「りんぷうの会」 公式ブログ

会長:神田佳明(能楽写真家)
能楽撮影教室・能楽舞台撮影会は現在、休止中です

意外な写真シリーズ その3 森田研作プロの作品です♪

2011年04月23日 | 会員写真ギャラリー
先日の今泉修三さんの作品に続きまして、意外な写真シリーズの第3弾です

本日は、当ブログ常連読者の方には、おなじみの森田研作さんの作品になります。

森田さんは、りんぷうの会の能楽舞台撮影会などのイベントに熱心にご参加いただいておりますが、
実績ある腕利きのプロカメラマンの方です。

能面写真展なども毎年、開催されており、さすがに風格ある作品で
見ていて本当に作品世界に引き込まれる感じです。

森田さんは長年、広告写真の分野でもご活躍されているので
スタジオでの物撮り写真が見事なのは存じておりましたが、
お花の写真を撮られるとは、ちょっと意外でした。

でも、森田さんご本人にしてみれば、特に意外でもないのかもしれません。

冒頭の写真、やさしい感じのチューリップの花ですねー
デジタルだとオリジナルの色が出にくいようで、
本当はもっと柔らかなピンク色なのですが。。。

森田さんによると、趣味でスタジオ撮影する「遊び心写真」は
だいたい大判カメラで撮影されるということでしたので、
たぶん、この写真も大判フィルム撮影だと思います。
(今度、ご本人に確認してみます~



こちらは、また雰囲気のあるバラの写真。

これから5月、バラの花の季節になりますが、
こういう撮り方は、なかなか常人にはできないと思います。

モノトーンの渋い感じの背景とクリーム色のバラの花の美しさが
好対照の作品ですね。

そして、次の作品は、一転して明るい夏の雰囲気の写真です。



サンダーソニアの元気のいい黄色が目にも鮮やかな作品。
この花独特のつやっぽい質感もよく出ていると思います。

実は、オガタは前にも書いたかもしれませんが、花の写真や風景写真など
ネイチャーフォト撮影は、かなり苦手

拝見するのは好きなんですが、自分で撮るのは、どうもダメです。。。

森田さん曰く、やはりセンスと絵心がないとねー、ということでした。

「いい絵画作品の本物を美術館で、たくさん見るといいよ」とのアドバイスをいただきましたが、
オガタが好きなのは、マグリットとかジャスパー・ジョーンズの絵なので
根本的に、どうも花写真・ネイチャーフォトには不向きなのかなあと思いました

それは、ともかくとして、森田研作プロの遊び心あふれるお花の写真、
いかがでしたでしょうか。

森田さんからは、ほかにも傑作写真作品をお預かりしておりますので、
後日、また、ご披露できればと思います♪


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意外な写真シリーズ その2 今泉修三さんの巻です♪

2011年04月21日 | 会員写真ギャラリー
ちょっと今日は趣向を変えまして、ガラッと違うジャンルの写真をアップいたしました~

題して、意外な写真シリーズ その2です。

その1は、先日、掲載させていただきました能楽研究家で、りんぷうの会・副会長の
三浦裕子先生撮影のハワイ写真
でした。

今回の第2弾は、りんぷうの会・会員で、実力派カメラマンの今泉修三さんのバリ島写真です。
被写体のお姉さん、とても美人さんですが、表情がいいですねー。

今泉さんは、渋い感じの梅の写真を撮影されたり、ある時は、また、超かわいいメジロの写真
撮影されたり、守備範囲が広いですが、共通しているのは、どの写真も見る人を
楽しい気持ちにする、明るい写真ということだとオガタは思っております。

今泉さんご自身からして、どこか愛嬌のある、とても楽しい方なので
撮影される作品も、おのずと「今泉カラー」になるということでしょうか



こちらも、インパクトのある楽しいバリ・ダンスの写真です。

「静止画」なのに、今にも動き出して、踊りの続きが目の前で繰り広げられそう。

色彩や太陽光の強さが、いかにも南国バリという感じですが、
何ともユーモラスな雰囲気は、やはり今泉流で魅力的な作品だと思います。


さて。
意外性のある作品シリーズ、今後もまだまだ掲載予定であります。
次回は、プロカメラマンの森田研作さんの巻をお送りします。

そして、厳島桃花祭の写真の追加版についても、現在、掲載準備中です。

色々、盛り沢山に掲載予定ですので、どうぞ、お楽しみにお待ちください。



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厳島神社の桃花祭に行ってきました~

2011年04月20日 | 管理人・オガタより
去る4/16(土)・17(日)・18(月)の3日間、例年通り
厳島神社の桃花祭が開催され、りんぷうの会の有志一同、御神能を拝見して参りました。

18日(月)はあいにくの雨だったようですが、私たちが滞在した16日(土)・17日(土)は
穏やかな晴天に恵まれ、春らしい暖かな海風を感じつつの幸せな観能で一同、大感激でした。

管理人・オガタは、仕事の関係で土曜日の夜、広島入りし、
翌朝、猛ダッシュで厳島に駆け込み(←でも予定より寝坊してしまいました )舞台を拝見し、
同日の夜には新幹線で帰京するという無茶なスケジュールで、年齢と体力の限界を再認識いたしましたが、
想像以上に厳島神社の能舞台が素晴らしく、無理して出かけて本当に良かったと思っております。



こちらは、能舞台にかけられていた幕です。
微妙な淡い黄色で、とてもきれいでした。
PCのモニターによって見え方が違ってくるので、
きちんと色再現できているか、ちょっと心配ですが…。



日差しが強くて松の木も輝いていました。
浜辺では、早くも潮干狩りしている人が大勢、見受けられました。

とはいえ、観客席は海風吹きっさらしで、かなり寒かったです。
冬のコートに手袋、マフラー着用でも結構、冷えました~

来年、観能される方、十分な防寒対策が必要ですのでご注意ください。

それと、ツイッターのほうにも書きましたが、宮島名物の牡蠣と穴子、本当に美味でした。

よく「名物にうまいものなし」なんて意地悪な言葉を聞きますが、
厳島については、そんなことありませんで、東京では食べられないお味でした。

もみじ饅頭も甘かったですが、思ったより皮がカステラのように
ふわふわで柔らかく、上品なお味で美味しかったです。

次回、再訪の際は、もっと時間に余裕をもって、2泊3日くらい
のんびりしたいなあ、と強く思いました次第です。

以上、短いですが、厳島桃花祭レポートでした~



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毅然と咲く狂言のDNA ― 山本則直一回忌追善 山本会別会によせて ―

2011年04月13日 | 能楽公演・能楽関連イベントのご案内
「毅然と咲く狂言のDNA」

余震が続く騒然とした世にあっても、日本を代表する花のさくらが満開を告げている。

狂言を代表する山本則直(のりただ)師が逝って満一年、
大蔵流山本家の別会が「山本則直一周忌追善」として4月16日、
東京千駄ヶ谷の国立能楽堂で公演会が開かれる。

則直師の芸風は毅然として大きく、その声は天下一と言われた。

別会では孫に当たる凜太郎君が三番三を舞う。
「いろは」で初舞台踏み、則直お爺ちゃんの背中にちょこんと乗った「金津」の幼い姿が
つい先日のように思い出されるが、体内に流れる爺ちゃんのDNAが、受け継がれ、
三番三で打ち振る黄金に輝く鈴の華を見事に咲かせてくれると確信している。


        能楽写真家・りんぷうの会会長 神田佳明



【山本則直一周忌追善 山本会別会】

平成23年4月16日(土) 開演 午後1時半 国立能楽堂

「翁」 翁 狩野鵬 千歳 山本則孝 三番三 山本凜太郎
狂言 「花子」 山本則重
仕舞 「江口」 友枝昭世
仕舞 「融」  塩津哲生
一調 「楽阿弥」 山本則俊 小鼓 鵜澤洋太郎
狂言 「東西迷」 山本東次郎
狂言 「鬮罪人」 山本泰太郎

http://www.kyogenyamamoto.com/information/

春本番になって参りました。

2011年04月13日 | 管理人・オガタより
いつの間にか、すっかり春らしい陽気になり、桜の花も早いもので東京では葉桜になって参りました。

最近では、街路樹のケヤキの新緑が段々と鮮やかになってきて
本当に春本番なんだなあ、と実感いたします。

りんぷうの会では、先週の木曜日(4/7)に能楽撮影教室の
第一回目講座を無事、開催させていただきました。

管理人・オガタは午後クラス出席だったのですが、久しぶりに元気な
会員の皆様とお会いでき、また楽しく能楽講座を一緒に受講できて
とてもでした~。

満席だったので、ちょっと窮屈でしたが、その分、皆様の
熱気と盛り上がりが身近に感じられました。

そして、教室で嬉しいニュースを伺いました

当ブログにも何回かご登場いただいております、
会員の藤田ひろみさん
が、このほど写真集をお出しになったということでした。

教室で拝見させていただきましたが、とてもおしゃれで美麗な写真集です。
しかも、ロシア・エルミタージュ美術館の学芸員であるアレクセイ・ボゴリュボフ氏の豪華解説付きでした。

藤田さんの写真集につきましては、また、後日、特集記事として詳しく
ご案内させていただければと思います。

お楽しみにお待ちください。




◆冒頭の装束写真は、会長の神田佳明撮影です。


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珍しい方の意外な写真~♪

2011年04月07日 | 会員写真ギャラリー
きれいな夕景写真です

さて。撮影したのは、どなたかと申しますと、ちょっと意外ですが
武蔵野大学客員教授で能楽研究家の三浦裕子先生であります

場所も少し意外ですが、ハワイということでした。

日頃、いかにも「やまとなでしこ」然とされ、和服の似合う三浦先生と
常夏のハワイと何となくイメージとして結びつきませんが、
海岸で泳いだりもされたそうです

種明かしすると、ハワイで国際会議(学会)があり、参加されたということでした。

ノースショアという北部の浜辺の夕陽だそうで、よく見ると、画面左下に
沈む太陽をじっと見つめている子供さんが写っています。
(三浦先生のご友人のお子さんとのことでした。)


こちらは、ウマイワ・ベイという、映画「ブルーハワイ」のロケ地となった
珊瑚礁の美しい浜辺の写真~

映画「ブルーハワイ」をご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんね。
エルヴィス・プレスリーがハワイを舞台に大活躍する明るい娯楽映画です。

ちなみに、管理人・オガタは知ってます、「ブルーハワイ」。
だいぶ前ですが、ビデオで見たことがあります。


ワイキキのブティックの写真です。


ショーウィンドウは、こんな感じ。

さて、何かお気づきにならないでしょうか。
分かった方は、相当、目ざとい方です。


そう。「PRAY FOR JAPAN」の張り紙があるんですね。

三浦先生によると、ハワイでは日本人観光客が少なく、
ちょっと閑散として寂しい感じだったそうです。
飛行機も、かなり空いていたとか。

そういえば、昨日、打ち合わせで震災後、はじめて銀座の街を歩きましたが、
いつもより人通りが少ない感じでした。
特に地下道が、ガラガラで、こんなにも平生と違うものかと実感しました。

今、東京の桜は満開です。
でも酒宴はご法度だと、おエライ方の仰せ。

今年の桜の花は、どこか今までと違った風に目に映ります。


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「去る月」も過ぎ去り、4月になりました!

2011年04月03日 | 管理人・オガタより
◆ちょっとご無沙汰してしまいました。すみません。

最近、ツイッターばかりしていてブログの更新が滞っており、
更には、ホームページに至っては未だ冬眠状態で
管理人として、大変、申し訳なく思っております

1月は「行く月」2月は「逃げる月」3月は「去る月」~と言うけれど。。。などと
ブログのタイトルに記載した
のが、はるか昔のことのように思えます。

が、振り返ってみれば、あれは3月1日の話で、まだ1か月しか経っていないんですねー。

震災前のことは、何だか大昔のように感じられます。


◆さて。4月です。
神田佳明会長による能楽写真教室が、いよいよ7日(木)より開講です。

講座の模様など当ブログで随時、お知らせする予定です。
お楽しみに、どうぞ~


◆冒頭写真は、おなじみ、管理人・オガタの愛犬グレースです。
今月で9才になりますが、おかげさまで元気に跳ねまわっております。

ちなみに、このカットは、デジカメではなくフィルムカメラで撮影。
ポジではなく、ネガカラー・フィルム(富士フイルムのVenus400)です。

軟調な質感とか、やはりデジタルよりいいと思うのですが、いかがでしょうか。

ちょっと芝生部分のグリーンが強いのは、富士フイルム独特の色のように感じます。
コダックだと、こうはならないはずですね。



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