大変遅くなってしまって恐縮です
去る6/5(月)に久しぶりの能楽撮影会が横浜能楽堂の本舞台で行われました
以下、神田会長のコメントを交えて舞台写真をご紹介いたします
撮影参加者は35名。
能楽写真クラブAZ 代表幹事あずま たけしさんの開会挨拶に続いて、
武蔵野大学文学部教授、同大学能楽資料センター長の三浦裕子先生による能『花月』『巴』の曲趣解説があり
その後、神田会長による撮り所解説の勉強会。午後1時過ぎから舞台撮影が開始。
ご出演戴いた喜多流の出雲康雅先生が『花月』で弓矢を持って登場。(冒頭写真参照。)
エンデングは遊興の芸尽くしに入り、羯鼓(かっこ)を打っての華やかな舞台となった。
席に居並ぶカメラを構えた写真愛好者が一斉にシャッターを切り続け堂内にカメラの放列が響いた。
二曲目は『巴』。美しい小面(こおもて)に白い鉢巻きを結び長刀を持っての舞台。
木曽義仲が残した形見の水衣を身にまとい太刀を抱え、印象的な黒笠を手に落ちのびてゆく
やるかたのない哀愁の昂る出雲先生の舞台だった。
先日、ご紹介させていただいた古谷久夫さんの能楽写真・能面展(会期終了)では
古谷さん撮影の『花月』と『巴』の素晴らしい舞台写真がいち早く展示され
神田先生撮影の舞台写真とはまた別の趣があり
非常に見応えがありました
残念ながら管理人は今回、不参加でしたので
皆様の傑作写真を拝見する機会を待望しております
今後、当ブログでも順次ご紹介できればと思います
どうぞ、ご期待ください
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