本当に暮れも押し迫って本日は大晦日。
明日は新年です。
先生も走る師走というだけに(?)先生でないオガタも
バタバタと気忙しく今月は記事数が今日を含めて
2日だけとなってしまいました。
来年はもうちょっとマメに更新したいなと思っております。
すみません
さて。
2012年最後の写真は何を掲載しようかと迷ったのですが
ろうそくの温かく柔らかい光が印象的なカットにしました。
今年の秋に初の蝋燭能撮影会を行った時の点火式スナップです。
撮影は凄腕カメラマンの森田研作さんで被写体はSさん。
とても雰囲気のいい写真で和ろうそくの光って
本当に優しくて素敵だなあと再認識させてくれますね。
せっかくなので森田さんの素敵な舞台写真も大公開
能「三輪」より。シテは喜多流能楽師の出雲康雅先生。
蝋燭能なんだからやはり蝋燭が写っていないことには~ですが
これがなかなか難しいんです。
蝋燭が画面内にきちんと入っていて、なおかつ出雲先生の美しい舞姿も
しっかり写せていないといけないわけで、そうは分かっていても
結構、大変でした。
こちらも同じく「三輪」の舞台写真ですが前シテ(=能の前半部分)になります。
手前の蝋燭とおシテとのバランスが絶妙、まさに名人芸だと思います。
この時の「三輪」は前シテも後シテも本当にきれいで感動的でしたねー。
撮影会でなくて本番の「三輪」の舞台を是非、出雲先生のシテで拝見したいと思いました。
蝋燭能もいいし薪能でもいいし、日中の屋外の能舞台でも素敵でしょうね。
もちろん通常の能楽堂での演能でも。
「三輪」ではないのですが、来年2月、目黒の喜多能楽堂で「出雲康雅の会」が開催されます。
今からとても楽しみです
曲は「定家」。大変な大曲です。
大曲なだけに、ちゃんと勉強せねばと思っております。
アイが東次郎先生で狂言が「文山立」なのもうれしいです。
「文山立」は最初の出だしで分かっていても、かなりドキドキします。
個人的に好きな曲のひとつで、見たことのない方は是非。おススメです。
【出雲康雅の会】
平成25年2月2日(土) 午後1時開場・2時開演
十四世喜多六平太記念能楽堂(目黒)
◎狂言「文山立」 シテ: 山本則孝 アド: 山本則秀
◎能「定家」 シテ: 出雲康雅
ワキ: 森常好
ワキツレ: 舘田善博 森常太郎
アイ: 山本東次郎
笛: 一噌仙幸 小鼓: 鵜澤洋太郎 大鼓: 國川純
後見: 香川靖嗣 中村邦生
地頭: 友枝昭世
入場券 正面指定席10000円 1階自由席6000円 2階自由席3000円 学生2000円
十四世喜多六平太記念能楽堂 03‐3491‐8813
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