「りんぷうの会」 公式ブログ

会長:神田佳明(能楽写真家)
能楽撮影教室・能楽舞台撮影会は現在、休止中です

■行く春を惜しんで…有泉義行さんの作品

2010年05月25日 | 会員写真ギャラリー
2回連続で若き日の神田佳明が撮影したモノクロ写真を
お送りしましたところで、
りんぷうの会・会員の有泉義行さんから
春の富士山の写真が届きました~





有泉さんは、山梨県にお住まいで、富士山の写真を
ライフワークとして長年撮影されています 

また、知る人ぞ知る!ウクレレの
名手としてもご活躍中です





今年の春は、4月の半ば過ぎまでコートが必要なほど
寒かったりして、うららかな春らしい陽気が
例年よりも少なかったように思います。。。

 

何だか春を満喫しそこねたように感じておりましたところに
届きました有泉さんの春爛漫な作品であります





行く春を惜しみつつ、夏に向かってと思う今日この頃~
有泉さん、ありがとうございました 






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■布張りの飛行機~??

2010年05月20日 | 秘蔵・モノクロ写真大公開!
飛行機の事故写真。
一見、海外の写真のようですが、
実は、日本の自衛隊の事故写真だそうです。

当時の時代背景の理解なしには、分からいづらい写真ですので、
以下、撮影した神田佳明本人からのコメントです。

「戦後、日本の再軍備は、『警察予備隊』の名称でスタート。
続いて、その組織を強化して、名称も『自衛隊』に改称されます。

この写真は、昭和33年か34年頃、自衛隊発足記念飛行に
飛来した飛行機が、式典会場であった京都府の飛行場で
着陸に失敗し、裏返しになってしまったところを撮影しました。

駆け寄って、ひっくり返らないように、なんと手で
飛行機を支えているのです。

今の飛行機と違って、全体が布張りの飛行機です。
今では信じられない、スタート直後の航空自衛隊の飛行機。」

…私は、布張りの飛行機なんてものがあったのかと
大変、驚きました。



が、昔の飛行機では、布張りというのは特に珍しいものでは
なかったみたいようです。
(まったく門外漢なので違ったらゴメンなさい 

神田先生に聞いたところによると、
戦前には、「赤とんぼ」という俗称の布張り飛行訓練機が
あったそうです。

アメリカのB29爆撃機が本土を空襲した際、
布張りの「赤とんぼ」も応戦したそうですが、勝てなかったとか。


この写真も、よく見ると、布張りなのが
見てとれますが、しかし、飛行機が布張りということも驚きでしたが、
ひっくり返ったの飛行機を人間が素手で支えているというのも
ちょっと驚愕だと思います


◆以上、昨日に引き続き、若き新聞記者・神田佳明撮影の
秘蔵モノクロ写真、大公開でした~



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■若き日の…

2010年05月19日 | 神田佳明・略歴紹介
これは、誰の写真なのか、おわかりになるでしょうか?

なんとなく目元は、今と変わらないかなと思いますが、
やはりメガネがないと大分、雰囲気が違うようです。

こちらは、神田佳明の若い頃の写真です 

神田佳明は、京都府宇治市出身。
カメラマンとしてのキャリアは、報道記者からスタートしたそうです。
(神田佳明の現在の姿は、こちらからどうぞ。)




これは、警察廻りの初仕事で撮影した写真とのことです 
ずいぶんクラッシックな交通事故写真だと思います。
昭和30年代の写真だそうで、時代を感じる一枚です。



 
こちらも時代を強く感じさせる写真~ 
インドのネール首相と娘のインディラ・ガンジーの来日時の写真です。


以下に、神田佳明の略歴を記載させていただきます。
よかったら、あわせて当会公式ホームページの記載もご覧ください。

◆神田佳明(かんだ よしあき)◆

1937年 京都・宇治市生まれ。
報道記者を経て1961年プロカメラマンへ転身。

能楽写真家であるとともに、2006年まで、銀座スポット商会副社長。
平凡社、淡交社、国立能楽堂など数多くの団体から能楽撮影の依頼を受ける。

2007年3月スポット事業部(現・KJIスポット事業部)を退職。
同時に有限会社・凜風を設立、1999年から主宰して来た
能楽団体『凜風の会』を吸収、能楽の普及活動を続けている。

2008年3月より、コダックフォトスクールの要請を受け、東京銀座において、
「能楽」を主題とする、能面・能舞台撮影講座である「こだわり表現コース」開講。
能楽関連の著書多数。また、自身の能楽写真展も多数開催。

日本写真家協会(JPS)会員
日本能楽写真協会会員
公益社団法人・能楽協会契約カメラマン


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■レディー・ファーストということで・・・三浦裕子プロフィール紹介

2010年05月14日 | 三浦裕子・略歴紹介
今日は、りんぷうの会・副会長の三浦裕子の略歴を
ご紹介させていただきます。

三浦先生は、気鋭の能楽研究家で、りんぷうの会の
講座や撮影会で、毎回、分かりやすく楽しい能楽解説を
していただいております。

通常なら、会長の神田佳明の略歴紹介を先に
記載すべきかと思いますが、
レディー・ファーストということで三浦先生が先攻(?)です。


◆三浦裕子(みうら・ひろこ)◆
武蔵野大学文学部教授、同大学能楽資料センター長。
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。

著書に『能・狂言の音楽入門』(音楽之友社)、『初めての能・狂言』(小学館)、
『面からたどる能楽百一番』(淡交社)など。

りんぷうの会の会員の撮影した能楽写真については、
次のようなコメントを頂戴しております 

「動く彫刻」ともたとえられる静謐な美をたたえた能。
その一瞬をとらえた写真を見ると、改めて伝統芸能の重みを感じます。

ちなみに、三浦先生は、大の猫好きです

ということで、三浦先生の近影写真は、
猫ちゃんが代打で、ご覧の通り、
“しっぽだけトラジマの猫”です。


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■最近、多いご質問に関して

2010年05月12日 | よくあるご質問
本日は、趣向を変えて、最近、よくお問い合せいただく
皆様からのご質問について、書かせていただきます。

ご参考になりましたら、幸いです 


Q1:りんぷうの会の会員にならないと能楽撮影講座や
撮影会などに参加できないのでしょうか。

A1:いいえ。

りんぷうの会で行っている能楽関連の教室や撮影会などは
会員になっていただかなくても、ご参加いただけます。

閉鎖的な会員組織ではなく、風通しのいい、
楽しい会を目指しております。

はじめての方でも、どうぞ安心してご参加ください。


Q2:能楽の舞台撮影会に必要な機材を教えて下さい。

A2:必要な機材は以下の通りです。

・一眼レフ・カメラ (フィルム・デジタル いずれでも可)
・200~300mmくらいの望遠レンズで、できればF値の小さい明るいレンズ
    ※アップを狙うなら400~600mmくらいの望遠レンズ
・三脚 ←フラッシュ撮影禁止のため必須

上記のほか、予備のバッテリー、フィルム・カメラの場合は、
ISO800か1600のネガ・カラーフィルムやモノクロ・フィルム、
デジタルの場合は、各種メディア・カード(複数枚)などが必要となります。

撮影会となりますので、通常の舞台撮影で必要となる
消音ケースは不要です。


Q3:能楽について、まったく知識がありませんが、大丈夫でしょうか。

A3:はじめての方でも、大丈夫です。

能楽研究撮影会の当日には、会長の神田佳明による撮り所解説や
撮影指導があり、また、副会長の三浦裕子による分かりやすい
能楽曲趣解説も行っております。

また、事前勉強会や講座も行っておりますので、
よろしければ、ぜひ、ご参加ください。


Q4:能楽の舞台撮影に当たって、特別な撮影技術が必要でしょうか。
カメラ初心者には、撮影が難しいでしょうか。

A5:思い通りの能楽の舞台写真を撮影することは、
初心者の方でなくとも容易ではないと思われますが、
一眼レフ・カメラの基本操作をマスターされている方であれば
特段、撮影に当たって技術的な問題はないと思います。

ただし、デジタル・カメラを使用される方は、
ご自分のカメラのホワイトバランスの設定方法詳細について
事前によくご確認ください。

光源が、能楽の舞台の場合、タングステン光になりますので、
ホワイトバランスを正しく設定する必要があります。

フィルム・カメラの方は、ネガ・カラーで撮影いただき、
プリント時に色補正していただくことになります。

なお、残念ながら、タングステン用=Bタイプの
ISO320のリバーサル・フィルムが既に製造中止となっているため
リバーサル・フィルムでの撮影は難しくなっております。


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■能楽は楽しいです!!

2010年05月11日 | 管理人・オガタより
友人・知人に能楽撮影に夢中・勉強中~と話すと
たいていは、「ずいぶんと、またレアなものを…」とか
「年の割に、渋い趣味だねー」などと言われることが多い
ブログ管理人・オガタでありますが、そのたびに、
「いやいや、ともかく、すごく楽しいから、いっぺん
舞台を見てよ~」と力説しております。

りんぷうの会の会員一同も、やはり能楽に魅せられ、
その舞台の素晴らしさを何とか自分のカメラでとらえたい!!という
熱い思いから、能楽研究会などに参加し、日々、精進を続けております。

そうした会の活動の一端を当ブログで、能楽になじみのない方々にも
お伝えできればと思い、ブログを運営させていただいております。



冒頭の写真は、りんぷうの会を主宰する会長の神田佳明のものです。

ちなみに、これは、私見ですが、最近、よく耳にする
「コーチング理論」の4タイプでいうと、神田先生は
典型的な「プロモーター」タイプだと思います。

「プロモーター」というのは、陽気で明るい仕切り屋、
ムードメーカーでプロデューサー的な役割がピッタリのタイプを
いうらしいです。

能楽研究家で、りんぷうの会の副会長の三浦裕子先生は、
そのまま、学者肌タイプの「アナライザー」型で、
冷静沈着で感情が表に出にくい事務局長の伊東功一氏は
「コントローラー」タイプだと思います。

私、管理人・オガタはというと、タイプ分けのテスト結果では
かなり純度の高い「アナライザー」型になってしまうのですが、
本人としては、隠れ「コントローラー」タイプではないかと
思っております。違うでしょうか??

…以上を踏まえると、りんぷうの会の幹部・スタッフには、
「サポーター」タイプ該当なしとなってしまいますが、
やさしい会員の皆様とブログ読者の皆様が「サポーター」で当会を
温かく支えていただいているのだと日々、感謝しております。



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■霞ヶ浦の七色帆引き船撮影会にて・・・西出 求さんの作品

2010年05月04日 | 会員写真ギャラリー
先日の今泉修三さんの作品に続いて
去る2010年3月13日に行われた、りんぷうの会・特別撮影会
―霞ヶ浦の七色帆引き船撮影会で、
会員の西出 求さんが撮影された作品です。

同じ日に同じ場所から撮影された写真ですが、
今泉さんの写真とは、だいぶ違った趣があると思います。

西出さんの作品のほうが、ドキュメンタリータッチでしょうか。




↓こちらの白い帆引き船の写真は、詩情あふれる感じで
個人的に大好きな作品です 
(注:このブログの執筆者は、ブログ管理人のオガタです。)




↓うねるような曲線美が魅力ではないでしょうか。
ユニークな作品だと思います 



ちなみに、西出さんの作品はフィルム・カメラで撮影、
今泉さんの作品はデジタル・カメラで撮影されたものになります 

また、西出さんは、行方市観光協会の「秋の帆引きフォトコンテスト」に
入賞されています。→行方市観光協会 フォトギャラリー


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【申込受付終了】 神田佳明担当のコダックフォトスクール講座ご案内  

2010年05月03日 | 能楽撮影教室のご案内
■下記の教室は、おかげさまで、ご好評のうちに
受講申込を締め切らせていただきました。
ありがとうございました■


 本日は、りんぷうの会の会長である神田佳明
写真教室のご案内をさせていただきます。

りんぷうの会で主催している教室ではなく、
コダックフォトスクールの中の一講座になりますが、
能面の傑作を東京・銀座のプロ・スタジオで存分に
撮影できるという、ぜいたくな内容の講座です 

しかも、今回は、能面撮影だけではなく、
能面打ち師の作家の方の工房を探訪撮影する
特別企画もあります


【コダックフォトスクール 神田佳明講座】

◎6月開講 全5回 6/10・6/24・7/8・7/21・8/12
        ※7/21のみ水曜日で、他はすべて木曜日

◎会場/お問い合せ

日本ジャンボー株式会社
ケイジェイイメージング事業部スポットPB部
〒104-0061 東京都中央区銀座1-3(インズ3隣)
TEL:03-3567-4602 FAX:03-3561-7305
*電話応対時間*
月~金曜日/9:00~19:00 
土曜日/10:00~18:00 日曜・祝日休み



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