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「りんぷうの会」 公式ブログ

会長:神田佳明(能楽写真家)
能楽撮影教室・能楽舞台撮影会は現在、休止中です

会員の古谷久夫さん撮影の白鳥写真のご紹介です

2011年11月25日 | 会員写真ギャラリー
早いもので、もう11月も終わりですね。
あっと言う間に今年も年末に近づいております
季節も初冬になり何となく寂しいような心持ちのする今日この頃です。

さて。本日は、りんぷうの会・会員の古谷久夫さんから
素敵な白鳥の写真が届きましたのでご紹介です。

ちょっと気ぜわしくなる時節柄ですが、こういった優美な白鳥の写真作品を
拝見すると気持ちがホッコリ温かくなるようです。

今年の3月に「白鳥ものがたり」と題して写真展を開催されたとのことで
冒頭写真はその案内ハガキになります。
写真展会期中、作品を拝見できなかったのが、とても残念です




白鳥の鳴き声や羽ばたき音、水しぶきが上がる音までもが
画面から聞こえてくるかのような生き生きとした作品です。

ドキュメンタリー映像のひとコマのようにも感じます。
個人的には、元NHKアナウンサーの加賀美幸子さんの落ち着いたナレーションが似合いそう~と思いました。




こちらは、早朝の風景でしょうか。それとも夕方なのでしょうか。

イメージとしては、朝の光景のように感じますが、いかがでしょうか。
古谷さんご本人に確認してみます。

白鳥の吐く息が白く美しいですね。
セリフのフキダシのようにも見えなくもありません。

「今日も寒いよね~」「ホントだよねー」と2羽で会話しているのかも




こちらは朝焼けではなく夕焼けでしょう。

文句なしにきれいな傑作写真です。
夕陽の輝きに心奪われ、画面に引きこまれそうに感じます。

飛翔する白鳥のシルエットも美しい造形です。


◆古谷久夫さんの白鳥写真、本当に見事と思います。

実は、古谷さんからお預かりしている作品はまだございます。
次回は、「白鳥写真 by 古谷久夫 モノトーン篇」ということでお送りする予定です♪
ご期待ください。



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会員の上村義一さん撮影「ダイヤモンド富士」

2011年11月15日 | 会員写真ギャラリー
このところ能楽写真展関係の記事が続きましたので
本日は趣向を変えて、とっておきの風景写真をご紹介いたします。

りんぷうの会・会員の上村義一さん撮影「ダイヤモンド富士」です。

ご覧の通り、下手な説明は不要の見事な作品。
さすが「霊峰 富士」と思いました。
神々しいばかりの美しい光景です。

特に不肖オガタは風景写真は、ほとんど撮ったことがないので
とても新鮮です

「こんなにきれいな富士山の写真が撮れるんだったら
是非一度、上村さんにくっついて撮影に同行させてほしい!」と思いました。
(上村さんには迷惑な話かも

上村さんをはじめ、りんぷうの会の会員は手前味噌ではなく、
本当にツワモノ揃いでプロカメラマンの方からセミ・プロ級の腕前の方、
コンテスト荒らしの方や歴戦のベテラン・カメラマンの方まで
皆さん、ハイレベルです。

先日、副会長の三浦裕子先生より写真展後の打ち上げ忘年会にて
会員の皆様にブログに掲載する傑作写真を大募集と呼びかけして
いただきましたので、今後も見ごたえのある写真作品をご紹介できると思います。

忘年会に欠席された会員の方で、この記事を読まれた方も
是非、作品をお寄せ下さい。お待ちしております。


◆今後の掲載予定について◆
お待たせしておりますが、先日の能楽写真展の上位入賞作の紹介記事を
次回、掲載予定です。

それから、3月の能楽撮影会のご案内、伊東功一氏の風景写真、
森田研作氏の能面写真を順次アップさせていただきます。
お楽しみにお待ちください。




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上村義一さん撮影の「土蜘蛛」と「鞍馬天狗」

2011年10月26日 | 会員写真ギャラリー
本日は、りんぷうの会・会員の上村義一さんの舞台写真のご紹介です。

冒頭写真は能「土蜘蛛」。
ヨコ位置撮影で白い蜘蛛の糸が美しく広がっていく瞬間を
見事にとらえた力作です。

先週、10/19(水)に能楽撮影講座にて撮影。
シテは喜多流能楽師の出雲康雅先生です。


上村さんは当ブログにて初のご紹介となるカメラマンの方ですね。

りんぷうの会の会員の中でも長身で寡黙、ちょっとコワモテ(←ゴメンなさい )ですが、
メカニックに強く頼りになる存在です。

いつも熱心に能楽撮影講座を受講され、能楽撮影会にも毎回、ご参加いただいております。

撮影される写真も独特の雰囲気があって、やはり感性が違うなあ~と思います。




こちらは、9/21(水)の能楽撮影会の時の「鞍馬天狗」の舞台写真。
同じくシテは出雲康雅先生です。

強めのコントラストで、鞍馬天狗の力強さをうまく表現されている作品です。
迫力があって、とても魅力的ですね


さて。
ここで、お知らせです。

今回、ご紹介の上村さんをはじめとする能楽写真愛好家による
能楽写真展が来週の金曜日、11月4日より銀座にて開催されます。
(主催:りんぷうの会。)

また、あらためて当ブログとホームページでご案内予定ですが、
皆様、よろしくお願い申し上げます。

秋の銀座ショッピングの折りにでも、どうぞお立ち寄りください。



◆「輝く能楽の美」写真展―第7回 能楽写真コンテスト 入賞発表◆

期日:【会期終了】平成23年11月4日(金曜日)~11月10日(木曜日)
開館時間:月~金曜日9:00~19:00 土・日10:00~18:00
      ※最終日15時まで
場所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-3先インズ3隣 コダックフォトギャラリー
   JR山手線・京浜東北線 有楽町駅京橋口 徒歩2分
   地下鉄有楽町線 銀座1丁目駅下車 1番出口 0分

入場無料


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季節は巡り…伊東功一氏の秀作写真の巻です。

2011年10月16日 | 会員写真ギャラリー
このところ週末は秋らしい晴天に恵まれておりましたが、
昨日は東京では、午前中は風雨が激しく、午後もちょっと蒸し暑い曇天でした

スーツ着用で仕事していたオガタは結構、汗をかきまして
「これじゃあ秋じゃないなあ~」などと思いました。

今日(16日)は秋晴れになるのでしょうか。


さて。
本日は、りんぷうの会の事務局長、伊東功一氏の作品 ご紹介です。

冒頭写真ですが、いきなり渋い感じの作品。

手が華奢できれいですね。
これは、きっと美人に違いないと期待してしまうカットです。

そこをあえて写さず、手元だけに絞るあたり
いかにも伊東さんらしいと思いました。



こちらは三味線ですね。
人生の年輪を感じさせる手つき。

どんな方が弾いていらっしゃるのか。

想像力をかき立てられる作品です。



画面から寂しげな音色が聞こえてくるような作品。

こちらも何とも風情のあるスナップで臨場感がありますね。


…ここまで来ると、何の写真だか、もうお分かりになったでしょうか。



おわら風の盆の写真でした。

実は、伊東さんからは、だいぶ前に作品が届いていたのですが、
掲載がすっかり遅くなってしまって恐縮です。


ただ、言い訳ではないのですが、無知なオガタは風の盆というと
なぜか晩秋のイメージがありました。

いや、冷静に考えてみると「盆」というからには
季節として、秋ではないはずなんですが。

哀感あふれる印象が強くて、そのように誤解していたのだと思います。

おわら風の盆、是非、行ってみたいです。


本日は伊東功一氏撮影、おわら風の盆の写真特集でした。



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M.Y さんのカワセミ傑作写真

2011年10月04日 | 会員写真ギャラリー
りんぷうの会・会員のM.Yさんから素敵なカワセミ写真が届きました。


オレンジ色のお腹が光を受けて輝いています。
夕暮れ時でしょうか。

羽ばたいて風を切って飛翔している音が
画面から聞こえてくるような傑作だと思います

水面に映る影もいいですね。



こちらは、つがいのようです。

オスがメスに小魚をプレゼントしている微笑ましいカット。

何でも春にしか見られない貴重な光景だそうです。



この写真も躍動感あふれる素晴らしい作品です。

水しぶきが美しく目を引きます。

カワセミが「清流の宝石」と呼ばれる理由がよくわかります。


先日の能楽撮影会の日(9/21)に台風15号のため横浜に一泊しましたが、
M.Yさんも同じくホテル足止め組で、中華料理ディナーをご一緒させていただきました。

その際、カワセミ撮影秘話を伺い、ネイチャーフォト撮影の経験が
ほとんどないオガタは、とても新鮮でした。

「是非、カワセミ写真を拝見したい」とお願いしたところ
先週の能楽撮影教室(9/30)に今回、掲載の3作品をお持ちいただきました。

M.Yさん、お忙しい所、本当にありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。



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【会期終了】佐口武子さんが杉並区医師会の芸術祭に能楽写真作品を出展中です!

2011年09月23日 | 会員写真ギャラリー
りんぷうの会の会員で、長年、熱心に能楽写真撮影を続けられている
佐口武子さんが杉並区医師会の第48回芸術祭に作品を出展されています。

本日から開催された展覧会で今月の27日まで。
会場は、杉並区医師会館。(最寄り駅はJR荻窪駅。)

出展作品は3点で、いずれも喜多流能楽師の出雲康雅師の舞台写真です。

・能 <忠度> 「歌人の夢 汀に消える」
・能 <竹生島> 「宝珠を捧ぐ紅の龍神」 
・能 <羽衣> 「虚空に花咲く天上の舞」


冒頭のカットが<羽衣>の作品となります。
かわいらしい「小面」(こおもて)の可憐な表情が魅力的な作品です。

オリジナル作品は、きれいなカラーですが、
今回のブログ掲載にあたっては、あえてモノクロにさせていただきました。

会場で美しいカラーのオリジナル作品をどうぞ、ご堪能ください。

今回、佐口さんは作品を掛け軸仕立てにされたそうです。

ちょうど去年の秋にデンマークで開催された能楽写真展と
同じ茶掛け軸装になります。

※りんぷうの会の能楽写真展 in デンマークについては
こちらの記事をご参照ください。

http://blog.goo.ne.jp/rinpoonokai/e/b0e3c8a459403c61f8c1514eea7c616a


※過去に当ブログに掲載した佐口さんの能楽写真については以下をご覧ください。
りんぷうの会・会員の佐口武子さんの能楽舞台写真のご紹介です!
出雲康雅師の絶世の美女・江口 (by 佐口武子)


連休中のお天気はいいようです。
荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺界隈は、ふらっとお散歩がてら
出かけるのにもおススメのエリア。

皆様のご来場を心よりお待ちしております


■杉並区医師会 第48回芸術祭■ ※会期終了となりました。ありがとうございました。

会期:2011年9月23日(金)から27日(火)まで 10時より17時開館
場所:杉並区医師会館 杉並区阿佐ヶ谷南3-48-8 (大駐車場あり)
    ※会場地図はこちらからどうぞ http://www.sgn.tokyo.med.or.jp/activity/index2.html


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川島あつ子さんの二科展出品作品と「アトリエ・アンジェ 糸とあそぶ手織展」について

2011年09月13日 | 会員写真ギャラリー
昨夜はお月見でしたね。きれいな月に見とれましたオガタです。
が、各地で熱帯夜だったようで、熱帯夜の「中秋の名月」は8年ぶりだったそうです。
朝晩はだいぶ涼しくなりましたが、
秋と言うにはあまりに暑い今日この頃で閉口します

ということで、冒頭写真は、涼しく可愛らしく
りんぷうの会・会員の川島あつ子さん撮影のアザラシちゃんです。

目元の表情が何とも言えず魅力的と思います。

川島さんは、先日、開催された二科展(東京での展示は9/12終了、各地を巡回予定)に
会友として作品を発表されておられます。

こちらが、出展作品です。


オガタも先週、りんぷうの会の有志と会場まで拝見に伺いましたが、
多数の出展作品の中でも、趣深く印象的な作品でひときわ輝いていたと思います。

ブログだとリサイズしてしまっているので、
オリジナル・プリントより、ややおとなしい感じになってしまい恐縮ですが、
本物はもっともっと素敵な作品でした。

そのままで一流ファッション・ブランドのイメージ・カットになるのではないかと
思うほど、完成度の高い作品です

実は、川島さんはプロの手織作家の先生でもいらっしゃいます。

写真だけでなく手織もなさるとは…というか、手織が本職でいらっしゃるわけですが、
芸術的な才能に恵まれていらっしゃるということですね。
「すごいマルチ人間」と本当にビックリします。

今月の28日から横浜市の大倉山記念館で手織作品のチャリティ展示会を開かれるそうです。
詳細につきましては、次の記事をご覧ください。
よろしくお願いいたします。




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草野順夫さん撮影の祇園祭スナップ その2は赤バージョンです

2011年08月31日 | 会員写真ギャラリー
先日に引き続き、りんぷうの会・会員の草野順夫さん撮影の祇園祭スナップ 第2弾。
今回は、祭の色=赤バージョンでまとめさせていただきました。

冒頭写真は長刀鉾の囃子方を写したもの。

前回掲載の菊水鉾の囃子方写真も美しい色彩が印象的でしたが、
こちらも、長刀鉾の赤と浴衣の白と水色のコントラストが鮮やかで見事ないいスナップです。



こちらは長刀鉾のお稚児さん。
かわいいですねー 見るだけで寿命が延びそうです。


祇園祭の山鉾の中で、今では長刀鉾だけが唯一、生身の少年がお稚児さんとして乗るそうです。

他の鉾では、生きたお稚児さんではなく人形となっているとのこと。

また、綾傘鉾でも生身のかわいいお稚児さんが参加するそうですが、
鉾に乗るのではなく徒歩での巡行になるようです。


揺れる鳳凰の天冠が、お能の「羽衣」を連想させます。きれいですね

酷暑の京都、しかも日中、暑い盛り。
この装束とお化粧は子供には大変だと思いますが、忘れられない一生の記念、晴れ姿です。
「時分の花」の美しさと儚さでしょうか。


最後に、長刀鉾に描かれた星座=二十八宿の写真。
内部天井の周囲に銀錠で打たれているそうです。

「二十八宿」とは昔、中国や日本で使われていた星座とのことです。

祇園祭の山鉾巡行は「動く美術館」とも評されているそうですが、なるほどと納得します。
山鉾自体が、完成されたひとつの小宇宙のようですね。


◆草野順夫さんの祇園祭スナップ、
2回にわたってお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。

管理人・オガタは、「うーん、やっぱり京都はいいなあ」と実感しました。

草野さんは祇園祭の写真を数百枚、撮影されており、
掲載作品以外にも素晴らしいスナップが沢山あったのですが、
全部、ご紹介できず残念です。

また、掲載写真は今年撮影のものがほとんどですが、一部、去年の写真も含まれております。
ご了承ください。



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今日は、草野順夫さん撮影の祇園祭スナップ その1です。

2011年08月26日 | 会員写真ギャラリー
カレンダーの日付だけは夏の終わりになってきていますが、
まだまだ蒸し暑い今日この頃ですね。

秋は、当分、先のようです~

気分は、いまだ夏ということで、本日は、りんぷうの会・会員の草野順夫さん撮影の
真夏の京都のメインイベント、祇園祭スナップをお送りいたします。

冒頭写真は、鯉山町の提灯。風流で、きれいですねー。
ちなみに、鯉山町の山鉾=鯉山のてっぺんには木彫りの大鯉が祀られているそうです。
左甚五郎の作と伝えられているとか。

興味のある方は、鯉山町のホームページをご覧ください。
http://www.koiyama.com/kazari.html



こちらは水色が何とも涼しげで爽快な印象。

最重量の舁山(かきやま)である浄妙山(じょうみょうやま)の舁手(かきて)たちの足元。
スニーカーなどではなく、ちゃんと草履なのがうれしいです。

 ※「舁山」(かきやま):祇園祭の山鉾には、神輿のように担ぐ「舁山」と
  車が付いていて引いていく「曳山」(ひきやま)とがあるそうです。



菊水鉾の囃子方。色彩が美しいですねー。
さすが京都と思います。


こちらは伯牙山(はくがやま)という山鉾のご神体人形です。
高さは196.5cm。

伯牙山は中国風の山鉾だそうで、ご神体の伯牙は中国の有名な琴の名人。
友の死を悼み愛用の琴を割ったという中国の故事に由来するそうです。
口をへの字に結んだ深い怒りと悲しみの表情をたたえていますね。


迫力のあるスナップ
船鉾(ふねぼこ)になります。

船首の鳥は空想の鳥、「鷁」(げき。漢字がきちんと表示されなかったらゴメンなさい)だそうです。
水難除けの瑞鳥で、木彫り金箔が目にも鮮やかです。


横から見た船鉾。
本当に船の形をしているんですね。
大きくて立派で勇壮です。


管理人・オガタは、あいにく祇園祭をまだ拝見したことがありませんで
今回の記事は、京都通の草野さんと京都出身の神田佳明会長のお二人に
レクチャーを受けて書かせていただきました。

草野さんの祇園祭スナップは第二弾もございます。
お楽しみにお待ちください。



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和坊さんの斬新な能面写真作品のご紹介です!

2011年08月23日 | 会員写真ギャラリー
大変、お待たせしてしまって恐縮です
本日は、和坊さんの能面写真作品のご紹介です♪

ご覧の通り、とてもオリジナリティ溢れる魅力的な作品です
先日、ご紹介した藤田ひろみさんの能面写真も力強くて良かったですが、
今回の和坊さんの作品は、また別の趣があって、とても素敵だとと思います。


もう一枚。
こちらも大胆で独創的な作品です。




実は、「和坊さんって、どなた??」というお問い合せを先日来、お受けしております。

本名はご本人様のご希望により内緒ですが、りんぷうの会の会員で
長身カメラマン、作品同様、独特の雰囲気のある方です。

「和坊ワールド」をもっと堪能したい方は、Kanbo's Artの写真ブログをどうぞご覧ください。

"Kanbo's Art" http://kanboart.blogspot.com/

ちなみにオガタは個人的に、「蓮に恋して」という作品「花 flowers」が好きです。

皆様は、いかがでしょうか


◆次回は、これまた、お待たせしてしまっている(←本当にすみません
草野順夫さん撮影の京都・祇園祭の写真作品をご紹介予定です。
もう少々、お待ちください。


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本日は、藤田ひろみさん撮影の奈良スナップです♪

2011年08月15日 | 会員写真ギャラリー
前回に引き続き、りんぷうの会・会員で
写真家の藤田ひろみさん撮影作品のご紹介です。

いにしへの都・奈良の写真となります。

冒頭の写真は、法隆寺中門の仁王像(阿形像)。
日本最古の仁王様だそうです。

後世の補修によって創建当初の姿とは異なるらしいですが
それにしても、当然ですが、さすがに素晴らしい造形の仁王様ですね。



こちらは、有名な飛鳥大仏。
飛鳥寺のご本尊、釈迦如来坐像です。

こちらも、俗世を超越した、いいお顔ですねー。
アーモンド型の大きな目が印象的です。



東大寺の二月堂南面の写真。

二月堂というと3月のお水取りが有名ですね。
ぜひ、一度は生で拝見してみたいです。

東大寺のホームページに「二月堂は平重衡の兵火(1180年)、
三好・松永の戦い(1567年)の2回の戦火には焼け残った~」とありました。

平重衡(たいらのしげひら)というと、能「千手」に登場しますね。

先月、金春流の「千手」の舞台(7/18の座・SQUARE公演)を拝見したばかりなので、
重衡の名前に「おおっ」と思ってしまいました。
やっぱり古い歴史を感じます。



どこの写真か、お分かりになるでしょうか。

古墳の写真ですが…


あまりにも有名な石舞台古墳です

藤田さんが奈良を旅行されたのが、今年の春先だったとのことで
回りに咲いているのは紅梅でしょうか。

もしかしたら桃かもしれませんが、いずれにせよ、石舞台と紅色の花と
いいコントラストの写真ですね。


◆藤田ひろみさん撮影の奈良の写真、いかがでしたでしょうか。

オガタは、藤田さんの写真を拝見してブログ記事を書き進めるうちに
ますます奈良・京都巡りの旅がしたくなりました。

特に、12月に行われる春日大社のおん祭。何としても絶対に拝見したいです。

今年は無理でも来年は、是非にと思います。

…行きたいところがあったら、とりあえず周りに
「行きたい!!」と言い続ける・明言しておくと良い、と
高校時代の恩師から教わりました。

そうすると実現可能性が高まるとか。

これは、「行きたいところ」だけではなく「したいこと」=実現したい目標・夢の
場合でも同じかもしれません。

ということで、何だかオチがついたのか、つかないのか、
ちょっと脱線気味ですが 、本日は、これにて失礼いたします。

藤田さん、素敵な写真を沢山、ありがとうございました


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藤田ひろみさん撮影、迫力あふれる能面写真のご紹介です

2011年08月13日 | 会員写真ギャラリー
ガツンと来るド迫力の能面写真。

こちらは、りんぷうの会・会員で
国際的にも評価の高い写真家・藤田ひろみさん撮影の作品です。

能面は「べし見悪尉」(べしみあくじょう)という面(おもて)で、
現代における面打ちの第一人者・初代堀安右衞門師の作品になります。

前回の能楽撮影教室にて、皆で撮影させていただいたのですが、
間近に拝見させていただくだけで本当に眼福~と胸がいっぱいになるくらい
素晴らしい面でした。

面が凄すぎて、オガタは思うように撮影できなかった=完全に位負けしてしまいました

が、そこは、さすがに度胸のいい藤田さん。
見事、直球勝負でカメラに迫力あふれる面の魅力を
余すところなく捉えていると思います。

胸がスカッとする、本当にいい写真です


藤田さんからは、このほか今年の春先に奈良で撮影された写真を
数点、お預かりしておりますが、それは、また後日、ご披露~と思います。
(別に出し惜しみしているわけではありません、念のため

また、実は、和坊さんからも、アッと驚く斬新な能面写真作品を
お預かりしております。

今後の予定としては、
和坊さんの能面写真→草野順夫さんの祇園祭写真→藤田さんの奈良の写真という
順番でアップさせていただければと考えておりますが、
場合によっては前後するかもしれません。

お楽しみにお待ちください。



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本日は、今泉修三さん撮影の石垣島の写真です♪

2011年06月16日 | 会員写真ギャラリー
ちょっと能楽の話題を離れますが、本日は、りんぷうの会・会員の
今泉修三さんの作品ご紹介です。

冒頭の写真は、題して「孤独なリス猿」。
瞑想するかのような表情が印象的です。
目もきれいで、思わず見とれてしまいます。
野生のリス猿の自然な姿、動物好きの管理人には、特に魅力的に映ります。



こちらは、「水牛の兄弟」。
まだ、子牛でしょうか。かわいらしい顔立ちです
こんな風に、水牛がギュウ詰めになっているところ、ぜひ、この目で見てみたいです。
できれば、触ってみたいですが、それは無理なのでしょうか。



「低気圧の石垣島」。
今泉さんが旅行された時は、あいにくのお天気だったとのことでした。
が、さすが、今泉さん。
それでも、いいスナップを撮影されてるなー と思いました。

撮影環境が悪くても、何かしら面白い写真をお撮りになるのが今泉さんの真骨頂~
かくありたいものです。

今泉さん、楽しい写真をありがとうございました。



★現在、このほかにも会員の方の力作を何点かお預かりしております。
順次、当ブログへアップさせていただく予定です。
もう少々、お待ちください。

また、会員の方の掲載作品につきましては、随時、受付をしておりますので、
いい作品がございましたら、お気軽にお送りください。

作品は、メールのほか、プリントやCD/DVDなどでの郵送でもOKです。
事務局宛もしくは神田先生までお願いいたします。



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厳島神社 桃花祭ギャラリー その2 By 伊東功一

2011年05月11日 | 会員写真ギャラリー
先に予告させていただきました通り、本日は、宮島の桃花祭・神能(じんのう)で
「猩々」(しょうじょう)を舞われた喜多流能楽師、出雲康雅師の舞台写真を掲載です

撮影は、伊東功一氏。(りんぷうの会の事務局長です。)

以前も当ブログに記載させていただきましたが、
猩々とは、中国の伝説上のお酒の妖精のことです。

お酒の精なので、髪の毛も赤ければ(←赤頭の仮髪と言います)、
能面も装束も赤、全身赤尽くしの出で立ちで、お酒に酔った所作で楽しく舞い戯れる、
見ていて、本当にしあわせな心持ちになるお能だと思います。

しかも、厳島神社の神能は屋外の能舞台で舞われますので、
この写真のように、夕陽を受けて、猩々の赤頭が光り輝いて
いっそう祝祭的な雰囲気が盛り上がります。

客席の我々は、赤尽くしの猩々が夕陽で更に赤く輝く美しい舞姿を堪能できる
というわけですが、出雲先生によると、舞っている能楽師のほうも、
舞台から見て、厳島神社の朱塗りの回廊が夕陽を受けて視界全体が朱色に染まる中、
非常に厳粛な気持ちになり、舞われるということでした。

最近では、能楽堂やホールなど屋内で観能するのが当たり前のようになっていますが、
もともとは、能楽は日中、屋外で舞われるのがスタンダード・普通だったそうです。

確かに、このように日の光を受けて輝く舞姿を拝見すると、能楽堂などで
通常、演じられる場合とは、また違った醍醐味を感じます。

薪能や蝋燭能なども独特の雰囲気があって楽しいですが、
朝から日の落ちる夕方まで、屋外で春の潮風を感じながら楽しめる
厳島神社の神能は本当に格別です。

皆様、ぜひ、一生に一度は(というと大袈裟でしょうか)ご覧になっては
いかがでしょうか、と思います。
そして、一度見たら、やみつきになること請け合いです


◆厳島神社の桃花祭:毎年4月15日、午後5時より開始。高舞台で舞楽が舞われます。

◆神能:桃花祭の翌日である4月16日から18日までの3日間、能舞台にて奉納。
    出雲先生は、この神能の執事を務められています。

詳細は、宮島観光公式サイトをご覧ください。


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厳島神社 桃花祭ギャラリー その1 By 伊東功一

2011年05月11日 | 会員写真ギャラリー
なかなか神秘的な雰囲気の写真

こちらは、先月15日に行われた厳島神社 桃花祭の宵宮の日没を待って舞われる「蘭陵王」の舞楽写真です。

もっと早くに掲載できれば良かったのですが、
管理人都合により遅くなりまして申し訳ありません

撮影は、りんぷうの会・事務局長の伊東功一氏。

知る人ぞ知る~ですが、伊東さんは長身なので、こういった撮影では有利ですね。
また、撮影技術も揺るぎないので、光源がやや厳しい環境下、
しっかり、きっちり撮れていると思います。



いかにも宮島らしい雰囲気の傑作写真。
やはり、朱の五重塔や大鳥居が背景にあると作品としての完成度が高くなるように思います。

こういった作品を見ると、また是非、厳島神社の舞台を拝見したいなあと
心から思います。


厳島神社では、毎年4月15日の桃花祭のほか、毎年10月15日に行われる菊花祭でも
「舞人」と「楽人」の神職たちによって「振鉾」「万歳楽」「延喜楽」「陵王」「納曽利」など
11の舞楽を高舞台で奉納とのことです。

詳細は、宮島観光公式サイトをご覧ください。


【次回予告】
「厳島神社 桃花祭ギャラリー その2 By 伊東功一」ということで
次回は、喜多流能楽師の出雲康雅師の「猩々」の舞台写真を
掲載予定です。お楽しみに~


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