気的にもつながるものがあるのかもしれません。
雅な気持ちに浸ることができました。
水路閣の上流を辿って奥へと入っていった所に、お寺がありました。
南禅寺の最奥の場所にある、混雑から離れた静かな空間でした。
ガイドブックにも載っていない、穴場的なお寺です。
南禅寺の建立より前から、この場所にあるとのことです。
縁結びの松がありました。
百日紅の木に松が宿っており、百日紅は樹齢300年、松は100年だそうです。
この辺り一帯は、鎌倉時代から「神仙佳境」と呼ばれた聖地だそうです。
縁結びの松の根元には、仲の良さそうなタヌキの一家の置物がありました。
また訪れたい、心落ち着く空間でした。
この前、大混雑にめげて素通りした南禅寺を、再び訪れました。
3連休は終わったため、この前よりはすいていましたが、それでもやっぱり大勢の人がいました。
人気のあるお寺なんだと再認識します。
紅葉は、ピークは過ぎたようですが、それでも十分きれいでした。
紅葉の向こうに見える水路閣。趣がありました。
青龍院前を通って三条通りを越え、かっちさんに教えてもらった住所へと向かいました。
そこには、彼女がかつて改修をした町屋がありました。
町屋が続くまちなみ。東山駅からすぐの賑やかな界隈ですが、この通りはとても静かで、昔の面影が残っていました。
伝統とモダンが組み合わさったスタイリッシュな町屋。かっちさんのセンスの良さが建築からもわかります。
京都自体も、そうやって今まで発展してきたんでしょうね。
近くを流れる白川のせせらぎ。通りの向こうは東山駅。とてもいい環境でした。
知恩院を出て、青蓮院門跡の前を通りました。
「青不動」公開中なので、相変わらず行列ができています。
ここは、秋でも変わらぬ、青々としたケヤキが、大振りの枝を伸ばしていました。
鐘の音が何度も聞こえてきました。知恩院の大鐘は、一般人はつくことができませんが、青蓮院では誰もがついていいようです。
これは青蓮院というより、むしろ知恩院敷地内の塔頭です。
見事な紅葉と白壁との鮮やかなコントラストに、目を奪われました。