「りんぷうの会」 公式ブログ

会長:神田佳明(能楽写真家)
能楽撮影教室・能楽舞台撮影会は現在、休止中です

昨日は、りんぷうの会・有志参加のフォトセミナーでした

2011年02月26日 | 管理人・オガタより
ツイッターのほうで、ちょこっと、つぶやいたのですが、
昨日は、某カメラメーカー様のご協力により、
りんぷうの会・有志参加でデジタルカメラ基礎講座開催でした。

会場が、東京タワーとスカイツリーが見える高層階
気分はすっかり「おのぼりさん」でした
(オガタは都会が苦手で、仕事以外で都内に出ることは稀です。)

講師の先生だったプロ・カメラマンの方が本当に
教えるのが上手な方で、テンポよく面白いお話に、具体的で分かりやすい作例ありで
おかげさまで、参加者一同、大変、勉強になりました。
ありがとうございました

「ヒストグラム表示を気にしすぎない」とか「VIVIDモード取扱注意」など
なるほどなあ、と思い当るフシのあるオガタでありました


*「ヒストグラム表示」:デジカメで画像再生時に露出の目安として
表示される分布図のこと。適正露出であるか気になりだすと神経質にチェックすぎて
かえって、いい写真が撮れなくなることもあるようです

*「VIVIDモード」:色鮮やかに撮影したいとの意図から、このモードを選ぶのはNG。
曇り空や霧など低コントラストになってしまう場合に使用するモード。
銀塩カメラで言うと、スカイライトやUVフィルターのような役割でしょうか。
ベルビア(←高彩度で人気の富士フイルム製ポジ・フィルム)っぽい仕上がりを
期待して使うと色飽和現象になりやすいよう。



それと、やはりデジタルの世界は日進月歩で技術革新が早いと再認識しました。

でも、いいカメラが出ても、使いこなせないと意味がないし、
どんなカメラを使おうと、基本は同じで大事。
最新技術に振り回されず、賢く活用して、いい写真が撮れるよう
自分の腕をまず磨かねば~と思いました次第です。


◆冒頭画像は、りんぷうの会・会員の今泉修三さん撮影の「満月枝垂れ梅」。
梅の花好きのオガタのリクエストにより送っていただきました。
ありがとうございます

今泉さんの写真にしては、わりと渋め(?)ですが、
梅の枝ぶりが印象的で面白いと思いました。

ご参考まで、今泉さんの最近の写真で、
こちらが、雰囲気ある夕景写真→http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/2f/0f8e5fbd4bdfbe8616c8b66e1dd09089.jpg

こちらは狂言面作品→http://blog.goo.ne.jp/rinpoonokai/e/684eb095a81a2c67ed8466bf23f4d63a



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大山朝子さんのデンマーク写真特集!

2011年02月25日 | デンマーク・フランス旅行写真選
大変、長らくお待たせ致しました~
昨年10月、りんぷうの会で能楽写真展をデンマークにて開催した時の
旅行参加者の皆様の傑作・名作・力作写真のご紹介です

「近日掲載予定~」と言いながら、だいぶ、日にちが経過してしまい
大変、申し訳ありません

本日は、第一弾です。
会員の大山朝子さん撮影のデンマーク写真選

冒頭の写真は、運河のように見えますが、
コペンハーゲンは港町、つまり海の写真です。


ちょっと隅田川に似ているようにも感じましたが、
そこは、やはりデンマーク。さすがに(?)もっと素敵でした。



こちらがコペンハーゲンの街中のカット。
何てことのないはずの建物でも、朝の空の青さが冴えわたる感じで
とてもきれいに見えました。

大山さんは、海外経験が豊富で、とても旅慣れたご様子でした。
そして、ヨーロッパの雰囲気が、よく似合っていらっしゃるようで
撮影された写真も、おしゃれで上品な感じだと思います。

実は、今回、掲載の写真ですが、ご本人がセレクトされたものもあるのですが、
オガタの趣味で選ばせていただいた写真もあります。
私の責任編集のもと、「大山さんらしくて、いい写真~」と思った作品を
中心に掲載させていただきました。
もしかすると、ご本人にとって意外なセレクトもあるかもしれませんし、
気に入っていただけるか、ちょっとドキドキものでもあります



かわいらしいお花の写真。
大山さんが、この写真を撮られた時は団体行動中だったはずで、
となると、私も近くにいたはずなんですが、
「こんなお花、どこに咲いていたのかな??」と思いました。
全然、気が付かなかったですねー。

当たり前のことですが、同じ場所・同じ時間であっても、
見るもの・撮るものは、人それぞれ、違いがあって面白いです。



こちらは、また、何気ない街の写真のようでいて、
どこかユーモラスな雰囲気があると思います。

大山さんいわく、「リュックを背負って杖を持っている、この女性を見て、
デンマークであっても、どこであっても、人間、年をとるのは同じだと思い
安心しました~」ということでした。

それにしても、右側の赤いコートの女性は、なぜリュックの女性を注視しているのでしょうか?
ちょっと気になるところです。。。



これは、誰の像だか、お分かりになるでしょうか。
デンマークと言えば、この人しかいない、という超有名人ですが…。

この像は、ほかの方も皆さん、撮影しておられたのですが、
こういう撮り方をされたのは大山さんだけだと思います。

そっぽを向いて、しかも影になっていて独特の雰囲気が、いい感じです。



こちらが種明かしの写真~。アンデルセンの像でした。
最初の写真は、朝の写真で、こちらは日中、明るくなってからの写真です。
比較していただくと、よりいっそう面白味があるかと思います。



大山朝子さんのデンマーク写真、ラストは子供の写真です。

かわいい女の子ですが、ちょっと顔が曇っています。
お母さんに叱られたのでしょうか。
足早な感じは、泣きべそをかきながら
怒っているお母さんを追いかけているようにも見えますが、
実際のところは、どうなのでしょうか。

大山さんに今度、お会いした時に伺ってみようと思っております。


◆本日は、りんぷうの会・会員の大山朝子さんのデンマーク写真をお送りしました~
オガタ責任編集で掲載させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せ下さい

ほかのメンバーの方の写真も順次、掲載予定です。どうぞ、お楽しみに~



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1日遅れの「猫の日」記念写真♪

2011年02月23日 | 会員写真ギャラリー
昨日は2/22、「にゃん・にゃん・にゃん」ということで「猫の日」でした。
ということで、1日遅れになってしまいましたが、本日は猫ちゃんの写真特集です

撮影は、以前、猫の写真で二科展に入賞されている、りんぷうの会・会員の川島あつ子さんです。

川島さんは、昨年、能楽写真でも二科展に入賞されている優秀な写真家の方で
猫が大好きで、長年、猫の写真を撮影されていらっしゃるそうです。

とても美形で、何やらセレブな雰囲気の猫ちゃん。
メイン・クーンでしょうか。(←違ったらゴメンなさい

川島さんのご友人の方の愛猫ちゃんということでした。



こちらは、また、すい込まれそうにきれいな目が印象的な写真です。

気品があり、いかにも賢そう
川島さんによると、とてもいい子だったそうです。

レースの衣装が似合いそうで「長靴をはいた猫」を連想しました。



同じ猫ちゃんですが、ちょっとワイルドなカットです。
とても魅力的な表情ですねー

やはり技術もさることながら、猫が大好きな撮り手でないと
なかなか、こうは撮影できないと思いました。

川島さんご自身も猫ちゃんたちに囲まれて、ずっと生活されていらっしゃるそうで
猫の気持ちが良くお分かりになるんだと思います。

…猫を飼ったことのないオガタが憧れる境地です。
自慢ではありませんが、道端で出会った猫を撮ろうとして、よく逃げられます
犬は、どんな犬種でも、かなり得意なんですが。


川島あつ子さんの猫写真、いかがでしたでしょうか。
川島さんからは、ほかにも猫の作品を多数、お預かりしておりますので、
また、後日、ご紹介させていただければと思います。
お楽しみに~




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3月3日開講!三浦裕子の能楽講座、詳細案内です

2011年02月17日 | 三浦裕子の能楽講座のご案内
先日もご案内しましたが、武蔵野大学客員教授で能楽研究家の
三浦裕子先生の能楽講座を3月3日(木)、桃の節句に東京・銀座にて開催いたします。

おかげさまで、昨夏の三浦先生の能楽講座(能楽茶話会)は、大変、ご好評をいただきました。

今回も前回に引き続き、三浦先生の分かりやすい名解説が期待できます

テーマは、狂言の魅力について。
能楽初心者の方にも、そして、長年の能楽ファンの方にも
自信をもって、おすすめいたします。

今回の講座は、3月23日(水)に開催される狂言撮影会の事前勉強会を兼ねておりますが、
りんぷうの会の会員以外の方のご参加もお待ちしております。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。



【三浦裕子の能楽講座(能楽茶話会)】

◎開催日時:3月3日(木) 午後2時~4時

◎場所:喫茶店ゼルコ-バ 東京都中央区銀座2-3-4

◎講師:三浦裕子(武蔵野大学客員教授/りんぷうの会副会長)

◎テーマ:狂言の魅力について―狂言「止動方角」「仁王」を中心に(予定)

◎会費:2,000円 (コーヒーまたは紅茶・資料代を含む)




お問い合わせにつきましては、お手数ですが、当ブログのコメント欄を
ご利用いただくか、当会公式ホームページのお問い合せフォーム経由で
お願い申し上げます。

●りんぷうの会 ホームページのお問い合せフォーム●
http://rinpoo.com/mailform.html



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ツイッターに挑戦しております

2011年02月16日 | 管理人・オガタより
ツイッターを始めました~

当ブログの左端の項目欄の下のほうに「ツイッター」という見慣れないものが
増えておりますが、ここから見られるようになっています。


★ツイッター(Twitter)とは・・・

簡易的なブログのようなものですが、
1回に記入できる記事の字数制限が140字以内と決まっています。

ブログよりも簡潔・手軽に書き込みできて、情報伝達スピードが速いようです。

説明するより、見ていただいたほうが早いので、横浜能楽堂のツイッター画面をご案内します。
http://twitter.com/YokohamaNogakud

ツイッターの画面は、インターネットにつながっていれば
パソコンや携帯電話などから誰でも見ることはできますが、
気になる人・発言に対して自分からコメントを
送りたい場合は、ご自身もツイッターに登録する必要があります。

ツイッターの登録・利用は無料です。
(パソコン・携帯電話から書き込みする際には、
当然、インターネット利用なので通信料はかかりますが。)

もっと詳しく知りたい方は、下記のサイトをご参照ください。
*ツイッター公式ナビゲーター[ツイナビ]
http://twinavi.jp/guide

また、下記の勝間和代さんのサイトも初心者向けでわかりやすく、参考になると思います。
*勝間和代のTwitter初心者のための使いこなしの10ステップ 
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2009/10/twitter10-e4b8.html


オガタは、ツイッター初心者です。
どなたか、お詳しい方、いらっしゃいましたら、色々、ご教示ください。
また、メッセージもお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

以上、管理人・オガタより、ツイッター開設のお知らせでした~



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出雲康雅師の絶世の美女・江口 (by 佐口武子)

2011年02月11日 | 会員写真ギャラリー
前回に引き続き、りんぷうの会・会員の佐口武子さんの
能楽写真をお送りしております~

今までの能楽写真と、やや趣が異なりますが、
とても美しい「江口」の舞台写真だと思います。

シテは、喜多流能楽師の出雲康雅師。


* 能「江口」とは…

淀川下流の江口の里が舞台。
往時、江口の里は交通の要衝であり、遊女の里としても知られる土地柄で、
西行法師が、機知に富む遊女・江口の君に、一夜の宿を断られたという
伝説がベース。

前世の因果で遊女となった我が身を嘆く江口の君が、
悟りを得て、普賢菩薩に生まれ変わり救済されるというお話。

*参考*
三浦裕子著 『面からたどる能楽百一番』(淡交社刊)


「小面(こおもて)」の可憐な美しさが光る佐口さんの
傑作写真のご紹介でした~♪



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りんぷうの会・会員の佐口武子さんの能楽舞台写真のご紹介です!

2011年02月10日 | 会員写真ギャラリー
先日、能面撮影に楽しく挑まれているお姿を当ブログにて、
ご紹介させていただきました佐口武子さん

本日は、佐口さん撮影の能楽写真作品をお送りいたします

冒頭写真は、能「白田村」。シテは喜多流能楽師の出雲康雅師です。

坂上田村麿の武勇を主題とする曲で、通常は、「田村」という曲名で知られていますが、
喜多流では、この写真のような白い装束着用で演じられる特殊演出の場合、
「白田村」と呼ぶそうです。

以前、ご紹介させていただいた佐口さん撮影の能「鵺」の写真もそうでしたが、
この「白田村」も、アップを大胆に狙ったインパクトの強い、いい作品だと思います

竹を割ったような思い切りのいい佐口さんのお人柄が表れているようにも感じます。



こちらは、能「巴」の舞台写真。シテは同じく出雲康雅師です。

巴の美しくも凛々しい女武者ぶりがストレートに伝わる、力強い写真だと思います。

佐口さんは、アップの写真だけでなく、
引いた形で、撮り所をきっちり撮影されるのもお手の物。

横浜能楽堂名物の鏡板の梅の花も、しっかり画面内に写っていて
フレーミングもいいと思います。

ちなみに、この「巴」のカラフルで見事な装束は、鎧兜=甲冑姿を表しているそうです。
目にも鮮やか、きらびやかで本当に美しかった出雲先生の「巴」の舞台姿を
佐口さんの作品を拝見して、しかと思い出したオガタでありました~


◆今回、ご紹介した作品以外にも、たとえば、能「江口」の舞台写真など
いい作品があるのですが、まだ、佐口さんご本人のご了承を得ておりませんので
後日、また、ご紹介できればいいなと思っております。



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4月開講!神田佳明の能楽撮影教室のご案内

2011年02月01日 | 能楽撮影教室のご案内
先日も大まかにご案内させていただきましたが、
お問い合せが多数、入っておりますので、4月より東京・銀座にて
開講の能楽撮影教室について、詳細をお知らせいたします。

今回の講座は、のちに継体天皇となった、愛しい皇子から
賜わった花籠を通して、恋の情念を描く能の名作「花筺・はながたみ」を中心に、
美形の能面「孫次郎」と「べし見悪尉」を間近に鑑賞しながら撮影します。

また、今回、特別に、横浜能楽堂研修舞台にて、喜多流能楽師の
出雲康雅師から、撮影曲の舞どころ、聞かせどころを演じて戴くと共に、
撮影者にも「花筺」の謡の詞章を唱和するなど、舞姿にカメラを向けるだけでなく、
撮影作品を深く理解し、人に語れるような、花も実もある講座を目指します

加えて、いつもの装束付けと、面を掛けた「花筺」の舞台も同じく
横浜能楽堂研修舞台にて撮影します

講座の中では、武蔵野大学客員教授で、りんぷうの会の副会長である三浦裕子先生
からも能楽の歴史を学べますので、能楽初心者の方にもおすすめです

本講座は、今年7月に横浜能楽堂にて開催予定の能楽撮影会の
撮影曲である、能「花筺」と「鞍馬天狗」の事前学習も兼ねております。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます


◆冒頭画像は、以前の能楽撮影講座での能面撮影風景です。

おなじみの神田佳明と、いつもプラスのオーラ全開、
明るく楽しい佐口武子さんの名コンビ

「能面撮影よりも、やっぱり本命は舞台撮影~」と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、地味と思われがちの能面撮影も
一度、体験してみると、やみつきになる 面白さです。

実は、カメラマンの腕とセンスが如実に表れてしまうのが
いわゆる「ブツ撮り」の醍醐味であり、怖さでもあると思います。

…かく言うオガタ、いつも能面撮影では四苦八苦 しております。

雑な性格が出てしまって、いまいちツメが甘くなりがちなので、
今度こそ、落ち着いて丁寧に撮ろう!と、今から心に決めております次第です



【りんぷうの会・主催 能楽撮影講座】

◎4月開講 全4回 4/7(木)・5/12(木)・5/18(水)・6/2(木)

  1回目  2011年4月7日(木) 10:30~12:30 または 14:00~16:00
       銀座・スポット教室にて 講座ガイダンス・講義 

  2回目  5月12日(木)10:00~14:00 銀座・スポットスタジオにて
       能面、二面の撮影実習

  3回目  5月18日(水)9:00~12:00 横浜能楽堂にて 
       能の仕舞など撮影実習

  4回目  6月2日(木) 10:30~12:30 または 14:00~16:00  
       銀座・スポット教室にて 撮影実習作品の講評および
       フォトクリニック

   ※午前クラス・午後クラスの2クラス制(事前選択)となります。


◎講師:神田佳明(JPS会員・能楽写真家協会会員)

◎受講料:17,000円


お問い合わせにつきましては、お手数ですが、当ブログのコメント欄を
ご利用いただくか、当会公式ホームページのお問い合せフォーム経由で
お願い申し上げます。

●りんぷうの会 ホームページのお問い合せフォーム●
http://rinpoo.com/mailform.html



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